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古今東西のアートのお話をしよう

空前絶後のやまと絵展

待ちんでいた”やまと絵“展が開幕しました。




さて、会場の平成館へ

開幕2日目、平日で来場者は鳥獣戯画を一列で見られるくらいです


内容は予想通り、空前絶後!!✨✨✨✨✨


序章から、国宝ラッシュ


(会場は一切撮影禁止のため写真はネット画像を借用しました)

聖徳太子絵伝 秦致貞筆 国宝 平安時代延久元年(1069) 東京国立博物館

法隆寺東院伽藍の障子絵だったもの。作者は摂津国の絵師、秦致貞(はたちてい)。現存最古のやまと絵障子。

山水屏風 国宝 鎌倉時代13世紀
京都・神護寺

山水屏風と書いて「せんずいびょうぶ」と読む。密教の灌頂(かんじょう)儀礼に用いる。

聖徳太子絵図と山水屏風はどちらも保存状態もよく金地に緑青のふんわりした山や樹木が日本の風景を映し出している。

平家納経 国宝 平安時代長寛2年(1164)奉納 厳島神社

平清盛が平家一門と結縁して制作した。料紙装飾の美の極致。

信貴山縁起絵巻 飛倉巻 国宝 平安時代12世紀 奈良・朝護孫子寺

信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)の開祖・命蓮(みょうれん)をめぐる物語を描いた絵巻。横長の画面を連続して物語が進む「連続式絵巻」、一つの画面に時間が異なる図を描く「異時同図」など平安絵巻の完成された表現方法が見られる。動きが感じられアニメーションを見ているよう。

伴大納言絵巻 巻上 伝常磐光長筆 国宝 平安時代12世紀 出光美術館

平安時代前期貞観八年(866)に起きた「応天門の変」に取材した絵巻。
宮廷絵師常磐光長によって後白河天皇の周辺で制作されたと考えられる。実際に見ると、線描、一人一人のかき分けなど技倆に驚く。

地獄草紙 国宝 平安時代12世紀 東京国立博物館

辟邪絵 神虫 国宝 平安時代12世紀 奈良国立博物館

辟邪(へきじゃ)とは、人間に危害を加える悪鬼を避けること。神虫は悪鬼を食べる善神。

餓鬼草紙 国宝 平安時代12世紀 京都国立博物館

病草紙 霍乱の女 国宝 平安時代12世紀 京都国立博物館

「地獄草紙」「餓鬼草紙」「辟邪絵」「病草紙」は後白河法皇がプロデュースして蓮華王院(三十三間堂)宝蔵に納めたという「六道絵」のひとつといわれる。これに古春画の「小柴垣草紙」も入っていたようだ。

鳥獣戯画 甲巻 国宝 平安〜鎌倉時代12〜13世紀 京都・高山寺
生き生きした動物の線、しっとりした草花の線、

隆房卿艷詞 重要文化財 鎌倉時代13世紀 千葉・国立歴史民俗博物館

白描画です。紙本に墨だけ描きます。定規で引かれた線、吹抜屋台など日本で物語のやまと絵として発展。

平治物語絵巻 六波羅行幸巻 国宝 鎌倉時代13世紀 東京国立博物館

平安時代末期の平治の乱に取材した作品。現存最古の合戦絵巻。

一遍聖絵 巻第七 法眼円伊筆 国宝 鎌倉時代正安元年(1299) 東京国立博物館

時宗の祖、一遍の事跡を描いた伝記絵巻。絹本の“白”が効果的に画面をしめている。


十界図屏風 重要文化財 南北朝時代14世紀 奈良・當麻寺奥院

百鬼夜行絵巻 伝土佐光信 重要文化財 室町時代16世紀 京都・真珠庵

禅宗祖師図(旧大仙院方丈障壁画) 狩野元信筆 重要文化財 室町時代16世紀 東京国立博物館

元信は彩色画より水墨画の方が冴えていると思う。

観楓図屏風 狩野秀頼筆 国宝
室町〜安土桃山時代16世紀 東京国立博物館

途中でコーヒーブレイクを入れて、一日中見ていられる内容(当日なら再入場可となってました)
図録を購入したので、次回からは予習して鑑賞できます(⁠θ⁠‿⁠θ⁠)


ちょっと遅いランチは、上野広小路駅からすぐの『厳選洋食さくらい』へ

14時頃入店ですんなり入られました

オムライスのセットを注文
デミグラスソースかトマトソースを選べます

スープ、サラダ、コーヒーor紅茶のセット

オーソドックスなオムライス(⁠θ⁠‿⁠θ⁠)

同じ上野の『黒船亭』より、接客、味、価格とも『さくらい』の方が好きですね(⁠•⁠‿⁠•⁠)

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