山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

「劇」派 ワークショップ(1)

2016-05-13 23:44:16 | 九州「劇」派2016
ユニット 九州「劇」派 始動。
5月13日(金)
募集 兼 演劇ワークショップ(1)

ワークショップのプログラム
19:00-19:30 公演内容説明 稽古予定 面接
19:30-20:00 体操とイメージトレーニング。
20:00-21:30 唐十郎 作「少女都市からの呼び声」読み
21:30-22:00 雑談。

次回(最終選考)
5月20日(金)19:00-22:00
亀井公民館(熊本電鉄 亀井駅裏)

遠くは福岡市-久留米市の参加あり、スペース早稲田演劇フェスティバルに向けて九州「劇」派 スタートしました。
9名が参加した。

次回で配役とスタッフが決定されます。

九州「劇」派はSpace早稲田演劇フェスティバル参加を目的に結成します。
ユニット名については1960年代に登場した前衛美術の九州派をイメージしました。
4月熊本-大分大震災からの復興をアバンギャルドの力!演劇で!
唐十郎 作「少女都市からの呼び声」には肉体から転げ落ち人々の復興があります。
ガラスの子宮は何を生む、ここから新たな命が生まれます。

■タイトル作演出
拝啓 唐十郎さま 「少女都市からの呼び声」より
作//唐十郎
演出//山南純平

■公演スケジュール
10月21日(金) 19:00開演
10月22日(土) 13:00開演//17:00開演
10月23日(日) 13:00開演//17:00開演
■チケット料金 前売り開始日
前売3000円//当日3500円
8月20日(土)より
■チケット取り扱い先
銀座熊本館 他
■劇団Website
九州「劇」派ホームページ
http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約お問合せ
九州「劇」派 09045815190(事務局)

今日の写真です。

うひは、へんてこりん。

2016-05-12 20:36:24 | 熊本地震2016.4.震度7
熊本-大分地震から4日目に「そろそろ被災者意識を辞めますね。」と言った。それは次に向かっていくために自身に喝を入れるためだった。又は、遠くへ居る友人知人、親戚の方々へ「心配されなくても大丈夫!」という信号のつもりだった。
逆効果だった。かえって別の意味で心配された。狂ったか?
強がれば強がるほど、遠くの周りの人たちから心配されてしまったのも事実。自分のバカを笑い者にされる努力が水の泡になったようにも思える。
あれから1ヶ月経とうとしている。あの揺れは劇的だった。
淡々としよう。自然体で振舞おう。思うばかりで、そうは問屋が卸してくれない。サガだ。演劇の性です。
明日は「少女都市からの呼び声」東京公演10月に向けて演劇ワークショップをする日。
拝啓 唐十郎さま!
陰ながら応援をしてくれた母の御前に花を添えてバカを通す。

午後から水道工事屋さんに来てもらった。
スパナーでタンクと便器を繋ぐパイプを締めただけで水が漏れなくなった。
餅屋は餅屋。プロに任せると簡単なことだった。
餅屋は餅屋、プロと言えば、演劇にとって大切なことは制作の仕事だ。
入場料を上回る経費がかかることもある。どう節約するか。難問を解決することがプロの業。どこからマイナスを埋め合わせるためにカネを回してもらうか。助成金?協賛金?寄付?
数字ばかりを追っかけていると東京公演は食肉用馬一頭分に相当することが判明した。馬=演劇公演か!

悲しいお知らせ。
蜷川幸雄さんが亡くなられた?
信じられません。
身体の調子が良くないことはメディアを通じて知っていましたが、「まさか!」と思いました。
大先輩を通り越して、遠い世界の方でした。商業演劇?世界のニナガワ?その時点で遠いと思っていました。
1980年代前半の頃、小劇場の入り口でお客さんの行列に並んで入場していたのを近い距離で目撃したこともあります。ただのお偉い人ではないと足が震えました。
合掌。

感謝そして、がんばる県。

2016-05-11 19:40:09 | 熊本地震2016.4.震度7
ブラジルから「頑張れ!」のメッセージが届きました。
ありがとうございます。
108年前、「一家をあげて南米へ!」日本政府号令の下、神戸港からサントス港へ出発した日本人たちの苦難とそれを乗り越えていった歴史があります。
移民とは何だったのか?そして、今も子孫が暮らす日系社会がブラジルにあります。
2018年、ブラジル移民110年、植民に成功したプロミッソン市百周年、熊本県人会60周年の記念すべき時に、私たちは演劇を持って海を渡ります。
熊本の元気をお届けしましょう。演劇の総力をあげて向かいます。

熊本市在住くるくるジジィの弱音と本音と強がり。
独り言 日記です。
1. 弱音
もう疲れた。何も考えたくない。自分の穴に閉じこもりたい。笑ってよ。
2. 本音
天草大王をかぶりつきたい。美味しい肉を!馬刺も喰らいたい。
3. 強がり
ここで倒れてたまるか。閉じこもることはできない。がんばる県クマモト。

今日は朝から山都町へ行き、孫の検診日だったので熊本市の産婦人科へ連れて帰った。バァバの座長は親の病院通いを助けている。夫婦なのにコミュニケーションはLINEと電話でやりとりしている。
午後から物件探し。白川のリバーサイドに一戸建てを物色した。猫が多くて楽しそうだった。
川向こうは熊本市の大都会である。こちらは下町風情。ボロ家のくせに家賃が高い。結論は明後日、座長の目で決めることにした。
今夜は酵母菌の効いたビールを飲んで抵抗力をつけよう。イシャからは許可をいただいているのです。

あれや これや

2016-05-10 17:51:10 | モノローグ【エトセトラ】
■5月9日(月)

資本主義社会からドロップアウトした人間にとって「災害」は日常である。これは笑い話だ。笑われた。
今朝から遠くに離れた親戚や昔の友人から立て続けに電話が入った。テレビのニュースを見て涙が出ると言う。私はテレビが見れない状況にあるから、どう報道されているのかわからない。歯の抜けた爺さんがインタビューに答えて私とかぶったというのだ。笑わせてくれる。
心配してくれていることに、「おー、男おいどんは忘れられた人間ではないのだ。」と息が荒くなった。呼吸が激しくなる。言葉が詰まりロレツが回らなくなった。ムチウチか?首も自由に回らない。病院に行こう!
有難いことにお見舞金を頂いている。このお金は引っ越しのために使わせて頂くことにした。間違っても夜遊びには使うまい。演劇をやっていると夜遊びする時間はないのだから。ビンボーは目標のために時間もカネも無駄遣いをしなくなる。こころは健康になるから、どうだい、この地震をきっかけに人生を変えることにしたら?笑い話である。こんなことを言うと警戒される。
自分で選んだ人生を貫きましょうよ。電話の向こうから励まされた。
さて、引っ越しを具体化しよう。

1979年6月15日,東京の早稲田鶴巻町6畳一間で劇団は結成された。一部屋でよくもまあ、立ち上げたもんだ。区画整理で馬場下に引っ越した時も6畳一間だった。早稲田大学文学部の学生長屋だった。
あれから37年を迎える。1984年より劇団の拠点を熊本に移した。座長にとってはUターンであり、私にとってはJターンである。学生時代を熊本で過ごしていたから、ここが私にとっては青春の門であった。
まさか、震災を体験するとは思わなかった。
浮き草だね。今日から移転先を本格的に探し始めた。移転を決意するのに3週間もかけてしまったからスタートが遅れた。
コネやネット情報を見ながらこちらの条件を満たす物件をあたっている。家賃、立地、道具置き場を兼ねれる間取りなど、座長と夜遅くまで検討した。
今や6畳一間で生活と劇団の事務所なんて考えられないことだ。
間取りを見ながら使いやすい住み家を探している。

■5月10日(火)

朝から雨。天井のカビは太り続けている。目を閉じ、息を止めてカビキラーを噴射して拭き取った。
電話で不動産屋へ物件探し。「申し訳ありませんがありません。」
ありませんがありませんとは?どう解釈すれば良いのだろう。屁理屈でも絡みたくなる。
ありませんがありません?ふふふ、あるということだな!大人気ないことは言わなかった。
熊本市中心部近くに一戸建てを見つけた。神業だった。山都町には浜線バイパスで直行できる。稽古場や座長の職場にも近い。劇団の道具置き場 兼 事務所としても可能だ。明日の3時、物件を見に行くことにした。決まれば棚から牡丹餅だとしよう。地震に耐えた家だ。幽霊が出る家だとしたら、それをネタに名所にしてやろう。儲けてやる。家賃高し。負けん県。

浮かれた気持ちで、これまで連絡がつかなかったカタオさん(半壊状態の家)を訪ねて菊陽町に走った。
カタオさんとは1990年から2000年までの10年、障がい者アート支援活動「とっておきの芸術祭」事務局の仲間だった。脳梗塞で倒れたと聞いて心配でたまらなかった。二つ上の先輩、悪友。酒好き女好き。人吉出身のお人好し。家族ぐるみの付き合いだった。久しぶりに会えてテンションがあがる。キンちゃん ジュンちゃんのコンビ復活か。
元気で生きていた。家には住めなくなったから、いずれ人吉に戻る算段をしていた。
気晴らしに大王を食べに行こう!えっ?閻魔大王?いえいえ、熊本名物、天草大王のことだった。一度は絶滅した大きな地鶏のこと。養鶏場と古民家レストランを経営している大津町の地産地消の店。
残念!今日は定休日だった。
代わりにトンカツを食べた。帰りには自家栽培しているサラダ玉ねぎと人参を山ほどもらった。
ビタミンは体に良いど。感謝!分かち合いたい。

引っ越しを!

2016-05-09 00:59:49 | 熊本地震2016.4.震度7
今日は一日中、雨が降り続いていた。屋根にブルーシートを三回張り直して、ようやく雨漏りがしなくなった。それにしても天井 のカビが気になる。ジメジメを栄養にしてどんどん太りやがった。男おいどん、ジメジメとカビが大の苦手。息苦しくなる。
熊本市の職員が黄色の「要注意」と貼り付けた紙も強風で何処かへ飛んでしまった。
震災ゴミも片付いていない。熊本市や応援で駆けつけている他県の清掃車からもゴミの撤収をしてくれているのだが、ゴミは次から次へと積み上げられている。
高校生の当時、ネオマスクというバンドでドラムを叩いていた現 熊本市長の大西さんも「市民モラルの低下だ。」と頭を抱え込んでいる様子。ゴミは震災によるものばかりではないことに苛立っている。ゴミの分別もされていない。
民家の場所をゴミ置場にされている方の苦悩は計り知れない。まるでゴミ屋敷になっているではないか。
私たちは引っ越しを考えている。只今、物件を探しているのだがなかなか見つからない。一長一短の短で決められないのだ。とにかく探す。

募集を兼ねたワークショップ

2016-05-08 12:11:13 | 九州「劇」派2016
ユニット 九州「劇」派
スペース早稲田演劇フェスティバル 10月参加決定!
その為の、出演者11名 スタッフ2名の募集を兼ねたワークショップをおこないます。
面白がって応募して下さい。
尚、熊本以外遠方の方、どうしても指定された期日に来られない方は個人面談可!

時)
5月13日(金)19:00-22:00
5月20日(金)19:00-22:00
場)
亀井公民館
(熊本電鉄 亀井駅裏 亀井神社鳥居入るスグ。
車で来られる方は駐車のお問い合わせ下さい。)
【プログラム】
19:00-19:30 公演内容説明 稽古予定 面接
19:30-20:00 体操とイメージトレーニング。
20:00-21:30 唐十郎 作「少女都市からの呼び声」読み
21:30-22:00 歌、及び雑談。
■応募方法
電話09045815190(制作事務局)へ、お名前と参加できる期日を指定して下さい。両日共の参加も歓迎します。
尚、20日(金)には配役の内定と音響 照明のスタッフが決定されます。



九州「劇」派はSpace早稲田演劇フェスティバル参加を目的に結成されました。
ユニット名については1960年代に登場した前衛美術の九州派をイメージしました。
4月熊本-大分大震災からの復興をアバンギャルドの力!演劇で!
唐十郎 作「少女都市からの呼び声」には肉体から転げ落ち人々の復興があります。
ガラスの子宮は何を生む、ここから新たな命が生まれます。

■タイトル作演出
拝啓 唐十郎さま 「少女都市からの呼び声」より
作//唐十郎
演出//山南純平

■公演スケジュール
10月21日(金) 19:00開演
10月22日(土) 13:00開演//17:00開演
10月23日(日) 13:00開演//17:00開演
■チケット料金 前売り開始日
前売3000円//当日3500円
8月20日(土)より
■チケット取り扱い先
銀座熊本館 他
■劇団Website
九州「劇」派ホームページ
http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約お問合せ
九州「劇」派 09045815190(事務局)

準備会議

2016-05-07 01:53:30 | 九州「劇」派2016
5月6日(金)夜 劇団の会議

熊本地震後3週間ぶりで劇団の活動を再開した。お久しぶりだ。
笑顔で再会できる喜びをかみしめた。
会場である亀井公民館の入り口の亀井神社の鳥居が復活して立ち入れるようになった。
支援物資を頂きながら、議題は10月スペース早稲田演劇フェスティバルと2018年ブラジル公演の計画会議。フリートークで案を出したり、ユニットであるが故に「どうのように団結するか!」「事務レベルの実務」などなど、話が収縮したり拡散しながらも方向性と目標を定めるたたき台が見えるようになった。
食べながら話し合いをすると揉めることも揉めなくなる。平和になる。
座長はへいへいほーとお湯を汲む。t君は震災後4kg太った。dは稽古をしないとモヤモヤすると言っていた。h女史はあの役だったら整形手術をするわ、と笑った。ksはクラッシック音楽案を出した。私は隠れて1mgのタバコを吸った。
九州「劇」派とブラジル公演実行委員会共に新たな気持ちでスタート!
尚、5月13日(金)20日(金)は「劇」派の出演者募集のためのワークショップを予定。詳細は現「劇」派メンバーの確認の上、打ち出します。

要注意?

2016-05-06 09:57:42 | 熊本地震2016.4.震度7
ゴールデン二泊三日終わり。
九州山地どまん中の山都町より早朝6:40より熊本市に帰る。途中、御船町に入るところで通行止めがあり、迂回する。写真に見られるように大きな落石を目撃した。
落石注意とは?要注意とは?どう注意していいものか?
朝から強い雨である。地盤が緩んでおり、土砂崩れの危険も注意しなければならない。
余震は続いている。大きな地震から3週間経過したが、家の中の復旧には時間がかかりそうだ。未だにテレビは見れない。トイレは水漏れ。壁のひび割れ、天井からの雨漏りでカビも発生してきた。男おいどん、いくらなんでもカビは健康に良くない。
要注意のステッカーが貼られているが、安全策は引っ越すことと結論を出した。不動産屋に問い合わせたが、引っ越しが殺到しているという。
危険のステッカーだと立ち入り禁止でスッキリするのだが、要注意は中途半端である。
若い頃、中途半端は辞めて!とよく言われた。辞める。逃げよう。命を守るためだ。逃げろ。
さてさて、今日から劇団の活動を再開する。
午後7時より亀井公民館集合である。
同時進行でやることが増えた。気を引き締めてコツコツとやっていれば九天の空は晴れるだろう。気持ちは今からの梅雨入りも何のソノマリ!と掛け声を飛ばそう。

山都町二日目

2016-05-05 18:12:07 | モノローグ【エトセトラ】
ゴールデン一泊二日、二日目の朝、山都町にて。
暑くなりそうだ。昨夜は余震を感じたが、ここでは震度3-4は屁のカッパだ。感受性が大雑把になる。ガサツになる。
自然の中に包まれていると自然の現象に従わざるを得ないと心が広くなる。
避難場所としては良いところだ。
じじバカ日記は今日まで。明日から劇団の活動を再スタートする。

ゴールデン一泊二日の昼、山都町通潤橋で宮崎から帰り道の成一さんと待ち合わせた。
美味しいものでも食べよう!と目的の喫茶店に行ったが閉店中。結局、通潤橋の食事処テラスで飲み食いする。
成一さんが宮崎に行った理由がわかった。救援物資を熊本に運ぶためだった。
こちらにも沖縄そばなど大量の物資を頂いた。ファミリー、劇団員、近所の困っている人にも配布しよう。
今日の夜、熊本市に帰る予定だったが、もう一泊して明日の早朝に帰ることにした。

じじバカ日記

2016-05-04 20:02:44 | モノローグ【エトセトラ】
5月4日(水)
座長の実家へレッツラゴー!一泊二日 の山都町へ!
猫のおおもり君はお留守番です。
サキたちの新住居ではおおもり君専用の部屋があり、その窓からは広い景色が広がっている。家猫としては世界が広がった。
これより1ヶ月くらいはママと孫は九州山地のどまん中で療養します。
じじバカ日記はつづく。

矢部名物おちかラーメンを食す。
夜の余震、震度4だった。その直後、へその緒がとれた。

退院

2016-05-03 11:20:42 | 熊本地震2016.4.震度7
母子共に問題なく退院する。今日は一旦、新居に泊まり、明日より座長の実家 山都町で療養することになっている。九州山地どまん中、のんびりできるだろう。
座長は更に山都町との往復が頻繁になる。年老いた親と娘や孫が心配だから。
この際だから一気に山都町に引っ越す案もあるのだが、仕事や劇団の活動を考えるとそうもいかない。徐々にである。2年後のブラジル公演が終わるまでは!それまでには田舎暮らしの体制を整えていこう。
今日は雨。余震も続いている。根くらべだ。雨漏りがする。大家さんには言っているのだが、家の修繕には時間がかかりそう。昨夜は引っ越しのことで話し合った。劇団の倉庫のこともあるし、熊本市東区近辺で良い住み家を見つける方針が固まった。
5月連休明けの活動再開が迫っている。
ガマダス!クマモーロー。

がまだす 熊本-大分

2016-05-01 10:49:40 | 熊本地震2016.4.震度7
「ガマダス」(熊本弁)は「頑張る、頑張ろう」の意です。
熊本のことを英語の人たちは「クマモーロー」と発音します。

今回の4.14、4.16の2度に渡る震度6強、震度7の熊本地震で亡くなられた方々へ心よりお悔やみ申し上げます。
又、家の倒壊、半倒壊、危険と認定され家に立ち入れなくなった方々、今も尚、避難所生活、駐車場など空き地でテント生活、車中泊を余儀なくされている方々へお見舞い申し上げます。
私の住む町、熊本市東区健軍エリアは震源であった益城町に近かったため多くの被害が見られています。生活ライン(電気、ガス、水道)の再生は進んでいるものの、道路のヒビ、塀や瓦の落下、そして、整理されていない家の中で余震3や4に怯えながら生活しています。体に感じる地震もこの2週間を過ぎても続いています。1000回以上は歴史上類を見ないと言われています。
南阿蘇村の一部孤立化、大分への救援物資不足、災害ゴミの処理の遅れ、デマの流布もありますが、日常生活を取り戻すには時間がかかりそうです。
5年前の東日本大震災では大津波やフクシマの原発爆発などの日本の危機を経験しました。
熊本でもこれだけ多くの危険な断層があるものだと身をもって経験しております。いち早く、川内原発の稼働を止めて欲しい!原発に対する安全神話の崩壊という現実を認識学習することが問われています。
ゴールデンウィークに入り、ぞくぞくと全国各地より民間ボランティアの方々が熊本入りをしてくれ助けてもらっていることに感謝します。
この間、多くの友人知人や親戚からも心配や応援メッセージ、食べものなどのご支援を頂き感謝に絶えません。
熊本県民のシンボルでもある熊本城の再生には20年はかかると聞いています。私的には加藤清正の朝鮮出兵の拠点でもあった熊本城は国境を越えて朝鮮半島やアジア大陸との歴史を考えていく上でも友好に転じるお城でもあったと思います。
私たち同志の立ち位置は演劇です。この地震で活動が止まってしまいましたが、今年10月のスペース早稲田演劇フェスティバルと2年後の2018年ブラジル公演に向かいます。今後、その環境整備に追われます。
元気を届けたいとこころより思っています。癌に倒れてたまるか!術後の再発と転移がなきよう、公演の実現に向かって生きます。
信念の強さが問われると同時に、今後とも皆様のご声援とご協力をよろしくお願いします申し上げます。
ガマダス!クマモーロー!