ゴメンなさい。ボクはまだ作っていません。「育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた」というのは、ボクが読んだ本の題名です。
友人のゲゲルから「竹粉砕機」の設計や製作に取り組んでいると聞いて、「それじゃぁボクも『竹林の有効利用』を考えなきゃな?」と思って、題名に惹かれて図書館で借りた本がこれ「育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた」です。
この本の中身はタイトルの「タケノコ」や「メンマ」に特化したものではなく、ごま、かんぴょう、こんにゃく、タケノコなどの身近な素材や、知っているようで知らない植物を少年が抱く好奇心そのままに著者が栽培したり収穫したり食べたりする、「大人の自由研究」みたいな本でした。ボクはこういう本が大好きです。
写真も豊富で、実際に「ボクにもできそうだな」「やりたいな」って思いました。中でもボクが一番やりたいと思ったのは、やっぱりタイトルにもなっている「タケノコでのメンマ作り」ですけどね。
この本を出版しているのは「家の光協会」。皆さんは「家の光」って知っています?ボクは幼き日々の記憶に、わが家の茶の間に「家の光」という雑誌があって、母や祖母が読んでいた記憶があります。ネットで調べたら、出版元の「家の光協会」っていうのは、農業・農村文化の向上を目指す、JA(農協)グループの出版・文化団体だそうです。なるほどね。
ちなみに著者の玉置標本さんという人は、食材採取と製麺が趣味のフリーライターで、身近な動植物を捕って食べたり、家庭用製麺機でラーメンを作る日々を送っている方だそうです。楽しそうですね。「育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた」以外にも、「捕まえて食べる」という著書があります。
こちらの著書の目次を見ても、「富山湾のホタルイカを網で掬って食べたい」「干潟にてアナジャコを筆で釣って食べたい」「穴に塩を入れてマテガイを捕って食べたい」「天麩羅の高級ネタ、ギンポを針金ハンガーで釣りたい」「日本海の離島、粟島のタコを捕まえる大会で優勝したい」「麗しの野草マニアから、多摩川て食べられる野草を教わりたい」「長野でザザムシを捕って食べる文化を体験したい」とかって、ボクは興味津々ですよ。
この本も、今度図書館で借りようかな?と思っています。とりあえず、「今年の春は育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみよう!」と決意した八百政でした。
【追記1】今日の記事に使用したイラストも、「いらすとや」さんのフリー素材を使わせてもらいました。ありがとうございました。
【追記2】日々のアクセス数が100を超え、200を超え、ついに昨日は300を超えました。ありがとうございます。
ゲゲルの作った「竹粉砕機試作品1号」の話題は、また次回に!