とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

アボカドオイルを買い求めて

2019-09-02 20:25:50 | グルメ
私の勤務先は17時半が定時だ。

今日は定時上がり。
今週末のバーベキューのための食材を買っておきたい。
トマトを使った前菜を用意しようと思っているが、仕上げにアボカドオイルとバルサミコ酢があればより一層おいしくなるはず、と目論んでいるのだ。
会社を足早に離れて、駅に向かう道すがら、色とりどりのサリーをまとった数人の女性に出会う。
着飾った彼女たちを追い抜く前に、同僚が向かい側からやってきていた(たぶん時差勤務でお昼休みをとって会社に戻るところ)のに、私に挨拶しようとしているのを危うく無視しちゃうところだった。なぜなら、サリーの群れがあまりに色っぽくて目が釘付け。サリーって、体のラインがはっきりわかってしまうんだなぁ。(写真撮りたかったなー)
和服はこれに比べたら民族衣装というより、中に防弾チョッキを仕込んでいる戦闘服みたいな印象だ。
最寄駅でもサリーをまとった奥さんとグレーのスーツにちょこんとインド帽(?)らしきものを頭に乗せた旦那さんをみかけた。今日はなんかあるのかしら。

少し混雑のある電車を降りて、アボカドオイルを買い求め、通勤ルートの途中のターミナル駅で駅の周りを半周。
歩数を稼ぎたい、というのもあって、最初はだいぶ回り道。途中に千疋屋のフルーツジューススタンドがある。
たまには、って思ったけど、カロリー高そうだし、ここも足早に通り過ぎることにする。意味もなくファッションフロアをひととおり巡ったり、雑踏の中を歩いたり。定点カメラのある大きな改札口付近で再会を喜んでハグする男女あり、ひょっとしたら小学生なんじゃないの?という、お化粧の濃い、妙なドレスアップの女の子二人連れとか。異国の街でも歩いているみたい。

外を歩いたのが堪えたのか、だんだん喉が渇いてきた。
成城石井にたどり着き、店内を一回りして、オリーブオイルすらも扱っていないことに気が付く。チーズやハムはあるのに。
がーん。
ならば、となりの百貨店の地下へ行こう。いわゆるデパ地下だ。
贈答品は上のフロアだが、半地下っぽいフロアは鮮魚・精肉、高級果物に野菜も扱っている。当然、ハーブや調味料だって扱っているはず。
高級フルーツを扱っている店舗が、200~300ccくらいの透明なカップに入ったカットフルーツをガラスケースの中に並べていて、すぐそばのカウンターで若いお姉さんがアメリカ製のフードミキサーでジュースを作ってくれるらしい。
カットフルーツのカップには700円から900円に近い値段が貼られている。
…買えないよ。ちょっとたまにはいいよね、っていう値段じゃない。
売り場をぐるっと回ると、今半の名を掲げている精肉店。しゃぶしゃぶ用のスライスされたお高級そうな牛肉、100g1080円!(うまいんだろうなー)すっごいボーナスもらっても、買おうと思う日が来るとは思えない。
そしてどうやら、ここもオイルは扱っていない。

お高いものを見たせいか、どんどん喉の渇きが強まってきた。
しかたなく、有機栽培のオレンジとニンジンを使ったジュース(100ccくらいのちっちゃい紙パック)を買うことにした。
ジュースのコーナーはとても小さかった。きっとここには皆、高級な食材だけを買いに来るのだ。ふと、そのジュースコーナーの前にあったワゴンの中、とても美味しそうな惣菜パックが値引きされて置かれているのに気が付く。やっぱり売れ残りそうにはなるわけよね。
喉は乾いているが、お腹がペコペコというわけでもない。でも惣菜のうち、立派なロースとんかつはとっても美味しそうで、ボリュームのわりに「300円」と朱書きされている。元値は588円だ。
よっしゃ、これなら夫も文句は言うまい。ちっちゃな紙パックととんかつを買って400円くらいをSuicaで支払い。
行儀が悪いけど、ジュースはターミナル駅構内を移動しながら飲んだ。

次の百貨店では、ちゃんとアボカドオイルもあった。たぶん、前回のバーベキューで他の人が提供してくれた奴と同じ銘柄のはず。なんとなくラベルに見覚えがある。「高いし、滅多に売ってないんだよ」と言っていた。
すぐそばにバルサミコ酢もあった。へぇ~、5年熟成とか、8年熟成とかあるんだ。2000円台の5年熟成ものを選ぶ。8年熟成は3000円を超す。松竹梅、と言われたら竹。1000円台、2000円台、3000円台であれば2000円台のものを選ぶ、なんてわけではないが、なんとなく。

夫にロースとんかつを買ったことをLineで伝えると、ありがとうと返ってきた。
今晩の夕食はもう準備済みのはずだが、食べ盛りの息子がいるので、こういう惣菜はなにかと便利であるらしい。
(今度は夫が好きなものも買っていこうかな、たまには)
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