ある修行僧の80半ばの老僧に
弟子は質問した。
「人生の冬を迎えた今は さぞ寂しいでしょう」
それに対して 老僧の禅師は
「実りのある 秋のように なにもかも
成就して 出来ない事は
一つもないと言う気分だ」
と 答えたそうです。
今 点訳書を校正をしている《禅の本》の
最後の方の一部です。
禅の事は
理解しがたい事ばかりで
今の私が 座禅をしても
何もさとれないと思います。
後の人生 数えるほどの
年数しかないけれど
不服ばかりでなく
いろいろな事に 感謝をしながら
余生を楽しく過ごしたいと
思うのです。
道端の《ヤブラン》
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