今年も全国の温泉地を、「温泉で元気に、温泉を元気に!」に合言葉に、温泉総選挙がスタート (^_-)-☆
温泉総選挙は、官民一体となった温泉地情報発信サイトであり、応援投票による国民参加型の地方活性化プロジェクトを行っており、今年度で5年目を迎えてます。温泉地の活性化につながる企画や仕組みづくりを、官民一体で行っております。 山代温泉では組織票等無しで頑張っております。どうぞよろしくお願いいたします。
又、山代温泉では「あいうえおの郷」としても、情報発信を行っております。今から、約1000年ほど前の、山代温泉にある薬王院温泉寺の住職、明覚さんが在職中に研究発表した書籍には梵字、サンスクリット文字等、仏教に関わる言葉の「音」に着目。 それが現在の「五十音図」の基礎の一つになっております。
そのような歴史背景に基づき、毎年、山代では「今年のにほんご」を募集しています。 是非、日頃より大事にしている言葉、今年1年間大事にしていこうという言葉等々、ご紹介ください。
五彩の輝き
九谷焼再興の地、「山代温泉」 古九谷の浪漫に触れ、今に息づく「美と粋」に染まる。日本を代表する色絵磁器、九谷焼。その歴史は、加賀・大聖寺藩の命により1650年頃から石川県九谷村で焼かれた「古九谷」にさかのぼります。他に類を見ない名品を残した古九谷ですが、その謎の廃窯の後、百数十年の時を経て、「吉田屋」によって九谷焼が再興されたのが、ここ山代温泉なのです。この歴史文化に触れられる様にと、8月中旬より10月いっぱいまで、中心街の近く、服部神社の境内でライトアップを実施しています。
食後等にぶらぶらとライトアップを見られた後は、神社前の表参道沿いの「萬松園通り」にあるお店で、少し地酒を流し込み、日頃の疲れから解放するのも旅の醍醐味です。(日没後~午後10時まで、期間毎日。)
新年 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
加賀市文化の森プロジュクト「加賀山代あいうえおの郷構想」
日本語を勉強したい!と思う人が、まず必要なのが五十音図です。ただ、これまで、五十音図の発音を外国語で表したものはありませんでした。ここでは、英語、フランス語、韓国語でその発音を表記し、さらに、日本語のカタカナ、平安時代初期まで使われた万葉仮名、そして五十音図ができるために必要不可欠だった梵字も合わせて表記しました。 旅行に来る外国人の人たちにも、ぜひ、「五十音図」というものがあることを知って頂き、さらに日本語の不思議さや奥深さにも触れて頂きたいと思います。 また、就学前のお子様のためにダウンロードしてお部屋に貼り、日本語の表記と発音を勉強する一助となれば幸甚に存じます。
「いろは歌」、残念ながら最近は習わなくなってしまって、全部言えるという人は少なくなってしまいました。
「色は匂へと散りぬるを 我が世誰ぞ常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせす」という「いろは歌」は、涅槃経の偈に由来すると言われています。「すべてのものは無常。生じては滅びる性質のものである。この生と滅を滅し終わって、生もなく滅もないものを寂滅と言い、これがすなわち、楽、涅、槃なのである」ということを、当時の日本語の音と文字で表したものが「いろは歌」だと言われています。
これは、論理性というより「情緒」の世界観に根ざしたものと言えるでしょう。
これに対して、「五十音図」はいかがでしょう。
こちらは、日本語の母音は五つと決めて、日本語の音はすべて「子音+母音」で成り立っているとし、歯音、舌音、唇音、喉音など音の調音される位置までも考えて作られたものでした。
これを考え出したのは、明覚(一〇五六〜没年不詳)という天台宗の学僧です。
明覚は、比叡山で、唐代の中国語とサンスクリット語を学びますが、加賀山代の温泉寺(現・石川県加賀市山代温泉、薬王院)住職となり、この地で一〇九三年、「五十音図」を完成させるのです。
なぜ、加賀市の山代で? なぜ一一〇〇年よりちょっと前の時代に、こんなものを?
と思わない人はいないでしょう。
それは、山代では、比叡山で習った古い中国語から変化した新しい、「近世語としての中国語」が聴けたことが大きな要因でした。
明覚は、言語は時代とともに変化するという大きな言語学上の発見を、この地でしたのです。
日本語の歴史が分かるように、エポックメイキングな出来事を枡目に埋めました。聞いたことがない人名や書名などもいっぱいだと思いますが、それぞれひとつずつが、我々が今、使う日本語を作って来た証なのです。
年表の中の、「725年 行基、ヤタガラスの導きで山代温泉を発見」、「1093年 明覚『反音作法』(最古の「五十音図」山代温泉で作られる!)」 、「1332~1392年 薬王院石造五輪塔(明覚上人供養塔)建立」が山代温泉に関連したものです。
日本語を勉強したい!と思う人が、まず必要なのが五十音図です。ただ、これまで、五十音図の発音を外国語で表したものはありませんでした。
ここでは、英語、フランス語、韓国語でその発音を表記し、さらに、日本語のカタカナ、平安時代初期まで使われた万葉仮名、そして五十音図ができるために必要不可欠だった梵字も合わせて表記しました。
旅行に来る外国人の人たちにも、ぜひ、「五十音図」というものがあることを知って頂き、さらに日本語の不思議さや奥深さにも触れて頂きたいと思います。
GreeeeNさんの「あいうえおんがく」をBGMに 加賀市加賀温泉郷のプロモーションビデオを作ってみました (*^-^*)
その他、山代温泉では様々な、あいうえおに因んだイベントを行っています。ご紹介すると「謎解き☆あいうえお」、「今年のにほんご」「五十音図と明覚さんを巡る旅」「あいうえお五十音図は明覚さんが映し出したことばの曼荼羅です(単行本の販売)」です。 今後も、インスタ映えするような街中整備や商品開発も予定されています。 色々と悠久の歴史をお楽しみくださいね。
毎月10日は明覚上人の月命日、8月10日は祥月命日です。 明覚上人顕彰会の皆様が、明覚上人を偲んで色々と活動を行っております。(写真は総会時の温泉寺の住職による講話行いました。)
先週8日、東京・墨田区のフラムドールで『温泉総選挙2018』の表彰式がありました。
各省庁・選考委員はじめ関係者など100人以上が出席し、大盛況だったそうです。(だったそうです・・・残念ながら私は出席できず、別の方からのお話という事になります。)
期間中、山代温泉他にご投票いただきました皆様、貴重な1票本当にありがとうございました。
さて、山代温泉はどうだったかと言うと・・・審査員特別賞「湯おもてなし 健康入浴賞」を頂戴しました。
並みいる列強温泉の中、何とかの滑り込みセーフ的な感じでの受賞でした (~_~;)
部門では「歴史文化部門」にエントリーしてまして、第4位。これでも立派な成績だったのですが、健康入浴活動に顕著な評価をいただき、受賞させていただきました。
この成績に奢ることもなく、粛々と、更なる磨き上げに精進いたしますので、倍旧のご愛顧をよろしくお願い申し上げます。 先ずは、ご報告と御礼に代えさせていただきます。
予告:『温泉総選挙』は、また新たなステージに向け、着々と準備を進めております。詳細につきましては、またメルマガやホームページにてご案内する予定だそうです。
その他の各賞の詳細など、詳しくは…こちらです。
■温泉総選挙2018 https://onsen-ouen.jp/
新企画 「新春 あいうえお 寄席」
山代の「薬王院温泉寺」の、中興の祖 明覚上人が、平安時代後期(1090年代)に、日本語の原点となった『五十音図』を発明されました。
これにちなんで、文化的なイベントのひとつとして、明治大学の落語研究会の皆様により、山代温泉にて約1週間滞在し、日頃鍛えた演目をご披露いたします!!
会場は以下の通りです。
2月6日(水)16:00~16:30/21:00~21:30 於 ゆのくに天祥(他、白山菖蒲亭)
2月7日(木)16:00~16:30/21:00~21:30頃 於 ゆのくに天祥
2月8日(金)16:00~16:30/21:00~21:30 頃 於 吉田屋山王閣
2月9日(土)20:30~20:50 於 瑠璃光ロビー/21:00~21:20 葉渡莉だくら広場
2月10日(日) 同上
温泉総選挙とは
今年で3年目を迎える温泉総選挙は、みなさんの温泉地への応援投票を通じて多くの皆さんに温泉地の様々な情報を知って頂き、より多くのみなさまに温泉地に足を運んで頂く事が目的で実施している国民参加型の地方活性化プロジェクトです! 日本初の「温泉地のリアルタイム情報サイト」としての役割も担っている温泉総選挙。
応援投票して頂ける皆様に、温泉地のより新鮮な情報、より役に立つ情報をより多く提供できるように官民一体で連携をして日本の観光促進の一旦を担えればと思っております!
みなさん!温泉で元気に!温泉を元気に!温泉総選挙をよろしくお願い致します。
(40年代の観光誘客ポスター)
(明治19年頃に総湯)
(湯の曲輪周辺)
山代温泉が奮闘中♬
今回は珍しく、山代が頑張っております。 湯の曲輪、二つの総湯、あいうえおの郷構想・・・等々と、4年後にやってくる「北陸新幹線敦賀延伸開業」目指して、様々な取組を行っております。
応援よろしくね。。。
https://onsen-ouen.jp/sousenkyo/2018/search/category/history-culture