【僕が山羊さんです】
薪焼きピッツアでお馴染みのドリームファームの山羊さんです。
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津久井は津久井湖・相模湖・宮ケ瀬湖・奥相模湖・城山湖の五湖を有している日本で唯一の都市ですが、これらの湖は全て人造湖です。
戦争中の相模湖に始まり平成の宮ケ瀬湖まで長期にわたって作り続けてきました。
神奈川県民や非常時に東京都民も利用していますが、その恩恵の裏に自然破壊が必然的に起こっていることを記憶に留めて置いてください。
皆さんは相模川の川底がどんどん深くなっている、さらに相模湾の海岸が減っている事をお知りでしょうか？
川は洪水などの時、上流の山から大岩を押し流します。 大岩は激流
に揉まれ割れ、漬物石から砂利にそして砂に変化しながら海へと流れていきます。 そして見事な湘南海岸の浜となるわけです。
しかしながら、最上流の青根地区の奥相模湖で岩はストップされそれ以後下流に石は供給されません。 しかしながら流れはあるのでダム以降の川底から石を奪っていきます。
童人夢農場の後ろの道志川の弁天橋下は岩床が見えてしまっています。 山羊さんが紅顔の美少年の頃はここに深い淵がありアユやウグイそしてうなぎが居り、三太物語の中にも出てくるちょっと危険な場所でした。 そこへの飛び込みは男の子の勇気（蛮勇）の証明でした。 モリで魚を突いて川原で食べたのが昨日の様に思い出されます。
しかし今ではその淵はまったくありません。
そして奥相模湖は逆に上流から流れてきた岩によって埋もれてしまい、湖としての機能を果たせなくなっています。 そこでシュンセツをして岩を掻きだしています。
このように自然と文明（人間）が共生していく事がどんなに難しいことかお分かりいただけたとおもいます。 勿論山羊さんもダムを否定しているわけではありません。 シュンセツは県で行なっており、少なからず恩恵はあるわけです。
津久井で生活していると、人間様のエゴがよく見えるようになりました。 ＣＩＡＯ
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薪焼きピッツア 童人夢農場の山羊さんブログ
このブログは、活き活き都田舎（とかいなか）生活の中でおこる悲喜こもごもの出来事を、ちょっぴり斜に構えでも傍観できず、ついつい本気になって考えて突っ走る髭親爺の雑感コラムです。
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