今日は、ボクの友人である「ゲゲル」について紹介します。本名はゲゲル・ミハイロビッチというロシア系ハーフで…というのは真っ赤な嘘で、長岡市の合併地域に生まれ育った純粋な日本人です。ボクが住んでいる地域を「片田舎」と言うなら、ゲゲルの住むO地域は「ド田舎」です。雪の降る量も違います。(ボクら新潟県人って、住んでいる地域の都会度・田舎度を積雪量や降雪量で判断する傾向がありますよね。笑)
ボクがゲゲルと出会ったのは、15歳の時。高校の卓球部に入部した時でした。ゲゲルは卓球部の1学年上の先輩でした。ボクらの部は上下関係のないフレンドリーな部で、その中でもゲゲルは親しみやすい性格でボクら下の学年とも仲良くしてくれる先輩でした。
”いらすとや”さんのフリー素材を使わせていただきました
まぁ高校時代にもそれなりに一緒に遊んだし、その後も年に1回の卓球部OB会では一緒に楽しく飲んだりして、ボクらは「それなりにお付き合いのある高校時代の部活仲間」って感じでした。
20代、30代と人生のキャリアを積み重ねる過程で、ボクらは再び卓球という競技に関わることになります。大学でも競技を続けたゲゲルは地域スポーツに深く関わり、やがて地元でユニークな卓球大会を開催・運営するようになります。一方ボクは自身の競技生活は止めましたが、「青少年の育成」という形で再び卓球と関わるようになりました。
卓球を通して時々顔を合わせるようになった40代のボクらの関係の中で、酔っ払いながらある一つの話がまとまります。「もう一度、みんなで卓球をやろう!」「練習は二の次で、飲み会を主体にしよう!」そして誕生したのが「さわやかピンポンズ」でした。
えっと、古い写真がありました。2007年ですから今から15年前ですね。地元に残っていた高校時代の卓球部の仲間数名で集まり、練習会(という名の飲み会)や合宿(という名の飲み会)をやったり、(慰労会が目的で)大会に参加したりしました。まだあの頃は40代ですからね。若かったなぁ…。まだ髪がある。お揃いのユニフォームを作って大会に参加したときの記念撮影です。
この記念写真でみんなが着ているオレンジのユニフォーム、特注なんですよ。右腕と左胸にオリジナルのロゴマークが入っているんです。アップにするとこんな感じ。
「さわやか」ていうのは、もちろんチーム名の「さわやかピンポンズ」に由来します。よく卓球関係者に言われましたよ。「お前らのどこが『さわやか』なんだよ!」「イメージが違いすぎるわ!」ってね。ちなみにボクらは60代になった今でも「さわやかピンポンズ」です(笑)。3つのスターは卓球のボールのランク「3スター球」を表しています。
さて、問題はユニの右腕にボクらがつけていた、銀杏の葉に「割助」のロゴ。これはいったい何でしょう?実はこれ、友人ゲゲルに大きく関わるロゴなのです。その謎の詳細は、次回に続きます。