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奈良への旅に『三国志』第8巻を持参し、大阪までの飛行機の中で読み終えた。
第8巻では、三国志の初期の中心人物である曹操が死に、劉備も死んでしまい、孫権だけが残る。劉備が立てた蜀漢は息子の劉禅が継ぐが、実質的には丞相となった諸葛孔明の指導する国となる。そして孫権の呉と共同して、曹操亡き後の魏に対抗する構図となる。宮城谷三国志だと8巻以前では諸葛孔明の影が薄く書かれている。歴史に名を残す名軍師であると思っていた孔明の扱い方が面白い。そして蜀漢の未来への危険性も感じさせるそんな第8巻である。
奈良への旅に『三国志』第8巻を持参し、大阪までの飛行機の中で読み終えた。
第8巻では、三国志の初期の中心人物である曹操が死に、劉備も死んでしまい、孫権だけが残る。劉備が立てた蜀漢は息子の劉禅が継ぐが、実質的には丞相となった諸葛孔明の指導する国となる。そして孫権の呉と共同して、曹操亡き後の魏に対抗する構図となる。宮城谷三国志だと8巻以前では諸葛孔明の影が薄く書かれている。歴史に名を残す名軍師であると思っていた孔明の扱い方が面白い。そして蜀漢の未来への危険性も感じさせるそんな第8巻である。
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