世界のスシ

御免なさい。年賀状の返信が遅れております。
元旦になった零時にメールやSNSで速攻、新年のご挨拶をしていたつもりだったから、葉書でのご挨拶が後回しになった。
今やスピードの時代。通信は電話やメール、SNSが主流になってきました。
速いことは便利です。便利は簡単と同義語です。ご挨拶もインスタントになってしまった。
近年、通いつめている百円回転寿司でも同じこと。
反面、寿司が高級なものだという有り難みは薄らいでしまった。
5皿～7皿で満腹になってしまう。それ以上食べようものなら吐きそうになる。そうなると食の幸福感もない。
簡単、安い、大量のスシが世界に進出した。ここに和食の原点である技や真心はあるのだろうか。
職人さんが握った寿司は美味しい。ネタ選びから仕込みを個人でこなしている店が良い。カウンター越しで粋の良い会話も酒のつまみになる。金があればの話だが・・・。
金はないが時間はある。
年賀状も手間暇をかけたい。時間がかかるのである。
時期はずれになろうが、手書きで出します！