昨年6月に予約したタイトーのミニアーケード機、
「イーグレットツーミニ」がついに届きました!
うっひょ~、待ってました!とばかりにインベーダーを始めて、
「あっ・・・」
一発目のビームで、すぐに違和感を覚えました。
そしてそれは、京都撃ちを失敗して確信に変わりました。
「遅延がある・・・ しかも軽くないやつや・・・」
で、でも!インベーダーはワンミス即ゲームオーバーという
「遅延が命取り」のゲームだけど、
そうでないゲームはそこそこ大丈夫なハズだ!と気を取り直して
今回一番のお目当て、アルカノイドをプレイしてみました。
「・・・致命的に操作性が悪いorz」
別売りのパドルコントローラーが絶望的に使いにくいんです!
そりゃないよ、別売りパドル(+ソフト10本)で1万2千円もしたのに・・・。
これがパドル&トラックボールコントローラー。
パドルにテープを装着したら、かなりマシになりましたが・・・。
写真の下にあるのは、サイズがピッタリと噂になった「飲むヨーグルト」のフタ。
確かに、本物の業務用筐体が数十万円することを考えたら、
本体1万8千円+パドル1万2千円の3万円ちょいで
何もかもが本物通りになる訳はないでしょう。
ならば、他の部分はチープにしてくれていいから、
プレイ感覚だけは本物に似せて欲しかった・・・と切に思います。
そういう観点では、以前に購入したレトロアーケードのインベーダーは
プレイ感がほぼ同じで、画面が小さい以外は全く不満がなかったので
素晴らしいゲーム機だったんだなあ・・・と痛感してしまいました。
あんた、できる子やったんやねえ・・・。
以前にレビュー動画を作ったので、よろしければご視聴下さい。
しかし、イーグレットツーミニは残念な点もある一方で
素晴らしい面も多々ありました。というかぶっちゃけ、
プレイ感以外は文句なし!なのですw
「いやいや、ゲーム機でプレイ感が悪いのはアウトでしょ?」と
思われるかも知れませんが、ことオブジェやインテリアとして
見るのなら、イーグレットミニツーは本当に素晴らしいのです。
画面も想像以上に大きいし、外観もゲーセン筐体の雰囲気バッチリで
デモを流しているだけでも幸せな気分になります。
先に「プレイ感覚だけは本物に似せて欲しかった」と書きましたが、
皮肉なことにプレイ感覚以外が満点なアイテムなんですよね^^;
そして問題のプレイ感も、思い入れがそれほど深くないゲームや
遅延が致命傷にならないゲームなら充分許せる範囲で、
適当にいじって1面を遊ぶだけでもすごく楽しいです。
特に個人的に大当たりだったのが「キャメルトライ」!
カンカンカーン、イーッヒヒヒヒ!最高ッ!
ゲーセンでもかなり遊んだゲームなのですが、
こちらはパドルとの相性が良いみたいでメチャクチャ楽しいです。
「キャメルトライを本物同様に遊べるだけでも、
イーグレットツーミニを買って良かった!」
とまで思えるほどで、逆にこれがなかったら
パドルセットを買ったのを後悔したかも知れません。
そういう意味では、キャメルトライにかなり救われた気分です。
あと面白かったのが、ツイッターや2ちゃんなどで
「いかに工夫すれば遅延をマシにして快適にプレイできるか」が
熱く議論されたことです。
僕が仕入れた情報では・・・
・5V2.4A以上の電源が吉、5V3Aなら大吉
・画面は本体より外部モニターに接続した方が吉
・本体ジョイスティックよりコントローラーをつなげた方が吉
(個人的にはメガドラミニのコントローラーがおススメ)
・音も本体スピーカーより外部につなげるのが吉
・HDMI設定はワイドON、壁紙OFF
・フィルタリングはON、デモモードはOFF
・パドルコントローラーは飲むヨーグルトのキャップをかぶせると吉
・パドルコントローラーは分解して改造すれば良いという報告も
・・・なんか眉唾なものも交じってますが、w
とりあえず分解以外は全部やってみたところ、
かーなーり改善された気がします。
ただ、アルカノイドだけはやっぱり苦しいですね・・・。
今後の改善に期待したいです。
てな訳でまとめです。
イーグレットツーミニには本体40本+パドルセット10本の
計50本のゲームがありますが、そのうちで僕が好きなゲームは
下記のとおり18本、実に3分の1以上もありました。
・超絶的に好き (2本)
スペースインベーダー (1978)
アルカノイド (1986)
・大好き (4本)
キャメルトライ (1989)
メタルブラック (1991)
レイフォース (1993)
ダライアス外伝 (1994)
・好き&よくプレイしたもの (12本)
ルナレスキュー (1979)
エレベーターアクション (1983)
チャックンポップ (1983)
アウターゾーン (1984)
影の伝説 (1985)
ハレーズコメット (1986)
奇々怪界 (1986)
究極タイガー (1987)
TATSUJIN (1988)
サイバリオン (1988)
ヴォルフィード (1989)
バイオレンスファイト (1989)
超絶好きなインベーダーとアルカノイドがイマイチだったので
一時は絶望のドン底に叩き落とされましたが、
それ以外は概ねOKで、好きなゲームや遊んだゲームも多く、
特にキャメルトライが最高だったこともあり
総合的には「良い買い物だった」と思えるまでに至りました。
なんというか、タイトーは「ちょっと遊んでみようかな」というゲームを
作るのが上手いと思います。
80年代後半にはゲームもどんどんマニアックになってきて、
知識がないとコインを入れるのも躊躇われるゲームも多い中で、
「あ、これなら気軽に遊べそう」と遊んだものは
思い返せばタイトーのタイトルが多かったです。
そんなライトなゲームをコツコツ作っていたタイトーの魅力を、
おっさんになってやっと分かった気がします。
ですので、もし僕が「一番好きなメーカーはどこか?」と聞かれたら、
以前なら迷いなく「ナムコ!」と答えてましたが、
今は「ナムコとタイトーは同率首位かもなあ・・・」なんて
思うようになってきました。
事実、個人的にゲーセンで遊んだタイトルの数も、
ナムコとタイトーが他社を圧倒しています。
そんな地味だけどいぶし銀のようなタイトーの魅力がギュッと詰まった
イーグレットツーミニ、もし80年代とその前後のタイトーゲームに
思い入れがある方なら、きっと買っても満足できると思います。
ただ、ゲームの再現度に完璧さを求めるなら話は別なので、
購入すべきか迷ったら一度店頭で試してみることをおススメします。
それにしてもあとちょっと、あともうちょっとだけ
ゲームの再現度を頑張ってくれたら最高だったのですが、
値段との折り合いを考えたらこの辺が限界だったのかもなあ・・・と、
その点は本当に残念に思います。
もし、もうちょいサイズが大きくなって、
ほぼ実機通りのゲームが出来る「イーグレットツーミドル」が出るなら
少しお高くても喜んで買うのですが・・・まあ出ないでしょうねえ^^;
とにかく、まだまだコロナが猛威を奮っていて
不要不急の外出は控えなければならないので、
ロイヤルホテル土佐に行くのも我慢して、
イーグレットツーミニを遊んでいようと思います。
それでは、今回はこの辺で。
皆様も、健康(特に血圧と武漢コロナ)にはくれぐれもご留意ください。
「イーグレットツーミニ」がついに届きました!
うっひょ~、待ってました!とばかりにインベーダーを始めて、
「あっ・・・」
一発目のビームで、すぐに違和感を覚えました。
そしてそれは、京都撃ちを失敗して確信に変わりました。
「遅延がある・・・ しかも軽くないやつや・・・」
で、でも!インベーダーはワンミス即ゲームオーバーという
「遅延が命取り」のゲームだけど、
そうでないゲームはそこそこ大丈夫なハズだ!と気を取り直して
今回一番のお目当て、アルカノイドをプレイしてみました。
「・・・致命的に操作性が悪いorz」
別売りのパドルコントローラーが絶望的に使いにくいんです!
そりゃないよ、別売りパドル(+ソフト10本)で1万2千円もしたのに・・・。
これがパドル&トラックボールコントローラー。
パドルにテープを装着したら、かなりマシになりましたが・・・。
写真の下にあるのは、サイズがピッタリと噂になった「飲むヨーグルト」のフタ。
確かに、本物の業務用筐体が数十万円することを考えたら、
本体1万8千円+パドル1万2千円の3万円ちょいで
何もかもが本物通りになる訳はないでしょう。
ならば、他の部分はチープにしてくれていいから、
プレイ感覚だけは本物に似せて欲しかった・・・と切に思います。
そういう観点では、以前に購入したレトロアーケードのインベーダーは
プレイ感がほぼ同じで、画面が小さい以外は全く不満がなかったので
素晴らしいゲーム機だったんだなあ・・・と痛感してしまいました。
あんた、できる子やったんやねえ・・・。
以前にレビュー動画を作ったので、よろしければご視聴下さい。
しかし、イーグレットツーミニは残念な点もある一方で
素晴らしい面も多々ありました。というかぶっちゃけ、
プレイ感以外は文句なし!なのですw
「いやいや、ゲーム機でプレイ感が悪いのはアウトでしょ?」と
思われるかも知れませんが、ことオブジェやインテリアとして
見るのなら、イーグレットミニツーは本当に素晴らしいのです。
画面も想像以上に大きいし、外観もゲーセン筐体の雰囲気バッチリで
デモを流しているだけでも幸せな気分になります。
放置してると発売順にデモが流れる。楽しい。#イーグレットツーミニ pic.twitter.com/As3QFdhWJ4
— zo (@zofy_dokidokiP) March 16, 2022
同一タイトルのデモを見続けることも可能。#イーグレットツーミニ pic.twitter.com/xV55sOwiY7
— zo (@zofy_dokidokiP) March 16, 2022
先に「プレイ感覚だけは本物に似せて欲しかった」と書きましたが、
皮肉なことにプレイ感覚以外が満点なアイテムなんですよね^^;
そして問題のプレイ感も、思い入れがそれほど深くないゲームや
遅延が致命傷にならないゲームなら充分許せる範囲で、
適当にいじって1面を遊ぶだけでもすごく楽しいです。
特に個人的に大当たりだったのが「キャメルトライ」!
カンカンカーン、イーッヒヒヒヒ!最高ッ!
ゲーセンでもかなり遊んだゲームなのですが、
こちらはパドルとの相性が良いみたいでメチャクチャ楽しいです。
「キャメルトライを本物同様に遊べるだけでも、
イーグレットツーミニを買って良かった!」
とまで思えるほどで、逆にこれがなかったら
パドルセットを買ったのを後悔したかも知れません。
そういう意味では、キャメルトライにかなり救われた気分です。
あと面白かったのが、ツイッターや2ちゃんなどで
「いかに工夫すれば遅延をマシにして快適にプレイできるか」が
熱く議論されたことです。
僕が仕入れた情報では・・・
・5V2.4A以上の電源が吉、5V3Aなら大吉
・画面は本体より外部モニターに接続した方が吉
・本体ジョイスティックよりコントローラーをつなげた方が吉
(個人的にはメガドラミニのコントローラーがおススメ)
・音も本体スピーカーより外部につなげるのが吉
・HDMI設定はワイドON、壁紙OFF
・フィルタリングはON、デモモードはOFF
・パドルコントローラーは飲むヨーグルトのキャップをかぶせると吉
・パドルコントローラーは分解して改造すれば良いという報告も
・・・なんか眉唾なものも交じってますが、w
とりあえず分解以外は全部やってみたところ、
かーなーり改善された気がします。
ただ、アルカノイドだけはやっぱり苦しいですね・・・。
今後の改善に期待したいです。
てな訳でまとめです。
イーグレットツーミニには本体40本+パドルセット10本の
計50本のゲームがありますが、そのうちで僕が好きなゲームは
下記のとおり18本、実に3分の1以上もありました。
・超絶的に好き (2本)
スペースインベーダー (1978)
アルカノイド (1986)
・大好き (4本)
キャメルトライ (1989)
メタルブラック (1991)
レイフォース (1993)
ダライアス外伝 (1994)
・好き&よくプレイしたもの (12本)
ルナレスキュー (1979)
エレベーターアクション (1983)
チャックンポップ (1983)
アウターゾーン (1984)
影の伝説 (1985)
ハレーズコメット (1986)
奇々怪界 (1986)
究極タイガー (1987)
TATSUJIN (1988)
サイバリオン (1988)
ヴォルフィード (1989)
バイオレンスファイト (1989)
超絶好きなインベーダーとアルカノイドがイマイチだったので
一時は絶望のドン底に叩き落とされましたが、
それ以外は概ねOKで、好きなゲームや遊んだゲームも多く、
特にキャメルトライが最高だったこともあり
総合的には「良い買い物だった」と思えるまでに至りました。
なんというか、タイトーは「ちょっと遊んでみようかな」というゲームを
作るのが上手いと思います。
80年代後半にはゲームもどんどんマニアックになってきて、
知識がないとコインを入れるのも躊躇われるゲームも多い中で、
「あ、これなら気軽に遊べそう」と遊んだものは
思い返せばタイトーのタイトルが多かったです。
そんなライトなゲームをコツコツ作っていたタイトーの魅力を、
おっさんになってやっと分かった気がします。
ですので、もし僕が「一番好きなメーカーはどこか?」と聞かれたら、
以前なら迷いなく「ナムコ!」と答えてましたが、
今は「ナムコとタイトーは同率首位かもなあ・・・」なんて
思うようになってきました。
事実、個人的にゲーセンで遊んだタイトルの数も、
ナムコとタイトーが他社を圧倒しています。
そんな地味だけどいぶし銀のようなタイトーの魅力がギュッと詰まった
イーグレットツーミニ、もし80年代とその前後のタイトーゲームに
思い入れがある方なら、きっと買っても満足できると思います。
ただ、ゲームの再現度に完璧さを求めるなら話は別なので、
購入すべきか迷ったら一度店頭で試してみることをおススメします。
それにしてもあとちょっと、あともうちょっとだけ
ゲームの再現度を頑張ってくれたら最高だったのですが、
値段との折り合いを考えたらこの辺が限界だったのかもなあ・・・と、
その点は本当に残念に思います。
もし、もうちょいサイズが大きくなって、
ほぼ実機通りのゲームが出来る「イーグレットツーミドル」が出るなら
少しお高くても喜んで買うのですが・・・まあ出ないでしょうねえ^^;
とにかく、まだまだコロナが猛威を奮っていて
不要不急の外出は控えなければならないので、
ロイヤルホテル土佐に行くのも我慢して、
イーグレットツーミニを遊んでいようと思います。
それでは、今回はこの辺で。
皆様も、健康(特に血圧と武漢コロナ)にはくれぐれもご留意ください。
致し方ないところですよね
実際、完全実働エラーなしという状態の
当時の基盤+当時の筐体なんていったら
幾らするんですかというのもそうですし
そもそもモノが手に入らないという現実が
今となっては付きまとうわけですし…
エミュ基盤にしても入手が難しそうですからね
とはいえ、です
どうやらそこまで悪い買い物ではなかったようで
拝読させていただいている側としても
それはそれでひと安心というところです
しかしなんですね、ある一定数の購買層が
いるという証拠ですよね、こういう商品が
売り出されるというのは
もっと大々的に流通しないかなあと
淡い期待を寄せる次第にございます
本当に、良い感じの製品には間違いないのです。
ただ、この手の製品はゲーム機とインテリアの中間みたいなところがあり、
どっちつかずの状態なのもまた事実だと思います。
その点、イーグレットツーミニはだいぶ「ゲーム機」よりに
なったとは思うのですが、それでもやはり実機とはプレイ感が違うので
ツイッター等でも賛否がかなり分かれました。
特に目玉ソフトの一つ、大ヒットしたにも関わらず
ファミコン時代以降は移植されなかった「アルカノイド」が
全50作中で最低レベルの再現度だったのは本当に残念です。
僕はそれ以外は割と許せる範囲なのですが、
そもそもアルカノイド目的で買ったところがあるので
なかなかスッキリしない心持ちです。
もっとも、制作側にも言い分はあるでしょうが、
でもアマゾン等の商品区分は「ゲーム機」にカテゴライズされてるので、
今後のこの種の製品は「ゲームの再現度を第一」とした流れになるのを
お祈りするしかないかな~と思います。
一応、イーグレットツーミニはアップデートも可能らしいので、
アルカノイドをはじめ問題点が少しでも解消されることを願っております。