前回のブログで「僕がゲーセンエンジョイ勢になった話」を
書きましたが、家庭用ハードでは過去最高にガチの状態でやってます。
それは言うまでもなく「ザ・ニンジャウォーリアーズワンスアゲイン」の
タイムアタックでの話で、
まさに最近、最強のヤシャ使いさんとノーマル8面で死闘を繰り広げて
先日の6月13日に0.73秒差で僕が再々逆転したばかりです。
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「フフフ……この風、この肌触りこそ戦争よ!」

なんて呟きたくなるほど、極限のタイム争いは面白いです。
そんな僕のゲーマー的現状・・・というか最終形態かも知れませんが、
「ドケチせっかち家ガチゲーマー」になると思います。
なんじゃそりゃ?って感じですが、
1 アーケード信仰の揺らぎ
2 とうとう家庭用>アーケードに
3 アーケード熱、再逆転
・ちょっと脱線 ゲームとドケチとせっかち
4 そして家ガチゲーマーからのワンスアゲイン
・・・の順で、僕のゲーム遍歴と併せて書いてみたいと思います。
1 アーケード信仰の揺らぎ
前回もお話ししましたが、僕のゲーム歴はアーケードから始まりました。
本格的な始まりはインベーダーでしたが、
それ以前にもブロック崩しや風船割りなど、デパートの屋上や
スーパーの入口付近に置いてある筐体で遊んでいた記憶があります。
そしてしばらくは「アーケードこそ至高」と子供心に思っていた時代が
続きましたが、それを大きく揺るがす作品が登場しました。
どちらも超名作である、ファミコン版ゼビウスとドラクエ2です。
ファミコン版ゼビウス(1984.11)は、心底驚きましたね~。
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スムーズなスクロール、撃つと出てくるソル、破壊不能のバキュラ、
動かないけど手強いアンドアジェネシスなどなど、
「これはまさに、ゲーセンで散々遊んだゼビウスそのものやんか!」と、
その衝撃と感動は計り知れないものがありました。
「あれ?ゲーセンでプレイするより、ソフトを買って家で遊ぶほうが
お得なんじゃない?」と元来ケチだった性格も相まって、
僕のアーケード信仰は揺らぎ始めました。
2 とうとう家庭用>アーケードに
それに追い打ちをかけたのがドラクエ2(1987.1)でした。
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「ゲームは1プレイ5~30分程度」という今までの常識を根本から覆す、
数ヶ月かけて成長したり謎を解いたりしてクリアを目指すという内容に、
もはや同じゲームと呼んでいいのか分からないほどの衝撃を受けました。
「なにこれ面白過ぎる!ひょっとして家庭用ゲームの方が
時間の制約もなく、色々と出来ることが多くて面白いのでは?」
この後、さらにPCエンジンやメガドライブが登場して
大好きだったアーケード作品がかなりの高レベルで移植され始めて、
僕の中ではこの頃に家庭用とアーケードの興味が逆転した気がします。
前回の日記のアーケード遍歴を再掲しますが、
1986年まではゲーセンで遊びまくってたのに、
ドラクエ2が出た1987年以降、勢いが落ちているのが分かります。
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その後、一時期スト2の登場でアーケード熱が再燃しましたが、
それも程なくしてスーファミに満足のいく移植がなされ、
さらにゲーセンが格ゲーだらけになった違和感、
トドメは大好きだったアーケードタイトルが
プレステ・サターンでほぼ完全移植されだしたのも相まって、
僕的には「ゲームは家庭用で決まり!」の状態になってしまいました。
上の遍歴では1996年頃の話です。
3 アーケード熱、再逆転
だがしかし!
「三つ子の魂百まで」という言葉もありますが、
僕がゲームに求めていたのは、どうやら
「初期のアーケードゲームの興奮」だったみたいです。
・コイン入れる
・ガチになって遊ぶ
・5~30分程度で終わる
ゲームの楽しさは人それぞれだと思いますが、
僕にとってはこれが一番燃えるゲームの遊び方で、
それはインベーダーなどの初期のアーケード体験で
散々刷り込まれたものだと思います。
雛鳥が最初に見たものを親と刷り込まれるように、
僕はゲームの楽しみ方を「コイン入れてガッと遊んで終わる」ものと
最初に触れたアーケードゲームに刷り込まれた訳ですね。
そしてこれも、一般論ではなくあくまで僕の場合なのですが、
「アーケードはガチ、家庭用はエンジョイ」というスタイルで
長らくゲームと接してきた気がします。
アーケードの場合はコンティニュー=お金がかかるので
意地でもワンコインクリアを目指していきましたが(ドケチなので)、
家庭用はコンティニューが出来るものが大半なので、
シューティングやアクションのゲームでも
まったりミスしながら1週したものがほとんどでした。
もちろん、それはそれで非常に楽しいものでしたし、
他にもRPGやボードゲームなどなど
家庭用ならではのゲームもたくさん堪能してきました。
でも心の奥底で、あの短時間で燃え尽きるような
ガチな興奮を求めてたんだな・・・というのを思い出させてくれたのが、
2009年に土佐ロイヤルホテル(当時)にて
大好きだったインベーダー・ギャプラス・アルカノイドを発見し、
そして遊んでみたことでした。
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「ああ、これだ。やっぱり僕は、ゲーセンでコインを入れて
ガチ勝負をするのが何よりも好きだったんだ・・・。」
すっかりその面白さに目覚めた2010年代、全国のゲーセンを行脚して
過去にクリアできなかったゲーム達をクリアしていったのは
前回に書いたとおりです。
・ちょっと脱線 ゲームとドケチとせっかち
本筋から離れますが、ドケチとせっかちについて触れたいと思います。
両方とも僕のそもそもの気性だと思いますが、
ゲームはそれをかなり増幅させたと確信しています。
まずドケチについて。
僕がガキの頃、多くの人は駄菓子屋さんでゲームを遊んだようですが、
僕の場合はスーパーの筐体で遊ぶことが多かったです。
以前に作ったペンゴのファミうたの画像がその記憶の再現で・・・
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画像のとおり、そのスーパーは1プレイ30円が主流だったのですが、
10円玉3枚って、持つとかなり重たいんですよね。
その10円玉を1枚ずつ筐体に入れていくにつけ、
「この重みの分、ちゃんとプレイしなくては!」と
妙に気合が入ったものです。

余談ですが、このファミうたでお絵描きした画像はかなり気に入っており、
ツイッターの僕のアイコンにしています^^
ちなみに同じ感覚は、20円ガチャでも養いました。
重い10円玉を2枚入れてガチャっと回し、
お目当てのカウンタック消しゴムキター!なんて日は、
数日間幸せな気分になったものです。
そうです、ガキの頃の僕にとって、30円は楽しくゲームを遊べ、
20円はガチャガチャを1回回せる、価値の高いお金だったのです。
その時の金銭感覚は後にもしつこくこびりついて、
学生時代は意地でも100円でゲームはせずに50円ゲーセンを求めて
自転車を乗り回し、缶ジュースを買うなど無駄な浪費は極力避け、
自分が価値があると厳選したもののみにお金を使うという
ドケチ人間が爆誕するに至った訳なのです。\(^o^)/
「昔は20~30円で本当に楽しい思いができた。
だから、無駄遣いはしちゃいけないなあ・・・」
この感覚を叩き込んでくれたことに、
僕はゲームとガチャガチャにとても感謝しています。
一方で今、子供用のガチャガチャが1回300円とかするのを見るにつけ、
違和感を覚えるとともに、とても悲しい気持ちになります・・・。
次はせっかちについて。
よくアーケードゲームは「3分で終わるように作ってある」と
聞きますが、そうなると当然、スピーディな展開になります。
スタートボタンを押せば、デモもそこそこにいきなりプレイが始まり、
数分遊んだところでゲームオーバー。
余計なものなど一切なく、いきなり楽しみが始まり、すぐに終わる・・・
最ッ高じゃないですか!
侵略者と数分戦って終わり、ゴリラから恋人を助けようとして終わり、
そしてカエルになって向こう岸に行こうとしてやはり数分で終わる。
1プレイ30円なら、90円でこれだけの体験が10分程度で味わえる・・・。
返す返す、最高じゃないですか!
こんな矢継ぎ早に、全く違うタイプの楽しみを次々と味わうという
特濃の体験を幼少のころにしてしまっては、
腰を据えて何かをできる人間になれる訳がありません!
みんなせっかち人間になってしまうに決まってます!
(※ 人によります)
しかし、せっかちはマイナス面が多い特徴な訳でして、
実際に僕もおっさんになって、やっと自分の色々な問題点が
「せっかち」に起因するものが多いことが分かり始めました。
具体的には、活字本が読めない、映画を落ち着いて見れない、
すぐ早合点する、人の話をじっくり聞けない・・・等々です。
これは人としてはかなりダメダメかも知れませんが、^^;
でもそのせっかちのお蔭で、動画を作る時は冗長な部分が極力ないように
心掛けており、おそらく同じせっかちさんには伝わっている・・・と
思います。(思いたいです)
(もっとも、必要なタメがないからあんまり伸びないという
可能性も高いのかも知れませんが^^;)
そんな訳で、せっかちも悪い面ばかりじゃないと思うので
僕はわりと開き直っております。\(^q^)/
4 そして家ガチゲーマーからのワンスアゲイン
話を戻しますと・・・。
ガチアーケードゲーマーに戻って次々と名作をクリアしていき、
ギャプラスとインベーダーで過去の負け分を清算できたところで、
(前回の日記の「おまけ ゲーム勝敗総合収支論」をご参照ください)
アーケードでやりたいことがほとんど無くなってしまいました。
しかしその前後、家庭用でガチになるしかない状況が出来ていました。
そう、ネットによる対人戦、すなわち強敵との戦いです。
まずハマったのが「スプラトゥーン2」。
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ワイが!ワイが、ガチホコタッチダウンするんや~!
面白いですよね~、スプラ2。
あまりブログには書きませんでしたが、
一時期狂ったように遊んでました。
ただ、残念なことに僕にとって苦手な部類のゲームだったんです。
・3Dの画面
・人との撃ち合い
・瞬間の判断が命
・ミスするとチームに迷惑をかける
・覚えることがあまりにも膨大
うーん、これは無理!\(^q^)/
細かい説明は省きますが、これ全部僕の苦手なことばかりです。
勝ち負けを度外視して遊べれば楽しいのですが、
やっぱり負けるのは悔しいし、苦手意識でストレスも溜まるので
志半ばにやめてしまいました。
そして満を持して手を出したのが、
「ザ・ニンジャウォーリアーズワンスアゲイン」。
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・爽快2Dアクション → 大好物
・買えば遊び放題 → 課金要素も一切無くドケチの僕もニッコリ
・パターン≧アドリブの攻略比率 → 得意分野
・タイムアタック → せっかちの本領発揮
・そのオンラインランキング → 強敵との争い、燃えない訳がない
・さらに前作アゲインも大好きで遊びまくった経験あり
・・・なんすかコレ?
僕の為のゲームですか!?
さらに先述した「初期のアーケードゲームの興奮」、すなわち
・コイン入れる
・ガチになって遊ぶ
・5~30分程度で終わる
でも、コイン以外は僕が燃える状況にばっちり当て嵌まります。
そのような訳で、ワンスアゲインはゲーム歴40年余りにして
僕にとって最高レベルに相性の良いゲームだと断言できます。
ゲーム人生の終盤にして、ここまで自分に合うゲームに出会えたのは
幸運だったと言わざるを得ません。
ただ、それも競技者が激減してしまい、
タイムアタック競争も終焉を迎えつつあるのが悲しいところです。
僕もこのまま、ワンスアゲインと共に
ガチゲーマー人生を終える可能性が高いと感じてますが、
その顛末はおいおいブログで書いていくつもり・・・と思ったら
あと一ヶ月半でこのブログ消滅じゃないですかヤダ―!
まあとにかく、将来のことはゆっくり考えるとして、
あと1つタイムアタックで抜くべき記録があるので
なんとかブログ終了までに抜けるようにしたいと思います。
ドケチせっかち家ガチゲーマー、もうひと勝負頑張ります!
「僕が一番、ニンジャを上手く動かせるんだ!」
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それでは、今回はこの辺で。
本文の後に「僕の家庭用ゲーム遍歴」をつけておきますので、
ご笑覧いただければ幸いです。
皆様も、健康(特に血圧と武漢コロナ)にはくれぐれもご留意ください。
~ 僕の家庭用ゲーム遍歴 ~
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※ アーケード・家庭用遍歴を合体させた表も作ってみました。
よろしければ、拡大(クリック)して見てあげてください。
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書きましたが、家庭用ハードでは過去最高にガチの状態でやってます。
それは言うまでもなく「ザ・ニンジャウォーリアーズワンスアゲイン」の
タイムアタックでの話で、
まさに最近、最強のヤシャ使いさんとノーマル8面で死闘を繰り広げて
先日の6月13日に0.73秒差で僕が再々逆転したばかりです。
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「フフフ……この風、この肌触りこそ戦争よ!」
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なんて呟きたくなるほど、極限のタイム争いは面白いです。
そんな僕のゲーマー的現状・・・というか最終形態かも知れませんが、
「ドケチせっかち家ガチゲーマー」になると思います。
なんじゃそりゃ?って感じですが、
1 アーケード信仰の揺らぎ
2 とうとう家庭用>アーケードに
3 アーケード熱、再逆転
・ちょっと脱線 ゲームとドケチとせっかち
4 そして家ガチゲーマーからのワンスアゲイン
・・・の順で、僕のゲーム遍歴と併せて書いてみたいと思います。
1 アーケード信仰の揺らぎ
前回もお話ししましたが、僕のゲーム歴はアーケードから始まりました。
本格的な始まりはインベーダーでしたが、
それ以前にもブロック崩しや風船割りなど、デパートの屋上や
スーパーの入口付近に置いてある筐体で遊んでいた記憶があります。
そしてしばらくは「アーケードこそ至高」と子供心に思っていた時代が
続きましたが、それを大きく揺るがす作品が登場しました。
どちらも超名作である、ファミコン版ゼビウスとドラクエ2です。
ファミコン版ゼビウス(1984.11)は、心底驚きましたね~。
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スムーズなスクロール、撃つと出てくるソル、破壊不能のバキュラ、
動かないけど手強いアンドアジェネシスなどなど、
「これはまさに、ゲーセンで散々遊んだゼビウスそのものやんか!」と、
その衝撃と感動は計り知れないものがありました。
「あれ?ゲーセンでプレイするより、ソフトを買って家で遊ぶほうが
お得なんじゃない?」と元来ケチだった性格も相まって、
僕のアーケード信仰は揺らぎ始めました。
2 とうとう家庭用>アーケードに
それに追い打ちをかけたのがドラクエ2(1987.1)でした。
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「ゲームは1プレイ5~30分程度」という今までの常識を根本から覆す、
数ヶ月かけて成長したり謎を解いたりしてクリアを目指すという内容に、
もはや同じゲームと呼んでいいのか分からないほどの衝撃を受けました。
「なにこれ面白過ぎる!ひょっとして家庭用ゲームの方が
時間の制約もなく、色々と出来ることが多くて面白いのでは?」
この後、さらにPCエンジンやメガドライブが登場して
大好きだったアーケード作品がかなりの高レベルで移植され始めて、
僕の中ではこの頃に家庭用とアーケードの興味が逆転した気がします。
前回の日記のアーケード遍歴を再掲しますが、
1986年まではゲーセンで遊びまくってたのに、
ドラクエ2が出た1987年以降、勢いが落ちているのが分かります。
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その後、一時期スト2の登場でアーケード熱が再燃しましたが、
それも程なくしてスーファミに満足のいく移植がなされ、
さらにゲーセンが格ゲーだらけになった違和感、
トドメは大好きだったアーケードタイトルが
プレステ・サターンでほぼ完全移植されだしたのも相まって、
僕的には「ゲームは家庭用で決まり!」の状態になってしまいました。
上の遍歴では1996年頃の話です。
3 アーケード熱、再逆転
だがしかし!
「三つ子の魂百まで」という言葉もありますが、
僕がゲームに求めていたのは、どうやら
「初期のアーケードゲームの興奮」だったみたいです。
・コイン入れる
・ガチになって遊ぶ
・5~30分程度で終わる
ゲームの楽しさは人それぞれだと思いますが、
僕にとってはこれが一番燃えるゲームの遊び方で、
それはインベーダーなどの初期のアーケード体験で
散々刷り込まれたものだと思います。
雛鳥が最初に見たものを親と刷り込まれるように、
僕はゲームの楽しみ方を「コイン入れてガッと遊んで終わる」ものと
最初に触れたアーケードゲームに刷り込まれた訳ですね。
そしてこれも、一般論ではなくあくまで僕の場合なのですが、
「アーケードはガチ、家庭用はエンジョイ」というスタイルで
長らくゲームと接してきた気がします。
アーケードの場合はコンティニュー=お金がかかるので
意地でもワンコインクリアを目指していきましたが(ドケチなので)、
家庭用はコンティニューが出来るものが大半なので、
シューティングやアクションのゲームでも
まったりミスしながら1週したものがほとんどでした。
もちろん、それはそれで非常に楽しいものでしたし、
他にもRPGやボードゲームなどなど
家庭用ならではのゲームもたくさん堪能してきました。
でも心の奥底で、あの短時間で燃え尽きるような
ガチな興奮を求めてたんだな・・・というのを思い出させてくれたのが、
2009年に土佐ロイヤルホテル(当時)にて
大好きだったインベーダー・ギャプラス・アルカノイドを発見し、
そして遊んでみたことでした。
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「ああ、これだ。やっぱり僕は、ゲーセンでコインを入れて
ガチ勝負をするのが何よりも好きだったんだ・・・。」
すっかりその面白さに目覚めた2010年代、全国のゲーセンを行脚して
過去にクリアできなかったゲーム達をクリアしていったのは
前回に書いたとおりです。
・ちょっと脱線 ゲームとドケチとせっかち
本筋から離れますが、ドケチとせっかちについて触れたいと思います。
両方とも僕のそもそもの気性だと思いますが、
ゲームはそれをかなり増幅させたと確信しています。
まずドケチについて。
僕がガキの頃、多くの人は駄菓子屋さんでゲームを遊んだようですが、
僕の場合はスーパーの筐体で遊ぶことが多かったです。
以前に作ったペンゴのファミうたの画像がその記憶の再現で・・・
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画像のとおり、そのスーパーは1プレイ30円が主流だったのですが、
10円玉3枚って、持つとかなり重たいんですよね。
その10円玉を1枚ずつ筐体に入れていくにつけ、
「この重みの分、ちゃんとプレイしなくては!」と
妙に気合が入ったものです。
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余談ですが、このファミうたでお絵描きした画像はかなり気に入っており、
ツイッターの僕のアイコンにしています^^
ちなみに同じ感覚は、20円ガチャでも養いました。
重い10円玉を2枚入れてガチャっと回し、
お目当てのカウンタック消しゴムキター!なんて日は、
数日間幸せな気分になったものです。
そうです、ガキの頃の僕にとって、30円は楽しくゲームを遊べ、
20円はガチャガチャを1回回せる、価値の高いお金だったのです。
その時の金銭感覚は後にもしつこくこびりついて、
学生時代は意地でも100円でゲームはせずに50円ゲーセンを求めて
自転車を乗り回し、缶ジュースを買うなど無駄な浪費は極力避け、
自分が価値があると厳選したもののみにお金を使うという
ドケチ人間が爆誕するに至った訳なのです。\(^o^)/
「昔は20~30円で本当に楽しい思いができた。
だから、無駄遣いはしちゃいけないなあ・・・」
この感覚を叩き込んでくれたことに、
僕はゲームとガチャガチャにとても感謝しています。
一方で今、子供用のガチャガチャが1回300円とかするのを見るにつけ、
違和感を覚えるとともに、とても悲しい気持ちになります・・・。
次はせっかちについて。
よくアーケードゲームは「3分で終わるように作ってある」と
聞きますが、そうなると当然、スピーディな展開になります。
スタートボタンを押せば、デモもそこそこにいきなりプレイが始まり、
数分遊んだところでゲームオーバー。
余計なものなど一切なく、いきなり楽しみが始まり、すぐに終わる・・・
最ッ高じゃないですか!
侵略者と数分戦って終わり、ゴリラから恋人を助けようとして終わり、
そしてカエルになって向こう岸に行こうとしてやはり数分で終わる。
1プレイ30円なら、90円でこれだけの体験が10分程度で味わえる・・・。
返す返す、最高じゃないですか!
こんな矢継ぎ早に、全く違うタイプの楽しみを次々と味わうという
特濃の体験を幼少のころにしてしまっては、
腰を据えて何かをできる人間になれる訳がありません!
みんなせっかち人間になってしまうに決まってます!
(※ 人によります)
しかし、せっかちはマイナス面が多い特徴な訳でして、
実際に僕もおっさんになって、やっと自分の色々な問題点が
「せっかち」に起因するものが多いことが分かり始めました。
具体的には、活字本が読めない、映画を落ち着いて見れない、
すぐ早合点する、人の話をじっくり聞けない・・・等々です。
これは人としてはかなりダメダメかも知れませんが、^^;
でもそのせっかちのお蔭で、動画を作る時は冗長な部分が極力ないように
心掛けており、おそらく同じせっかちさんには伝わっている・・・と
思います。(思いたいです)
(もっとも、必要なタメがないからあんまり伸びないという
可能性も高いのかも知れませんが^^;)
そんな訳で、せっかちも悪い面ばかりじゃないと思うので
僕はわりと開き直っております。\(^q^)/
4 そして家ガチゲーマーからのワンスアゲイン
話を戻しますと・・・。
ガチアーケードゲーマーに戻って次々と名作をクリアしていき、
ギャプラスとインベーダーで過去の負け分を清算できたところで、
(前回の日記の「おまけ ゲーム勝敗総合収支論」をご参照ください)
アーケードでやりたいことがほとんど無くなってしまいました。
しかしその前後、家庭用でガチになるしかない状況が出来ていました。
そう、ネットによる対人戦、すなわち強敵との戦いです。
まずハマったのが「スプラトゥーン2」。
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ワイが!ワイが、ガチホコタッチダウンするんや~!
面白いですよね~、スプラ2。
あまりブログには書きませんでしたが、
一時期狂ったように遊んでました。
ただ、残念なことに僕にとって苦手な部類のゲームだったんです。
・3Dの画面
・人との撃ち合い
・瞬間の判断が命
・ミスするとチームに迷惑をかける
・覚えることがあまりにも膨大
うーん、これは無理!\(^q^)/
細かい説明は省きますが、これ全部僕の苦手なことばかりです。
勝ち負けを度外視して遊べれば楽しいのですが、
やっぱり負けるのは悔しいし、苦手意識でストレスも溜まるので
志半ばにやめてしまいました。
そして満を持して手を出したのが、
「ザ・ニンジャウォーリアーズワンスアゲイン」。
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・爽快2Dアクション → 大好物
・買えば遊び放題 → 課金要素も一切無くドケチの僕もニッコリ
・パターン≧アドリブの攻略比率 → 得意分野
・タイムアタック → せっかちの本領発揮
・そのオンラインランキング → 強敵との争い、燃えない訳がない
・さらに前作アゲインも大好きで遊びまくった経験あり
・・・なんすかコレ?
僕の為のゲームですか!?
さらに先述した「初期のアーケードゲームの興奮」、すなわち
・コイン入れる
・ガチになって遊ぶ
・5~30分程度で終わる
でも、コイン以外は僕が燃える状況にばっちり当て嵌まります。
そのような訳で、ワンスアゲインはゲーム歴40年余りにして
僕にとって最高レベルに相性の良いゲームだと断言できます。
ゲーム人生の終盤にして、ここまで自分に合うゲームに出会えたのは
幸運だったと言わざるを得ません。
ただ、それも競技者が激減してしまい、
タイムアタック競争も終焉を迎えつつあるのが悲しいところです。
僕もこのまま、ワンスアゲインと共に
ガチゲーマー人生を終える可能性が高いと感じてますが、
その顛末はおいおいブログで書いていくつもり・・・と思ったら
あと一ヶ月半でこのブログ消滅じゃないですかヤダ―!
まあとにかく、将来のことはゆっくり考えるとして、
あと1つタイムアタックで抜くべき記録があるので
なんとかブログ終了までに抜けるようにしたいと思います。
ドケチせっかち家ガチゲーマー、もうひと勝負頑張ります!
「僕が一番、ニンジャを上手く動かせるんだ!」
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それでは、今回はこの辺で。
本文の後に「僕の家庭用ゲーム遍歴」をつけておきますので、
ご笑覧いただければ幸いです。
皆様も、健康(特に血圧と武漢コロナ)にはくれぐれもご留意ください。
~ 僕の家庭用ゲーム遍歴 ~
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※ アーケード・家庭用遍歴を合体させた表も作ってみました。
よろしければ、拡大(クリック)して見てあげてください。
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人に歴史ありという言葉もありますが
ホントそういうことですよね
今回の日記を拝読してふと思ったのですが
硬貨を入れてゲームを行なうというのは
一回ごとの入魂的な要素が強いよなあと
私自身の行動を思い起こして気付いた次第です
自由に使えるお金が少ないからこそ
その1回ずつを集中して
いかに有意義にその時間を使うかと
必死になっていたなあと
学生時代の自分自身を思い出しました
あんな集中した感覚を
学業に向けていたら今はきっt (以下略
久しく家庭用ゲームで
遊んでいないので、たまにはやってみようかと
そんなことを思いました
暑さ厳しくなる折、
どうぞご自愛をお願い申し上げます
>硬貨を入れてゲームを行なうというのは
>一回ごとの入魂的な要素が強いよなあと
僕も本当にそう思います。
クレジット音が、これまた心臓に悪いものが多いんですよね~。
でもそれで、お金を使う覚悟というものを教えてもらった気がします。
ゲームも、時間の無駄ばかりでは無かった・・・と思いたいです^^
でも逆に、アーケードの忠実移植を家で遊んでも
硬貨を入れる作業がないと、
なんか物足りなさが残るんですよね~^^;
家庭用ゲームは、ネットにより格段に進化をしたと思います。
今後どうなって行くのか、一ファンとして見続けていきたいです。
それでは。
梅雨入りして雨の日が多くなりますが、
体調を崩されぬようご自愛ください。