タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

今年のお花見④〜福島江の桜〜

2023年04月04日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

今日は、長岡の代表的な桜の名所の一つである「福島江の桜」を紹介します。福島江(ふくしまえ)は、長岡市の中心部を流れる用水路です。信濃川の妙見堰から水を取り入れ、長岡市内の十日町、宮内、福住、黒条を通って猿橋川および刈谷田川に至る20 kmにも及ぶ17世紀半ばに作られた人工の水路なのですよ。

ここは長岡駅東口から徒歩数分のあたりの場所です。両岸から水路にせり出す桜は、迫力満点で本当に素晴らしいです。今まさに満開。「水辺と桜」や「土手と桜」という桜の名所は各地に多くありますが、狭い水路の両岸からこのようにせり出す桜というのは、珍しいのではないでしょうか。

ところで、川の土手に桜が多く植えられているのはなぜなんでしょうか?昨日の「学校と桜」に引き続いて、今日は「土手と桜」「水辺と桜」について調べてみました。


今から遡ること江戸時代。江戸時代はインフラの整備がまだまだ未熟で、大雨が降ると川が氾濫し土手の決壊が起こり、洪水の被害に悩まされていました。人々は何とかして土手の決壊を防ぎ、洪水の被害を最小限に抑えるためにはどうすればよいか日々考えていたそうです。

「どうすれば、土手が決壊しなくなるか?」を考えているとき、1人の人間がある考えを思いつきました。土手に桜を植えることにより、毎年多くの人が花見に訪れ、自然と土手を踏み固められるので増水に耐えられる土壌ができるという考えです。お花見が防災につながるという、すごいアイデアです。(参考:HP「桜が川沿いに多く植えられている理由」


なるほどねぇ。勉強になりました。川の土手に多くの桜の名所があるのは、こういう理由だったんですね。まぁ最近は「絵になる」というのも大きな理由で、土手に植樹するケースもあるんでしょうけどね。

さて、シリーズ化してきた弊ブログの桜の名所紹介。次回はどこに行こうかな?

コメント (2)
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