山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

KAWAII(世界語)

2013-10-27 23:27:06 | キッズ劇2013-2014講座
いよいよキッズミュージカル「とうめい人間」発表会11月2日まで間近になった。
昨日(土)今日(日)は午後キッズ、夜は次回公演「遊戯療法」の稽古ダブルヘッダーだった。
スイッチの切り替えは容易ではない。
体力気力、沸点である。・・・疲れも充実した二日間。

■10月26日(土)

昨日練ったプランを持ち込んでの稽古だった。
透明人間とのやりとりがテーマだ。
台本通りに進行しているのだが、台詞を聞いていると劇としてつまらない部分もあり、シュールな手法を持ち込んだ。
このシュールな手法とは、・・・。ある意味、夢桟敷では得意な分野ではある。
子供たちに通用するだろうかと心配だった。
ところがどうだ!活き活きとしているではないか。これには驚いた。
指示も会話も通用する。
むしろ、大人より吸収が早いのだと驚いた。
脳がやわらかいスポンジのようだ。
子供だからと言って子供らしさの見本を決めつけない方が良いのだ。
明日の稽古は衣裳を持って来るように伝えておいた。なければ劇団の衣裳を使うのだが、ちびっ子たちには大きいだろう。
どんな可愛い衣裳を持って来るのか楽しみである。

■10月27日(日)

キッズ、ラストまで強行突破した。
ここからが勝負。気が休まらない。油断禁物というやつだ。
ある子は家庭に戻ってもキッズ劇のことを楽しそうに延々と話していると親から聞いた。
遊びの中から引き出したつもりで、この点はうまくいっている。
本番になると委縮してしまうのではないかという心配はある。
小学低学年が半数はいる。遊びは元気だ。
蓋を開けてみて、遊びではなかったと気付いたらどうだろう?
お客さんに受けたところで戸惑わないようにしなければならない。確実に受けるからだ。
お客さんとの関係をイメージさせなかれば!これが残り僅かとなった稽古の課題。
幕が閉まる。カーテンコールが鳴り止まない。
「どうもありがとうございました。」まで念を押した稽古をして今日のところは終わる。

両日ともキッズ後の稽古は劇団夢桟敷次回公演「遊戯療法」部分に続いた。
キッズかわいい~の余韻を残しつつ・・・。


動画へリンクYouTube10.19市街劇
「ポータルゲート 1M国家」

市街劇から次回公演「遊戯療法」は密室劇に代わります。
合言葉は「集団の力」だ。
次回公演「遊戯療法」ご案内