過ぎ去った一年の無病息災に感謝し、これから来る無病息災を迎え祈る・・・祭事 () 「菖蒲湯まつり」がいよいよ6月4日に催されます。 いろいろな願い事が書かれた「護摩木」を、霊峰白山道場で修行を行った修験者達が 薬王院温泉寺境内でモウモウと火上がる紫灯護摩(さいとうごま)に願い事が書かれた護摩木を唱えながら投げ入れます。 護摩木は勢いのある炎で、天に届く勢いで炊き上げられ願いが叶うととされています。 これが「山代温泉入湯式祈願祭」です。 これをスタートに祭りは初日のクライマックス「入湯式」に移っていきます。 「邪気」を祓うとされる菖蒲が詰められた8俵の菖蒲俵で「菖蒲御輿」を組み、御輿が街なかを練ります。 俵は地面に下ろされ引っ張られ 俵からはみ出た「菖蒲」が 地面と擦れ その匂いが町全体を覆い 邪気を祓うと言い伝えられています。 温泉情緒満載の「湯の曲輪」でフィナーレになり、菖蒲が古総湯に投げ入れます。 5日は踊り連が町を練り、輪踊り大会が行われます。
※ 護摩木 薬王院温泉寺、温泉旅館、総湯、薬王院温泉寺等に設置されております。1本300円。四角い木で出来ていますので「4つの」願い事が書けます。