当ブログ「タケ・タケ・エヴリバディ!」は、この度のロシア軍によるウクライナ侵攻を厳しく批判するとともに、すべてこのウクライナ国民の皆さんに平和で平穏な日々が一日も早く訪れることを、心から願っています。世の中に戦争は必要ありません。
この記事のイラストも”いらすとや”さんのフリー素材を使わせていただきました
ボクは政治問題にも国際問題にも詳しい方ではないのですが、今回のロシア(っていうかプーチン)のウクライナ侵攻って、素人目で見てもどう考えてもおかしいと思うのです。
国際問題っていうのは(しかもそれに民族問題が絡むとなおさら)そんなに簡単ではないことは百も承知です。だって「”正義”の敵」は必ずしも「悪」ではないからです。「”正義”の敵」が「異なる価値観の"正義"」であることは歴史上往々にしてあり、それぞれの大義名分(行動の正当性を明瞭に示す理由づけ)を掲げ、それぞれの正義のために戦争が起きることも、歴史を振り返れば数多く存在しました。
しかし、今回のロシアのウクライナ侵攻には、大義名分があるとはボクにはとても思えません。プーチン大統領の目的は、ウクライナ政府が親ロシア政権になりNATO加盟を放棄し、親ロシア国家としてウクライナをロシアとNATO軍の緩衝地帯にし続けることです。つまり自国の安全保障ですよね。ロシアは、自国の安全保障を言い訳にして、隣国を土足で踏みにじる行為を行っているのです。
このロシアの姿って、クラスメートが他の友達とつき合おうとするのを、「俺の仲間になれ」と暴力で従わせようとしているガキ大将と一緒です。誰がどう考えても、100%ロシアがおかしい。プーチンがおかしい。間違っています。友達が欲しいなら、相手にその気持ちを話せばいい。それでも振り向いてくれなかったら、頑張って人格と人間性を磨いて、振り向いてもらえるような魅力を身に付けるしかないのですよ。それが人としての当たり前で正しい道です。
今、ボクらにできることはなんでしょうね。「ウクライナへの支援」と「ロシアへの(経済的)制裁」でしょうか。でもきっと、多くのロシア人は自国のことだけど「おかしいな?」って思っているんでしょうね。
微々たる力も大勢の協力があれば大きな力になります。全世界の人が「戦争反対」の声をあげ、「プーチンの判断はおかしい」と意思を表明することも大事ですよね。国内外のウクライナ人も、国内外のロシア人も、日本人も、アメリカ人も、中国人も、政治家も、スポーツ選手も、芸能人も、会社員も、主婦も、学生も、年寄りも、若者も、子どもも、「戦争には反対だ!」「ロシアはウクライナ侵攻を止めるべきだ!」と声をあげたいです。