昨日の夕刊の寸評に
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昔は八百屋に初物が出ると
「どこからの旅ですか」と客がたずねた
ものらしい 云々
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と書いてありました。
「どこからの旅」
綺麗な言い回しで 風情があります。
今スーパーの売り場など
旬がなくなり 年中 同じものが同じ位置で売られています。
熊本産のアサリが偉い事になっています。
外国からの安いのを
ほんの少しの間 地元の砂浜に放して
それを地元産で売る。
「旅の起点」は大事だけど 嘘はいけないと思うのです。
私はアナゴが好きです。
セルフのうどん屋さんでも まず「アナゴの天ぷら」を
先日 魚屋さんに「鍋の食材」を買いに行った時に
小ぶりの「煮アナゴの1本握り」の寿司が
並んでいて 手が出たり引っ込めたり
結局は 3時のおやつに「こんなの食べたらダメ!」で
やめる決心をしたのでした。
過日の宮島のアナゴ弁当やアナゴ丼が美味しかった。。。
また まだ山陽自動車道が出来る前に
岡山の主人の実家に帰る途中
瀬戸内海の海沿いにあった 道の駅での炭焼きの焼きたてのアナゴ。
いろいろ美味しかったのが思い浮びます。
昨日業務スーパーで生アナゴの開いたのが売っていたのです。
韓国からの「旅」のものでしたが
買って来て
臭みの消し方などをネットで調べて
コトコト たれの中で煮込んで煮アナゴにして
それをお丼にして頂きました。
冬のアナゴは身厚で 脂がのっていて
美味しかったです。