綿あめプーさん&あるび

綿飴ぷーさんの「けやきの会」(長岡市にある障がい者関連団体)と白馬山麓の実家の話題&アルビッレクスサポ日記

山岸喜壽子おばさんの葬儀

2012年11月21日 | 白馬岳の麓
一番近い分家の喜壽子おばさんが、8日に行年85歳で亡くなりました。

最後にお会いしたのは、今年の春。
病院にお見舞いに行ったら、部屋の外でベンチに座っておられ、向こうから私の名前を呼んだのには驚きました。

かなり認知症進んだとお聞きしていたのですが、物心つく前から入り浸っていたお宅のおばさんなので・・・。

分家の葬儀は本家が采配する習慣ですから、さっそく日曜日に仕事を片付けてお伺いし、
日程やら生花、お供物の段取りや諸連絡、お斎の席順などを詰めて、帰宅が日をまたいでしまいました。

中一日空け、20日に入棺からお通夜で、この日は通夜振る舞いまで完璧に計画通り。

今日21日が葬儀。
1時間前に式場に到着して準備の確認でしたが、まず、道具が揃っていません。
慌てて手配して、開式に間に合ったのですが、ぎりぎりでした。

このホールは当家菩提寺(鬼来山常法寺)での葬儀は初めてだったのです。







このような独特の儀式もあります。

喪主挨拶までは、それでも順調に進行!(^^)!

ご遺体への最後のご挨拶が始まってから、寺院控室まで確認に行ったら、棺に入れるべき諸具(傘、杖、脚絆・・)が置きっぱなしヾ(- -;)

最後に私がお花を入れる時に、「さも、これが正当なんだ!」みたいな顔でうやうやしく棺へ入れました(^_^;)

出棺時にも一悶着ありましたが、まあまあと長老の皆様をなだめて・・・

斎場では順調



住職は火葬が始まってからも丁寧に読経をしてくださいました。



お斎会場をホールとは別の、割烹で行ったのですが・・・

予定より15分早くスタートしようと思ったら、・・・
「司会者は?」
「いません」

仕方ないから、急遽私が・・・・

「1時に間に合うように収骨に行ってください」とお願いし、メンバーと配車はお任せしてあったのですが、
徹底しておらず、お斎会場を出たのが1時 (ノ_・。)

さて15分+15分=30分をどう調整しようか・・・

飲み物を追加し、私と喪主が各テーブルをしつこく回り

ご飯、デザートをゆっくり運ばせ、あの手この手で、
最後の手段は、今後の日程説明、バス乗車の注意など思いっきり引き伸ばして何とか辻褄合わせました。

私の故郷では、土葬の風習が残っており、葬儀当日に納骨まで行います。

酔っ払いの長老連があれこれ勝手に指図するのを押さえつけm(__)m









こんな野膳を我が家の婆様に準備をお願いして無事一連が終わって長岡に到着しました。


毎回のことなんですが・・・反省点です。

1.喪主はじめ主要な方々については、一人づつの時間ごとの役割と移動方法などを記載した一覧表を作る。

2.初めてのホールでは特に綿密な打ち合わせを、喪主、住職、ホール担当者で行う。

3.葬儀、出棺終わって、斎場→お斎→お開き の順で計画と確認、実施が甘くなる。
  この部分こそ、綿密な計画と管理が必要。

4.扱いが大変な酔長老連を抑えるべく、準長老をお願いしておき、事前に日程などを説明しておく。

雪をかぶった雨飾山が綺麗でした。




今日長男の内定が出ました。

きっと喜壽子おばさんから、私へのご褒美でしょう。

旅立ってからも、かわいがっていただき、ありがとうございます。

安らかにお眠りください。


合掌