2頭とも、JRAで活躍した雌馬です。
ふたりは同期で、1986年生まれです。
成績も同じくらいで、ともに5,6勝し、
準オープンかオープンで活躍していました。
重賞でもそこそこ走りました。
面白いことに獲得賞金もほぼ同じで、
1億2千万程度。
さらに面白いことに、
お母さんになってからも、
産駒は、ほぼ同じような成績です。
ふたりの特徴は、
「名前が変じゃねえ?」
というもの。
競馬の馬名は、9文字制限があるため、
フォゲットミーノット⇒ホゲットミーノット
ビューティフルロマン⇒ビューチフルロマン
とせざるを得ませんでした。
でもおかしいように見えて、
そんなにおかしくはありません。
俺たちは、ミュージックを、
誰もおかしいと言いませんが、
これだって、正確には、ミューズィックですし、
3を意味するスリーは、英語表記だと、
Sleeになってしまいます。
俺が思うに、
ホゲットミーノットやビューチフルロマン
だからこそ、そこそこ活躍したんじゃないかな
・・・とも思います。
ホゲットミーノットやビューチフルロマン
だからこそ、
記憶に残ります。
もしも馬名が10文字まで許されたとして、
フォゲットミーノットやビューティフルロマン
だったら、
走った保証はないし、
記憶に残ってもいないと思います。
自分の名前に不満のある方!
ホゲットミーノットやビューチフルロマン
を見習って、
むしろ、それをバネに頑張ってください!
(ちなみに、平安歌人の紀貫之の
少年時代の名前は、「クソ麿」でした)
ホゲットミーノットやビューチフルロマン
の、おふたりさんには、
「いいレースをありがとう」と
感謝申し上げとうございます。