山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

屈伸する【時間】

2015-01-20 15:10:15 | 透明人間三部作-2014-2015
公演前になると時間が早送りのように縮んでしまう。振り返っても高速回転に見える。異常感覚に陥る。
カウントのとり方が早くなる。一定ではない。息が荒くなる。息が切れる。
稽古場では大きく息を吸ったり吐いたりするように心がける。息を吸う時は鼻から空気を取り入れる。吐く時はゆっくり口から二酸化炭素を出す。
ゆっくり大きく呼吸をすると、時間はスローで流れる。
呼吸に任せてアクションを作る。ただ動いているだけではダメ。演劇は体操ではないからだ。
テーマがある。水の中のリズム。真空を漂っているリズム。
時間が伸びる。世界が膨張して見える。その感覚を役者たちは捉えることができる。
日頃、「狂気」の表現を求めている。ところが、「狂気」は舞台で「癒し」に見えるから不思議だ。
公演が終わったらワークショップで公開しよう!と思う。

劇団夢桟敷 No.66公演!
透明人間三部作第2弾その2
「火の君、鳥の物語」熊本版

時)2015年1月30日(金)・31日(土)
  両日共19:00開演(開場は30分前です。)
場)法泉寺 本堂

  熊本市中央区安政橋際
料)前売予約2000円(学生1500円)/当日2500円
  メール受付
  yumesajiki@ybb.ne.jp
  電話予約
  090-4581-5190(制作)
(注)登場人物キャスティングについては東京公演とは入れ替わっております。
 夢現/工藤慎平/肥後丸./太郎ピーチマンション/海幸大介/山南純平
 【スタッフ】坂本咲希/東田まなみ/KAREN
 次回公演では東京公演報告(「火の君、鳥の物語」パンフレットをお渡し致します。
 尚、終演後アングラトーク流山児祥氏のDVD(15分編集)放映があります。