ようやく、本年の菖蒲湯まつりが挙行されました。
暖冬で始まった酉年は、3月からの2回?にわたる寒波の影響で、山岳方面では積雪量が平年並みよりも多くなっているという、先が読めない天候でしたが、新緑の候になり、めっきり「穏やかな」天候に恵まれております。 (*^-^*) 今晩は、星空の大変綺麗な日となっております。
約1000年前から続く、菖蒲で「邪気を祓う」風習は、中国からのものと聞いております。
毎月の28日は、薬王院温泉寺の護摩堂で護摩焚きが行われ、護摩木に書かれたお願いを祈祷しながら、投げ込まれます。 6月の菖蒲湯まつりには、寺の境内で、10数名の山伏により、約1時間の護摩焚きが行われます。 屋外で行われる護摩焚きを「紫灯護摩」と言われ、年1回の大行事となっています。
午後7時。 各町内や各種団体・企業から、高張提灯や手提げ提灯を持った60~70名の関係者が、紫灯護摩が行われる寺の境内に集まってきます。 結界をつくり、邪気を祓う行事が約1時間行われ、午後8時には、花火を合図に約150名余りの菖蒲俵の神輿がスタートします。
約1時間ほど神輿が引きずられ、担がれ・・・ファイナルには、「古総湯」の浴槽に投げ込まれ、催事は終了します。
さあ~、夏はもうそこまでやってきています。