タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

麦秋

2023年05月26日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

最近の通勤時に農道を車で走っていると、田植えを終えた田んぼが水鏡になって風景を映し出す光景と共に、ボクの五感を楽しませてくれる光景があります。それがこちら。

はい。麦が黄金色に色づき、収穫期を迎えています。春にこんな色(収穫の色?)を見るって、とても新鮮な気分ですよね。アップで見るとこんな感じ。

昔はこのあたりはずっと水田が広がっていたのですが、米の生産調整で枝豆畑と稲作がローテーションで行われたりしていたのです。それがここ数年、麦の栽培エリアが広がってきています。近隣町内には地場産の小麦を使ったピザ屋さんなんかもオープンしており、消費も拡大しているんでしょうかね?

「麦秋(ばくしゅう)」っていうこの状況にピッタリの言葉を知ったのは、数年前のことです。刈り入れの近づいた麦の穂が黄金色に輝いて見える時期、すなわち今のこの時期を麦秋(ばくしゅう)といいます。 この場合の「秋」は季節を表すものではなく、稲の秋にならったもので「収穫の時」を意味するのだそうです。

「麦秋」なのに「春(初夏か)」っていうのが面白いですよね。そういえば「小春日和(こはるびより)」なのに「晩秋」を意味する言葉もありました。日本語は難しいな。

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嘘つきジェンガ

2023年05月25日 | 読みました!見ました!

図書館から借りていた辻村深月(つじむらみづき)の「嘘つきジェンガ(文藝春秋)」を読了しました。

「嘘つきジェンガ」は詐欺をテーマにした3つの短編集です。詐欺に巻き込まれたり、嘘をつくつもりがなかったのに後に引けなくなって嘘を上塗りしてしまったり。嘘に嘘を重ねていく様子が、まるで危うい状況の中でジェンガを積み上げていくよう…ってイメージで、この題名を付けたのだろうなと思いました。そして、もちろん最後にはジェンガの塔は崩れ落ちるのです。

『2020年のロマンス詐欺』:大学進学のため山形から上京した大学生の主人公は、コロナ禍で仕送りも減額となり友人から紹介されたアルバイトを始めるが、それは「ロマンス詐欺」の片棒を担ぐことだった。

『五年目の受験詐欺』:頑張っても頑張ってもなかなか成績が上がらず苦しむ小学生の次男の姿に心引き裂かれていた主人公の専業主婦は、息子を信じようと決意しながらも、つい100万円で受けられる「特別紹介の事前受験」という甘い誘いにのってしまう。息子は無事に中高一貫校に合格したが、五年後にそれが詐欺だったことが判明する。

『あの人のサロン詐欺』:主人公はアニメオタクの30代独身女性のフリーター。オンラインサロン「谷嵜レオ創作オンラインサロン オフ会」を主宰している。彼女は漫画原作者・谷嵜レオになりきり、谷嵜が覆面作家なのをいいことに、創作サロンの参加者にも、自分の家族にもそう偽っていた。しかし、ホンモノの谷嵜が逮捕された。

決して良い話ではないのだけれど、登場人物たちに何となく共感できる部分もあって、どの話も不思議と前向きになれるストーリーでした。うん、ヨカッタ。面白かった。

辻村深月さんという作家の小説は初めて読んだのですが、なかなかいいですね。また「読んでみたい作家」が増えました。

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ボクは「コリー」は好きなんだよ!

2023年05月24日 | 徒然なるままに

わが家の孫2号は4歳の男児。近くの町内に住む娘夫婦の長男です。この孫を夕方の3時間ほど、保育園帰りから親が迎えに来るまでの間、わが家であずかっています。保育園に迎えに行きその後の世話するのは、3月いっぱいで仕事を辞めた女房が担当しています。ボクは仕事が早く終わった日(ボクの勤務は4時あがりの日と6時あがりの日が不定期にあります)には、孫といろいろ関われることを楽しみにしているのですよ。

さて、赤ちゃん時代には何でも機嫌良く食べていた孫ですが、だんだん自我が芽生えてきて「あれ好き」「これ嫌い」と好き嫌いを言うようになりました。特に野菜を食べさせることには、母親である娘も苦労しているようです。今日の話題は、そんな孫が発した言葉の紹介です。

先日のこと。孫がわが家で、食卓に出されたブロッコーリのサラダを食べていたときのこと。孫が発した言葉が、今日の表題のセリフです。どうやら彼はブロッコリーの先っちょの花が開いた部分が苦手なようなです。

「ボクは『コリー』は好きなんだよ、食べられるんだ」「でも『ブロ』は苦手なんだ」

「コリー」? 最初は何のことかな?と思いました。でも、すぐに理解して夫婦で大笑いしました。

彼(孫)はブロッコリーの「先の花の部分」を「ブロ」、「根元の茎の部分」を「コリー」と表現したのです。いっやぁ~子どもの発想って面白いですね。そしてユニークです。「ブロッコリー」という言葉をその形状と対応させて2つに分け、「ブロ」と「コリー」に分類する。大人にはできない発想です。あぁ面白い!子どもは天才だなぁ!

コメント (2)
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メダカの赤ちゃん誕生!

2023年05月23日 | 徒然なるままに

わが家でメダカを飼い始めたことは、以前にもブログの記事で2回ほど紹介しました。きょうは「シリーズ・メダカ」の第3弾です。まずは、これまでの流れをご覧ください。

 

メダカの飼育 - タケ・タケ・エヴリバディ!

わが家でメダカの飼育をすることになりました。実はこれにはワケがありまして…。家の女房が3月末で仕事を退職したんですよ。で、わが家から2kmちょっと離れたとこ...

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アクアリウムは癒やしの空間 - タケ・タケ・エヴリバディ!

わが家がメダカを飼い始めたことは、以前にも記事で紹介しました。今月のGW明けのことでした。メダカの飼育-タケ・タケ・エヴリバディ!わが家でメダカの飼育をすることにな...

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前回の4日前の記事で、メダカがタマゴをぶら下げて泳いでいる画像を紹介しました。これです。

はい。タマゴが見えますね。これが水草に産み付けられるわけですよ。こんなふうにね。

このまま水草にくっついて孵化すると、稚魚は間違いなく食べられちゃいますから。タマゴを別の容器に移します。けっこう素手で(っていうか指でつまんで)簡単にできちゃうんですよ。わが家は小さいタッパー容器に移しました。

その中で、タマゴはどんどん成長していきます。タマゴの中にメダカの目ができてきたのがわかります。そして、ついに…

産まれました。感激です。メダカの赤ちゃんの誕生です。小っこくって、透明で、可愛いったらありゃしない!

はい。あっと言う間に、たくさんのタマゴからメダカの赤ちゃんの誕生です。

さて、これからどんなふうに成長するんでしょうか?楽しみだなぁ~。ちなみに、今回の画像の撮影は、全てスマホです。スマホのカメラ機能は、優秀ですね。もはやデジカメは不要な感じです。

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久しぶりの町内の祭り

2023年05月22日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

一昨日の記事で、町内のS神社の祭礼(春の例大祭)のために、幟旗(のぼりばた)の奉納に参加したことを紹介しました。

 

S神社例大祭の幟旗(のぼりばた) - タケ・タケ・エヴリバディ!

ボクの住む町内にあるS神社の春の例大祭が行われるので、神社の境内に幟旗を揚げる作業が早朝5時半から行われました。数年続いたコロナ禍で、例大祭も一部の役員だけで縮...

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幟旗が無事に2対、神社の拝殿前に奉納されたのがこれです。

昨日は、宮司さんと4人の怜人(雅楽の演奏者)さんもいらっしゃって、五穀豊穣と町内の安全を祈願した祭礼の儀式も行われました。

コロナ禍においても、宮司さんだけをお招きして春と秋の年2回の例大祭は実施していたのですが、怜人の皆さんからもお出でいただいて神楽舞を奉納していただくのは4年ぶりということです。

実はボク、町内の役員になって3年目なので、こういう形での例大祭は初体験です。っていうか、町内に住んで65年にもなりますが、お祭りを楽しみにしていたボク自身の少年時代や、子ども会の役員や神輿の担ぎ手として祭りに参加していた数年間を除いては、町内の祭りに関与したことはありませんでした。神楽舞についても、「やっているらしい」ってことは回覧板などで知ってはいましたが、見るのは初めてでした。行事に関心の薄い町民の代表格だったのですよ。ゴメンなさい。

まぁ、こんな感じで神楽舞の演目がいくつか演じられ、そのうちに「大人神輿」と「子ども神輿」のメンバーが集まってきました。

集まった子どもたちは、怜人たちの雅楽の演奏や舞いに興味津々です。「なんなの?これ?」って感じ?

はい。神楽舞のクライマックスは、お待ちかねの「餅まき」っていうか、今は「お菓子まき」ですね。子どもの数が少ないので、みんなが両手に持ちきれないくらいにお菓子をゲットしていました。そう言えば子ども会の役員をしていた頃(息子の時と娘の時に1回ずつやりました。今から30年以上前?)に、こんな光景も見たような記憶が…。

神社の拝殿前で出陣式をして、お神輿隊は出陣です。ボクら役員は、その後で、長~い後片付けの作業に取り組みました。あぁ疲れた。そして、今朝(22日)は早朝5時半から、旗竿倒しの作業を行いました。

神輿関係者とその家族以外で神社を訪れた町民(役員以外)は、たぶん5名以下でした。「費用対効果」とか「疲労対効果」とかで全てを論じるつもりは全くありませんが、いろいろ考えなきゃいけない時期に来ているんだろうな…と思います。

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