goo blog サービス終了のお知らせ 

山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

「極楽少女」ハジマル。

2012-11-08 07:59:07 | 「極楽少女」2012
11月8日(木)朝~、目が覚めると今日から「極楽少女」初日、本番である。
今日から3日間、「極楽少女」ハジマル。
昨日より会場入りし、夜のリハーサルを終えた。みんな、テンションは上がっていた。
照明と音響の合わせが微妙に気になる。これは本番直前までには調整できる。会場独特の癖があり、それを掴むことだ。スタッフのノリ、役者との一体感が確認できれば解決する。
ここからが勝負!・・・11時間ある。

うさぎちゃんも会場で待っています。御来場の皆さまと一体感をもって楽しめれば!それがナマの演劇公演。

今から出陣です。

直前です。

2012-11-06 23:58:05 | 「極楽少女」2012
精神的には危険(エッチ)なことになっている。気付かず、稽古中にセクハラ発言が飛び交っているようだ。
「肌を見せなさい。」「胸を出しなさい。」「もっと男を欲情させなさい。」
本音を言うと私の趣味を押しつけているのだった。これではイカン!・・・演劇とカンケーある「肌論」にする。必ず演劇と関係あることとして言わなければならない。

清く、正しく、美しく。これが劇団のモットーである。

消えろ、エッチな妄想。スケベ爺返上で最後の稽古場の写真です。





■演劇エクスプレス熊本3
次回公演劇団夢桟敷No.61「極楽少女」
11月8日(木)~10日(土)
熊本市男女共同参画センター2F多目的ホール【特設】円形劇場




稽古、汗と栄養補給

2012-11-05 11:42:05 | 「極楽少女」2012
■11月4日(日)

午後1時~9時半までの長い稽古だった。楽しみは喫煙コーナーのイップク。最近、本数が減った。
気温低下で風邪気味の出演者も出てきた。この時期は風邪対策に追われる。いつものことだ。咽、声をやられると稽古が辛くなる。辛い時はちょっと力を抜くこと。本番が勝負だ。焦って壊れるのは愚の骨頂である。
睡眠や食事が不規則になる公演直前。抵抗力は落ちている。バカの一つ覚えのような「精神論」で片づけられない。
薬と睡眠、栄養、うがい、手洗いを徹底すること。・・・そうは言うものの私ですら睡眠と栄養はいい加減なものである。人に言えた立場ではないが健康管理は言わねばならず、風邪予防にはサウナも効くと一応、言っている。一応である。高熱の時は中で倒れることもある。私たちには行く時間がない。代わりに稽古で汗を流す。













公演直前の風景。声を荒げているがいつもよりは冷静である。こつこつと稽古を積み重ねている者は強い。今、流行りの絆、厳しいことへの連帯感が強く結ばれている。
ハプニングにも動揺しなくなった。
ひとり、交通事故に巻き込まれた者(はる君)が出てきた。軽傷だったため照明係として関わってもらう。
本人は高い保険料を払っていることと被害者の立場であることでケロッとしているように見える。
まずは命があって良かったと思う。劇団員たちにも注意を呼び掛けた。・・・大半が車やバイクで移動しているからだ。
さて、稽古は本番体制である。

注:写真は稽古中のカットと台湾料理店でのアットホームな真夜中の食事風景。

■演劇エクスプレス熊本3
11月8日(木)~10日(土)
熊本市男女共同参画センター2F多目的ホール
【特設】円形劇場
次回公演劇団夢桟敷No.61「極楽少女」

キッズ発表会、終了!

2012-11-04 07:30:26 | ワークショップ
■11月3日(土)キッズミュージカル「座敷わらしの不思議なじゅもん」(25分の短編劇)発表会が終わった。観客席からは拍手喝采を頂き感謝します。満員御礼。

今回で3回目になる清水公民館キッズ講座を「清水地域市民のつどい」に参加しての発表会となった。
「市民のつどい」はこの日(土)と(日)の二日間に渡って行われる清水地区の行事。小中学校の吹奏楽や合唱、詩吟、レクダンス、太極拳、日舞など多彩なプログラムである。ロビーではマッサージ無料体験、即売コーナー、作品展示などでも賑わっていた。











子どもたちは元気だった。この発表会を楽しみに稽古を重ねてきたのである。家でもお母さん指導の下、台詞やダンスの練習をしていた。
発表会では大きな声も出るようになった。日頃、表情豊かな子どもも緊張するとこわばるものだが、舞台でもおどけた顔が出せるようになっていた。

子どもは元気が一番、勉強は番外?つまり遊び感覚だと何でも勉強になるものだ。
興味のあることだと進んでやるようになる。
私たち劇団側は興味を誘いだすように演劇に洗脳?することで子どもたちと接した。

私の前では二コリともしない座長も子どもたちの前では全面の笑顔である。作り笑いかと思ったがそうでもなく、これが本性だった。役者が女・母の顔に戻っていたのである。
サキも山本真実も年の入ったお姐さんになっている。劇団では軽く見えるところもあるのだが先生になっている。
クドシンは1回目の頃、子どもたちにオモチャにされていたが、今回では貫禄が出てきた。大人に見られることを覚えたのかもしれない。
私はある子にケンタッキーフライドチキンのサンダースお爺さんと言われた。きっとその子はケンチキで私のことを笑っているのであろう。笑え。

私たちが辛い顔や疲れていては子どもたちもついてこない。実は子どもたちから学んだのである。
まず、自分で楽しむ。これがエネルギーに代わる。・・・甘いと言われようが、子どもたちは甘いものが大好きである。無理に苦いものを与えることはない。
私のような酒好きの大人になると苦いものも好きになる。甘いものが嫌いになる。人間は変わる。

子どもたちは未来がある。明るい未来になるのか暗くなるのかは大人の責任。
明るいも暗いも隠すことなく見せる工夫が演劇だ。身体を使う、考える、おしみなく発散する。この単純な作業が演劇にはある。単純にみえるが、自分のことだけではなく社会にも視野が広がる。
劇にはテーマがあるからである。自分が他人になっていく「役」がある。自分の中での他人探しが役作り。

清水公民館講座は子ども向けの演劇ワークショップだと位置付けている。この講座を提供してくれてありがたいことだ。
発表会が終わって、・・・今後の劇団の活動の中に「子ども演劇」企画を専門的におこなう部門を確立しよう思っている。
12月はキッズクリスマス会で集まろう!と呼び掛けて解散した。

公民館の皆さまにこのような環境を作って頂き感謝申し上げます。

この日の夜は公演直前の「極楽少女」の稽古に入る。最後まで子どもたちのことが頭から離れない夜だった。スイッチを切り替えてオモシロ恐い劇作りへ。

■演劇エクスプレス熊本3
次回公演劇団夢桟敷No.61「極楽少女」
11月8日(木)~10日(土)
熊本市男女共同参画センター2F多目的ホール【特設】円形劇場

最後のリハ、明日発表会

2012-11-02 23:17:09 | ワークショップ
■11月2日(金)

いよいよ明日11月3日(土)午後2時45分からの発表会である。今回で3回目になる清水公民館での「子ども劇を作る」講座。

講座に先がけ、夏よりキッズ活動を劇団で仕込んでおいたので、ダンスなどはスムーズに運んだ。
新たに9月末より新メンバーが加わった。と言っても3回目の経験者もいる。純粋に新メンバーは10名程度。主に小学1年生から3年生までの低学年が目立った。総勢20名の子どもたちによる劇である。

座長=夢現が台本を作り、私が演出?・・いやいや子どもたちと遊んでいたようなもんだ。サキが演技指導(今回は先生役で登場する)。クドシンが音楽担当。ダンス振付は山本真実。

KAREN(中2劇団員)がキッズのリーダーとして引っ張る。実はKARENファミリーは弟や親戚の子ども参加しており5名が固まっている。ある意味、キッズの核となっているのである。
密かに、この核を母体に来年はキッズ劇団を旗揚げできることろまでに来た。
名付けて宝塚少女歌劇団ならぬ「熊本少年少女劇団」。冗談ではなく、水面下では本気で動いている。バックアップの見通しもある。

明日の発表会は子どもたちの元気を見せましょう!

【リハ写真集】

















■キッズミュージカル発表会
11月3日(土)午後2時45分
熊本市北区清水公民館ホール
「座敷童子の不思議な呪文」

子どもたちは元気が一番

2012-11-02 01:04:44 | ワークショップ
■11月1日(木)

キッズミュージカル「座敷わらしの不思議なじゅもん」発表会は明後日(土)になった。
今日は一回目のリハーサル。
緊張する子もいたが、全体的にはリラックスして流していた。一番喜んでいたのは子どもたちの親?何でこんなところで笑うのか、どうやらツボにハマったのだった。
大きな声も出せるようになっている。楽しそうに踊っている。
ご来場の方々には子どもたちの元気を見てもらいたい。ちょっと暗い場面もあるが、元気に悲しみを出せば良いのである。一貫して元気を押し出そう!
明日のリハーサルはスタッフである私たちが励ますことに専念する。
明日ラストのリハ。大道具が並ぶ。



子どもたちの稽古終了後、同じ会場の和室で劇団の自主稽古がおこなわれていた。
「極楽少女」も公演直前なのだ。

■キッズミュージカル発表会
11月3日(土)午後2時45分
熊本市北区清水公民館ホール
「座敷童子の不思議な呪文」

■演劇エクスプレス熊本3
11月8日(木)~10日(土)
熊本市男女共同参画センター2F多目的ホール
【特設】円形劇場
次回公演劇団夢桟敷No.61「極楽少女」

極楽OR地獄

2012-11-01 04:30:51 | 「極楽少女」2012
■10月31日の稽古

久しぶりに人形作家=きちくるお女史が稽古場にやってきた。公演の時に展示会をするための打ち合わせだった。球体関節人形を展示する。
この劇では必要なものだ。大明神である。
11月9日(金)10日(土)の2日間、公演会場の3Fスタジオにてチラシ原画展やビデオ映像と並んで展示する。劇と関連して「極楽少女」のイメージが膨らむ筈である。

舞台は円形ステージであるため視点に工夫しなければならず、若干の課題を残している。客席の視点から外れてしまう立ち位置などもある。会場入りしてからの変更もあるだろう。
柔軟さが問われている。突然の思いつきにも出演者たちは対応できるようになってきた。

これからも詰めの作業はつづく。稽古だけでなく観客動員の作業もある。気が抜けない。

音楽ライブのタカハシさんや音響の馬場君もチェックに余念がない。工藤慎平もライブ音楽の担当だが出演も兼ねている。


「ねじ式」の青年(工藤慎平)が「極楽少女」に登場する。

何故、無意味に思われるキャラクターが登場するのかは見てのお楽しみという訳だ。
極楽や地獄の穴の中を想像する意味では大切な登場である。

さて、明日と明後日の稽古はキッズミュージカルに専念する。後二日間で仕上げなければならない。その間、「極楽少女」の方は自主練習。自分で煮詰めることになる。