童人夢農場の山羊さん

薪焼きで有名なピッツェリア童人夢農場。新宿から1時間の自然溢れる空間。 髭のオーナー「山羊さん」が吼える!

野よ山よ ピッツァレストランからの悲鳴

2007年09月15日 18時12分01秒 | これでいいの?

【僕が山羊さんです】


薪焼きピッツアでお馴染みのドリームファームの山羊さんです。
 日本一のピッツァを提供する、お店ご案内ブログ【ピッツェリア 童人夢農場】はこちらへどうぞ。

 暑い夏も終わり9月も半ばになりました。  畑や山の草刈も山火事を出さぬよう最後の始末を始めなければなりません。  先日の台風でろくに山の手当てをしていなかったのが露呈してしまいましたが、ここ10年以上前から山の荒廃がめだって悪くなっています。

 下草刈り・・・枝打ち・・・間伐と30年、50年と丹精込めてスギ花粉を撒き散らしながら育て上げて、一本数千円から数万円ではだれも山などに力を入れません。  
とにかく人手のいる産業です。 
 これは農業にも言えて食料自給率が30%を割ってしまって(其のほとんどが米なので他の物はほぼ100%外国産)いざ鎌倉の時(まさにそれが今で、開発途上国〔中国・インド・ブラジル・・・そしてロシア〕の需要が増し日本への輸入が非常に厳しくなっています)食料危機に直面します。

 童人夢農場でも一昨年から原材料の値上げが続いています。  まったく値下がる要因はなく、今後もこの基調は続くようです。 
チーズ・オイル・粉・パスタ・トマト・オリーブ・コーヒー・香辛料・ジュース・・・・・
数%のアップでなく少なくて20%、50%は当たり前、トマトホールなど倍(200%)になります。

 単にコストだけであれば、輸入業者と童人夢農場とお客様の関係の値上げですみますが、S40年代の石油ショックが食料ショックとして再来する恐れがあります。
 石油からバイオ燃料への急激な転換で畑が食糧生産から燃料生産にシフトしてしまっているのも問題です。  そして地球温暖化の影響での気候変動。

 そして資本主義の行き過ぎ、とくに投資家(企業)の倫理観が欠如し拝金主義のみで動いてしまって、全て投機の対象にしている現実を何とかしないと・・・・・

 このような時、農協はまったく頼れないし、農水省はもっと酷いし、取り合えず地道に地域で(爺ばかりだけど、しょうがない)汗流して、蜂に怯えながら整備して行っきゃないわけです。

 相模湖町では「NPO法人緑のダム北相模」と言う団体ががんばっていらっしゃいます。

 ッと言うわけで、連休明けは忙しくなります。  CIAO 


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