人気はないが、神主さん達が丁寧に神社を掃き清めている。この神社はあの国宝の七支刀を宝物とする石上神宮(いそのかみ)であった。ここはかつて物部氏の武器庫であったという。4世紀頃、倭に対し百済によって献上された七支刀がご神宝である。長さは約75センチメートルの鍛造両刃の拵えで、刀身の両側から、互い違いに小枝を三本持つ異形の刀剣であり、この両面に金象嵌(きんぞうがん)の銘文が刻まれており、4世紀の倭に関する貴重な資料価値もあり、国宝である。近くの大神(おおみわ)神社のように迫ってくるような迫力のある神社ではないが、静かに歴史を物語る重要な神社が身近にあった。
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