剣ヶ峰山2/7&十二ヶ岳2/8の記録はコチラから
『老人と海』ヘミングウェイ(新潮文庫)
先週読んだ本です。
だいぶ以前にも読んでいますが、ふとまた読みたくなりました。
そういう本ってありますよね。
まさに一人の老人の、海で漁をする姿が書かれています。
ストーリーの大半が海上での老人の姿。老人が漁に出て、独りのつぶやきや心の葛藤、海や空や魚との対話、凄まじい漁との格闘の姿などどれも引き込まれます。一見地味かもしれませんが、迫力があります。
怖れられている鮫にさえ、腐肉をあさって歩く乞食じゃないと親しみをこめて言いますが、なるほどな~と思ってしまいました。
**********
残酷な海
海はやさしくてとてもきれいだ
だが残酷にだってなれる
そうだ急にそうなるんだ
**********
海のやさしさも美しさも怖さも充分知っている老人サンチャゴ。
大海に浮かぶ小さな小船に浮かぶ孤独を、大きな獲物と対話しながら紛らし、
昔のことを思い出しながら時間を掛けて釣り上げる。
この後の結末は書くまでもありませんが、釣り上げるまでの闘志とそのあとの後悔は経験を重ねている人ゆえの感慨ではないでしょうか。
「お前(魚)にとってもおれにとっても意味無かった。本当にすまないなぁ」
若い時はこうは思わないかも。生活のかかっている漁ですし、それがわかるのは年を重ねてこそなのでしょう。
海を山に置き換えても相通ずるものがある様な気がします。
山の中に独り猟をしていたら・・・熊谷達也の邂逅の森や相剋の森、氷結の森を思い出しました。
読んでいてもっといろいろなことを感じ、考えましたけど、
こうしてまとめるとなると難しいものです^_^;
今後もまたいつか読み直したくなる本の一冊だと思います。
『老人と海』ヘミングウェイ(新潮文庫)
先週読んだ本です。
だいぶ以前にも読んでいますが、ふとまた読みたくなりました。
そういう本ってありますよね。
まさに一人の老人の、海で漁をする姿が書かれています。
ストーリーの大半が海上での老人の姿。老人が漁に出て、独りのつぶやきや心の葛藤、海や空や魚との対話、凄まじい漁との格闘の姿などどれも引き込まれます。一見地味かもしれませんが、迫力があります。
怖れられている鮫にさえ、腐肉をあさって歩く乞食じゃないと親しみをこめて言いますが、なるほどな~と思ってしまいました。
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残酷な海
海はやさしくてとてもきれいだ
だが残酷にだってなれる
そうだ急にそうなるんだ
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海のやさしさも美しさも怖さも充分知っている老人サンチャゴ。
大海に浮かぶ小さな小船に浮かぶ孤独を、大きな獲物と対話しながら紛らし、
昔のことを思い出しながら時間を掛けて釣り上げる。
この後の結末は書くまでもありませんが、釣り上げるまでの闘志とそのあとの後悔は経験を重ねている人ゆえの感慨ではないでしょうか。
「お前(魚)にとってもおれにとっても意味無かった。本当にすまないなぁ」
若い時はこうは思わないかも。生活のかかっている漁ですし、それがわかるのは年を重ねてこそなのでしょう。
海を山に置き換えても相通ずるものがある様な気がします。
山の中に独り猟をしていたら・・・熊谷達也の邂逅の森や相剋の森、氷結の森を思い出しました。
読んでいてもっといろいろなことを感じ、考えましたけど、
こうしてまとめるとなると難しいものです^_^;
今後もまたいつか読み直したくなる本の一冊だと思います。
本を読んだのは中学の頃だったかなあ。この小説は、映画とオーバーラップして、老いた漁師の顔もスペンサー・トレイシーの顔が浮かんできてしまいます。この映画に出演した時の実年齢は、58才でした。撮影の際に作者のヘミングウェイに会って、演者として気に入られたといいます。この漁師は60才程度。ただし、長年の漁で風雨にさらされて、一見すると65才以上に見えてしまう。というのが、私のイメージでしょうか。映画の方も、いつか見てください。
一人の山は、山と話ができるのでさみしくはない。しかし、賑わう山頂での、一人の食事は、さみしさを感じる。
私はいつ頃読んだか忘れました。
映画見れたら観たいのですが、見つからないんですよ。また捜してみます。
やはり我らも老人の部類ですか・・・^_^;
労働の種類によって老け方も違うんでしょうけどね。
最後の行、ウンウン、わかります!
十二ヶ岳のレポ拝見してきました。
本当に雪がないのですね~
でも一部凍結ぎみのところは怖そうです。
こちらの山はいろいろなルートがありそうなので
私達もまた訪れたいと思っています。
トイレ設置されていたのですね。
TBしていただきありがとうございました。
何回も登っている方たちも驚いていました。
部分的に凍結しているのでこういうのが一番歩きにくいです。雪と岩や凍結といったミックスも嫌なものですが、落ち葉に混じった凍結もまた怖いです^_^;
アイゼンの出しどころを誤ると大変なので、やはり早めに安全対策ですね^_^;
トイレはびっくりしましたが、こういうビックリは良いですね~♪
勝手にリンクさせていただきました(^^ゞ
十二が岳もよさそうなところですね!浅間山、八ヶ岳からもよく見えましたよー。煙あがってましたね。横で「噴火してくれないかなー」とか言ってる人(○きく○さん)がいて、やめてくれーって感じでした(笑)
こういう日は少ないようでラッキーでした。
風が強かったら剣ヶ峰山のピークに立つのも怖かったと思います。
道路は夜中に通ったときは問題なかったですよ。もっとも四駆でスタッドレスですけど。
運転はモチ、トシちゃんですし(^^ゞ
帰りは道路の雪がすっかり融けていたのでそれこそ問題なかったのですが、なぜかなぁ~
右カーブでしたけど左の雪が凍結?ってちょっと考えられない状況でした。
よほどのスピードを出していたのか、それとも脇見で左の雪壁に突っ込みそうになってハンドルを切り損ねたのか?あの逆さの車の原因がまったく分かりませんでしたよ。
まゆたさんは八つだったんですね。
面白いルートどりですね。
テントでなく小屋のようでしたけど、小屋泊いいな~♪ しらびそ小屋いいですよね。
ホントは我らも八つの予定でしたけど、しっかり歩いていなかったのでやめました。
もし行っていたら、そのルート考えられましたから残念だったな(^^ゞ
浅間山真っ白できれいでしたね~
噴火は勘弁ですが、花火の打ち上げだったらきれいだろうな~(笑)
残された人生少ないのだからsanaeさん見習ってもっと毎日真剣に生きなきゃいけないなぁ~
高い志しで読んでいる訳ではなく、単なる乱読ですからちっとも自慢になりません^_^;
山も行きたいところへ行き、本も手当たり次第・・というほど読んではいませんが、気ままに読んでいるだけです。
やはり若い時とは違いますね。感じることも、記憶も・・(笑)
若い時にもっと読んでおくべきでした^_^;