新年 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
加賀市文化の森プロジュクト「加賀山代あいうえおの郷構想」
日本語を勉強したい!と思う人が、まず必要なのが五十音図です。ただ、これまで、五十音図の発音を外国語で表したものはありませんでした。ここでは、英語、フランス語、韓国語でその発音を表記し、さらに、日本語のカタカナ、平安時代初期まで使われた万葉仮名、そして五十音図ができるために必要不可欠だった梵字も合わせて表記しました。 旅行に来る外国人の人たちにも、ぜひ、「五十音図」というものがあることを知って頂き、さらに日本語の不思議さや奥深さにも触れて頂きたいと思います。 また、就学前のお子様のためにダウンロードしてお部屋に貼り、日本語の表記と発音を勉強する一助となれば幸甚に存じます。
「いろは歌」、残念ながら最近は習わなくなってしまって、全部言えるという人は少なくなってしまいました。
「色は匂へと散りぬるを 我が世誰ぞ常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせす」という「いろは歌」は、涅槃経の偈に由来すると言われています。「すべてのものは無常。生じては滅びる性質のものである。この生と滅を滅し終わって、生もなく滅もないものを寂滅と言い、これがすなわち、楽、涅、槃なのである」ということを、当時の日本語の音と文字で表したものが「いろは歌」だと言われています。
これは、論理性というより「情緒」の世界観に根ざしたものと言えるでしょう。
これに対して、「五十音図」はいかがでしょう。
こちらは、日本語の母音は五つと決めて、日本語の音はすべて「子音+母音」で成り立っているとし、歯音、舌音、唇音、喉音など音の調音される位置までも考えて作られたものでした。
これを考え出したのは、明覚(一〇五六〜没年不詳)という天台宗の学僧です。
明覚は、比叡山で、唐代の中国語とサンスクリット語を学びますが、加賀山代の温泉寺(現・石川県加賀市山代温泉、薬王院)住職となり、この地で一〇九三年、「五十音図」を完成させるのです。
なぜ、加賀市の山代で? なぜ一一〇〇年よりちょっと前の時代に、こんなものを?
と思わない人はいないでしょう。
それは、山代では、比叡山で習った古い中国語から変化した新しい、「近世語としての中国語」が聴けたことが大きな要因でした。
明覚は、言語は時代とともに変化するという大きな言語学上の発見を、この地でしたのです。
日本語の歴史が分かるように、エポックメイキングな出来事を枡目に埋めました。聞いたことがない人名や書名などもいっぱいだと思いますが、それぞれひとつずつが、我々が今、使う日本語を作って来た証なのです。
年表の中の、「725年 行基、ヤタガラスの導きで山代温泉を発見」、「1093年 明覚『反音作法』(最古の「五十音図」山代温泉で作られる!)」 、「1332~1392年 薬王院石造五輪塔(明覚上人供養塔)建立」が山代温泉に関連したものです。
日本語を勉強したい!と思う人が、まず必要なのが五十音図です。ただ、これまで、五十音図の発音を外国語で表したものはありませんでした。
ここでは、英語、フランス語、韓国語でその発音を表記し、さらに、日本語のカタカナ、平安時代初期まで使われた万葉仮名、そして五十音図ができるために必要不可欠だった梵字も合わせて表記しました。
旅行に来る外国人の人たちにも、ぜひ、「五十音図」というものがあることを知って頂き、さらに日本語の不思議さや奥深さにも触れて頂きたいと思います。
GreeeeNさんの「あいうえおんがく」をBGMに 加賀市加賀温泉郷のプロモーションビデオを作ってみました (*^-^*)
その他、山代温泉では様々な、あいうえおに因んだイベントを行っています。ご紹介すると「謎解き☆あいうえお」、「今年のにほんご」「五十音図と明覚さんを巡る旅」「あいうえお五十音図は明覚さんが映し出したことばの曼荼羅です(単行本の販売)」です。 今後も、インスタ映えするような街中整備や商品開発も予定されています。 色々と悠久の歴史をお楽しみくださいね。
毎月10日は明覚上人の月命日、8月10日は祥月命日です。 明覚上人顕彰会の皆様が、明覚上人を偲んで色々と活動を行っております。(写真は総会時の温泉寺の住職による講話行いました。)
温泉総選挙とは
今年で3年目を迎える温泉総選挙は、みなさんの温泉地への応援投票を通じて多くの皆さんに温泉地の様々な情報を知って頂き、より多くのみなさまに温泉地に足を運んで頂く事が目的で実施している国民参加型の地方活性化プロジェクトです! 日本初の「温泉地のリアルタイム情報サイト」としての役割も担っている温泉総選挙。
応援投票して頂ける皆様に、温泉地のより新鮮な情報、より役に立つ情報をより多く提供できるように官民一体で連携をして日本の観光促進の一旦を担えればと思っております!
みなさん!温泉で元気に!温泉を元気に!温泉総選挙をよろしくお願い致します。
(40年代の観光誘客ポスター)
(明治19年頃に総湯)
(湯の曲輪周辺)
山代温泉が奮闘中♬
今回は珍しく、山代が頑張っております。 湯の曲輪、二つの総湯、あいうえおの郷構想・・・等々と、4年後にやってくる「北陸新幹線敦賀延伸開業」目指して、様々な取組を行っております。
応援よろしくね。。。
https://onsen-ouen.jp/sousenkyo/2018/search/category/history-culture
十二支のしんがり「亥」年
干支を順番に12個言える人は、案外少ない? かも。 今年は「亥」年。 スタートは子・・・そして丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・・・最後は亥。(言えましたか??)
ファイナル「平成」
ご存知、今年は平成最後の年! 果たしてどんな名称になるのでしょうか? 考え出したら切りがありませんねぇ~~~ 「M(まみむめも)」「T(たちつてと)」「S(さしすせそ)」「H(はひふへほ)」から始まる感じ以外の名称になるようです。 とういう事は・・・「あ行」か、「か行」「な行」「や行」・・・ですか・・・
祝い酒
今年初の祝い酒は「シャンパーニュ」。「ぽんッ~♬」という開栓音が気分を盛り上げます(^^)/ 銘柄は「ポル・ロジェ・ブリュット・レゼルブ(POL ROGER BRUT RESERVE)」。「ピノ・ノアール」「シャルドネ」「ピノ・ムニエ」のアッサンブラージュの淡いイエローの色味と繊細で豊かな泡。洋ナシ・マンゴーにかすかなヴァニラの香り。 アプリコットジャムやハチミツ、アンズなどのスパイスのニュアンスが口の中いっぱいに広がり、美しいハーモニーと心地よいフレッシュう感がありました。 専門的になりますが・・・WA92点、WS91点の実力はなかなかのヤツでした。。。(※WA:ワインアドボォケイト、WS:ワインスペィクテイタ―)
年末年始になると、「今年はどんな年だった?」 「今年はどんな年になる?」 と思いを馳せる人は多いのではないでしょうか! 2018 今年の漢字(日本漢字能力検定協会)は「災」、新語流行語大賞年間大賞(ユーキャン)は「そだねー」でした。 山代温泉では、温泉地の中心街にある薬王院温泉寺の中興の祖「明覚さん(住職)」の功績、「五十音図・あいうえお」の基礎をつくられたことを顕彰して、「今年のにほんご」を公募する企画を昨年より実施しています。 今回の2019年の作品は、「あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ・・・」(あ段)で始まる、みんなに伝えたい、今年の目標にする・・・等の言葉をお聞かせください。 素敵なプレゼントも用意してございます。 是非!!
それでは、2019(平成31年)も栄えある、健康年でありますよう祈念し、引き続き、山代温泉をご愛顧、初めての人には、是非、「山代温泉」にお越しいただきますようお待ちしております。
(合掌)
12月も残すところ、後19日。(戌年から亥年へ・・・干支最後の12番目へ、平成も最後、、、という事で記念する年になるのではと密かに期待している私。)
本日は、山代温泉に入った取材レポートです。
「ぶんぶんセブン」(テレビ金沢) ~ 加賀四湯博~冬休みは加賀温泉郷へ~ の番組の録画取材が今週の月曜日10日にありました。 ローカル番組枠なので、石川県内しか見れませんが、「今から130年程前の入浴施設を再現した 山代温泉古総湯」「加賀結衣(レンタル着物)」「加賀カニごはん 割烹加賀」等を体験されていきました。
ぶんぶんボウルのお二人は、石川県白山市出身・在住の吉本興業所属の芸人さんです。 地元ならではの「方言」を交えてのレポートは緩い感じの雰囲気での紹介となっております。
◆放送日は、「12月 23日(日) 午前7:00~7:30(30分)」となっております。
是非、ご覧頂き、山代温泉 加賀温泉郷へ お越しください。
(山代温泉 湯の曲輪 古総湯前 にて)
(加賀カニごはん 割烹加賀さん メニューから)
(山代 加賀結衣・レンタル着物 谷口呉服店前にて)