長岡市科学博物館(幸町の「さいわいプラザ」内)で開催されている、「長岡藩主牧野家ゆかりのおひなさま展」を見に行ってきました。牧野家は1618年から1870年までの250年あまり、長岡藩主として長岡の地を治めた譜代大名です。長岡市民には「牧野の殿様」と呼ばれ、親しまれています。
牧野家のおひなさまは、牧野家に嫁いできたお姫様やその姉妹、母上、祖母上様ゆかりの品々で、古いものは江戸時代、新しいものでは約100年前に作られたものだそうです。
展示品の撮影は禁止ではなかったので、スマホで撮影させてもらいました。美しく精巧に作られたひな人形や多くの道具は、小さなものですが形や材質など実物そっくりで、着物の着装の仕方などにも日本の文化を感じさせられるものでした。
目の保養をさせていただきましたよ。まぁでもこれだけのモノですから、やっぱり個人宅で保存していくのは大変でしょうね。こういう形で展示をし、一般市民にも公開するというのはとてもいいことだと思います。
こんな牧野家のような由緒あるモノではなくても、一般の家庭にも「物置に眠っているひな人形」って結構あるように思います。「ひな人形のリサイクル」なんていうシステムができるといいかもしれませんね。
もっともこの少子化が進む世の中ですから、おひなさまの製造や販売業界も生き残りをかけて大変なんでしょうね。そちらの業界からすれば「リサイクル」なんて言っていないで、「新規購入するお客さんの開拓」が重要でしょうからね。この前テレビを見ていたら、こんな「ひな人形」を紹介していましたよ。
まぁボクらはちょっと違和感を感じますが、「ギャル風ひな人形」ですよ。金髪にギャルメイク、さらに衣装はヒョウ柄です。いやぁ〜すごいな、これ。