高級クロモリロードバイクのオーバーホールをお預かりしました。
今回は心配なことが多かったのでお知らせします。
錆が浮いていることはよくあることです。
当然ですが水がつけば鉄はさびます。
錆を出さないためにはまずは最初の処理が大事です。
防錆剤をフレーム内にまんべんなく塗り空気を入れて乾かします。これでほぼ錆は出ませんが水に触れやすい部分ヘッド・BB・シートチューブ・フロントホークにはグリスをたっぷり塗ります。
これを怠ると錆がういてしまいます。
そこで錆取りの作業をします。
フレーム内に洗浄液を入れて振ります。最後にパーツクリーナーをかけれできるだけ錆を落とします。
見えるところはブラシでこすったり錆取り剤を塗ります。
最後にBBなどはタップを切り直します。
そして面取りもしましょう。
ここまで面に錆が浮いているとどんどん広がっていくので防止のために削ります。
削るときれいになります。
錆止め剤を塗り数日乾かしております。
そして作業を再開します。
錆などを防止する場合に必要なことは水・汗触れない事が大事です。
組み付け時にはグリスをたっぷり塗ります。
水に強いグリスがあるので適材適所にグリスを塗ります。
3~5年に一回はオーバーホールに出すといいでしょう。
オーバーホール代¥26250~できます。
作業日数は2週間ぐらいです。
当店で組立する自転車は最初にグリスをたっぷり塗りますし防錆剤を塗りますのでここまでさびるには雨の日をよく乗る人とローラーで汗をかいてヘッド周りがさびる人はいますが通常で使っていただいてる方は10年ぐらいは大丈夫です。
ただ洗車の仕方を間違うと錆ます。詳しくは洗車講習会の時にスタッフにお尋ねください。
お客さんの自転車ライフをサポートできるようにいろいろ行っております。