僕と１９４２

先日、ファミうたをツイッターにうｐしました。

【ファミうた】進化も退化も生き延びれ【ダーウィン4081】

1990年4月7日に発売されたダーウィン4081は、今日で発売31周年を迎えました。
おめでとうございます！
＼(^o^)／#ファミうたZ pic.twitter.com/o9nn4NsbLd

— zo (@zofy_dokidokiP) April 7, 2021

ダーウィン4081のファミうたですが、
内容は１９４２のクリア体験から思いついたものです^^
ご視聴いただければ幸いです。m(_ _)m


ところで、僕にとって１９４２は色々と特別なゲームでした。
そのことについて、極めてどーでもいいテーマなのですが
気が向いちゃったのでつらつら書かせて頂こうと思います。

１　クリアが自己最難関クラス
２　好きなゲーム・・・とは言い難い
３　縁が深いゲーム
４　おわりに　～ １９４２＝悪役レスラー説 ～

・・・と長文ですが、お暇ならどうかお付き合いくださいませ。m(_ _)m
(※ 2021/4/18に、「3 縁が深いゲーム」について少し内容を修正しました。)


１　クリアが自己最難関クラス

得手不得手もあると思いますが、僕がクリアしてきたゲームの中で
１９４２は最難関クラスでした。
どの程度かと言えば、現代はゲームのクリア動画がネットに溢れ、
それを参考にすればノーコンクリアが出来るゲームが多い中、
１９４２はそれでも歯が立たず、さらには研究してもうまく行かず、
ついにはゲームナビ↓なんて手段を使わざるを得ない程の難しさでした。

ちなみに、こんなナビ動画を32面分作って聞きながらクリアしました。
そうでもしないとこのゲーム、オールドタイプのおっさんには絶対クリア無理です！
いずれ手直しして、YOUTUBEにうｐするつもりです。完全に自己満足です、需要の有無なんて関係ありませんｗ#ロイヤルホテル土佐 #レトロゲーム pic.twitter.com/3J0pf1c967

— zo (@zofy_dokidokiP) March 13, 2021

ちなみにSTGの作品別難易度を格付けするwikiというページで、
１９４２はランク23(最高値:50)に位置づけられています。



同ランクに怒首領蜂大復活(表2周)などもあり、
かなり高難易度と認識されているので嬉しい限りです。
あと、やはりと言うか僕がクリアしたシューティングの中でも
最高ランクでありました^^
(個人的な次点は、R-TYPE(1周)のランク18でした)

ただ・・・難しいだけに今後クリアできる保障は全くないので、
次にロイヤルホテル土佐で遊ぶべきかどうか迷っております。
もうゲーセンではやらずにこのまま勝ち逃げして、
あとは家で遊ぶのが賢明なのかも知れません^^;


２　好きなゲーム・・・とは言い難い

僕は40歳を超えてから一念発起して
色々とゲームをクリアして参りましたが、
ほぼ全てが好きなゲームや崇拝しているゲームばかりで、
唯一と言っていい例外が今回の１９４２でした。
嫌い・・・とまではいかないのですが、決して好きとは言えず、
感情で現すなら「憎いゲーム」がピッタリだと思います。
なんと言うか、全編卑怯なんですよね、敵の攻撃がｗ

特に、ほとんどの敵が画面の上端から出て来ないのには閉口します。


　　この画像にいる敵全部、横端と下端から出た奴ら！
　　こんな縦シュー、他に思いつきません！ヽ(`Д´)ﾉ

縦シューは、画面上端から大部分の敵が出るのがお約束だと思います。
なぜなら、自機の弾は上方向に出るので、そこから敵が来ないと
まともにゲームにならないハズだからです。なのに１９４２は、
ザコも中型機も大型機も画面の横や下から出てくるものばかりのため、
まず避ける必要があるとか、最悪いきなりぶつけられるとかばかりで、
ふざけんな、この卑怯者がっ！と、
プレイ中ずっと叫びたくなりますｗ

ちなみに同時期・同タイプのゲームであるゼビウスでは、
画面上端以外から出てくる敵は
「ザカート・ブラグザカート・13面のゾシー」のみで、
後はどんな強敵でも正々堂々と画面の上方向から出現します。
ゼビウスに比べ、１９４２がプレイ後になんか黒い気持ちが残るのは、
この辺が原因ではないか・・・と思います。
同じゲームオーバーになるのでも、納得できる内容なら良いのですが、
なんか納得できないミスだらけだと、後味が悪いのも当然でしょう。

あと、「日本に攻め込む」という設定もやはり好きにはなれません。
特に終盤ステージの「沖縄」は、いくらなんでも酷い気がします。


　　　ＯＫＩＮＡＷＡ・・・（絶句）

１９４２がゲーセンに出たのは1984年＝戦後39年後で、
仮に終戦時に20歳だった人がまだ59歳と現役世代なのに、
よくもまあこの内容で出せたものだと思います。
稼動当時、沖縄の方々はどう感じられたのでしょうかねえ・・・。

もっとも、あの頃の日本はまだまだ自虐史観が全盛の時代で、
僕も「日本（と枢軸側）が全て悪だった」という教育を受けていたので、
特に問題が無かったのかも知れませんが・・・。
（ただ「１９４３」の話しですが、さすがに家庭用はマズイと思ったのか、
　ファミコンとPCE版は戦艦の名称を三国志関連に変えて（大和→董卓など）
　日本色を薄めています）


３　縁が深いゲーム

ではなぜ、好きではないクソ難しいゲームを攻略したのか？なのですが、
ひとえに僕にとって「非常に縁が深いゲーム」だったからだと思います。

とにかく、付き合いが長くて深い！
まず高校生の時、高校と駅の間にある行きつけのゲーセンにありました。
しかも以前に書いたとおり、3年間ずっと稼動していたので、
わりとずっと遊んでおりました。
さらに現在の行きつけ、ロイヤルホテル土佐のゲームコーナーにて
もう11年以上の付き合いになります。
結果、いきつけのゲーセンで14年以上、
さらに他のゲーセンでも遊んでおり、これは個人的にアルカノイドと並び
「最も付き合いが長くて深いアーケードゲーム」になると思います。

そして特に、「近所にある」「行ったら実機で遊べる」というのは
レトロゲームにおいてこの上ない縁の繋がった状態で、
今回、他のゲームを差し置いてでも攻略したくなった決定打です。

例えば「スターフォース」は大好きなゲームなのですが、


　　みんな大好きスターフォース！おいらも大好きでゲス！

関東や金沢のレジャーランドなどに行かないと実機で遊べないので
なかなか攻略する気は起きませんし、
「バラデューク」もかなりゲーセンで遊んだので、


　　これも大好き！ダークな雰囲気がたまらん！

いつかはクリアしたいのですが、ここ十年くらいは
ゲーセンで見たこともないので、なかなかやる気が起きません。
やはり、どうせクリアするなら実機が一番です。
今回、好きなゲームを差し置いて１９４２を攻略したのは、
ひとえに「近所にあった＝縁があった」からに他なりません。


この他にも、縁が深い・・・とはちょっと違うかも知れませんが、
１９４２にはいろいろ個人的なアレコレがあります。

「高校生のときにうっかりクリアの一歩手前まで行く」
これも以前に書いたとおりですが、一度だけ24面くらいまで
行けたことが強～烈に印象に残っています。
「なんか絶好調ですごい面まで行けた思い出ランキング」の
個人的第１位かも知れません。

「うっかりバグを見つける」
前回、ご紹介した↓このバグですが、

偶然見つけた、１９４２・31面のちょっとアレなクリア方法。
サターン版で発見し、先日ＡＣ版でも再現できました。

これにより、「30面終了時に残機が１あれば」、

31面　ワンミスでクリア
32面(最終面)　ボーナス面でタコミスしない限りクリア

・・・なので、「ほぼクリア確定」になります。 pic.twitter.com/al3LcJIes7

— zo (@zofy_dokidokiP) March 16, 2021

ツイッターの反応を見るにつけ、新発見だった可能性が高そうです！
稼動から36年以上経って見つかったバグ技！うーん、ロマンですね^^

「攻略記事を書く」
今までも、いくつかゲームの攻略記事を書きましたが、
１９４２もそれに新たに加わりました。（まだ作成中です）
ご一読いただければ幸いです。
さらに、好きじゃないゲームの攻略を書いたのもこれが初めてです^^;
（今まで作った攻略記事についてはプロフィールをご参照ください。）

・・・などなど、やはり１９４２とは何かと縁がある気がします。
冒頭のファミうたも１９４２クリアが元ネタですし、
さらに１９４２の曲からもファミうたが出来そう？だったりします^^
ぶっちゃけ腐れ縁だと思いますが、逆に言うと腐っても縁なんですよね。
本当に、縁って大切なんだな・・・とつくづく思います。


４　おわりに　～ １９４２＝悪役レスラー説 ～

以上、とりとめのないことばかり書いてきましたが、
あと一つだけ書かせてください。

世の中、当然ですが好きなものや正義だけではありません。
たとえばプロレスでは、人気の正統派レスラーがいれば、
ヒール・悪役レスラーも存在します。
そして、正統派同士の熱い戦いも良いものですが、
正義が悪役をやっつける展開もまた良いものです。
正統派レスラーが、ヒールの卑怯な攻撃や反則技に散々苦しめられた後、
必殺技で大逆転ＫＯ！なんて、最高にスカッとする展開です。

思うに、僕にとっての１９４２は、
最も存在感のある悪役レスラーのようなゲームだった気がします。
横端・下端など死角からの執拗な攻撃、ボーナスステージでの不意討ち、
果ては弥七ザコに擬態したザコの騙し討ちなど、
延々と繰り出される卑劣な攻撃を耐え抜いた後・・・

pic.twitter.com/SSNbMdGTdK

— FOR_BLOG (@FOR_BLOG_MOVIE) April 15, 2021

最終最後の大型機を、全滅Powで一撃粉砕！

上の動画は最終面のラストなんですが、ここが最高に気持ち良いのです。
大型機は終盤すごく強くて、散々苦しめられる憎い奴なのですが、
そいつを最後に全滅Powで粉砕するのは非常にカタルシスがあり、
同時に「長い戦いが終わった・・・」と確信できる瞬間でもあります。
これは正に
「必殺技を喰らってＫＯされる見事なやられっぷりの悪役レスラーの姿」
そのものであり、
そしてここまで「ストレスＭＡＸからの開放感」を味わえるゲームも、
他にはなかなか無いんじゃないかな・・・と思います。
世の中、遊んでいる間はひたすら楽しく、
クリアしてもしなくても満足できる正統派ゲームが多い中で、
遊んでいる間は散々イライラさせられるけど、
最後の最後でスカッとできる・・・そんな悪役風ゲームもアリかもなと
思えてしまうほど、この最後の瞬間は大好きです。
そして、１９４２に好きなところを見出せた点でも、
頑張って攻略をして良かったなあ・・・とつくづく思いました。

とは言っても、やはり１９４２はあまり人様にはオススメできません。
本当に心底イライラさせられるし、クリアできない限りは
ストレス解消どころかストレスを増幅させられるゲームだからです。
でももし、今では珍しい非弾幕系・極悪縦シューをやりたい方や、
腸が煮えくり返るようなゲームをしたいという変わった願望がある方が
おられたなら、ぜひぜひ一度お試しください。
今ならSwitchのカプコンアーケードスタジアムで思う存分遊べます。
もしそれで攻略に詰まった時、当ブログの情報を参考にしていただければ
幸いに思います。


それでは、今回はこの辺で。
皆様も、健康（特に武漢肺炎）にはくれぐれもご留意ください。



　　ちなみに、１９４２は1周クリア後もコンティニュー画面が出てきます。
　　「おおっ、なんか違いがあるのか？」と思いコンティニューしてみても
　　普通に１面から始まるだけで、試した人は100円損することになります。
　　やっぱり・・・卑怯だｗ


（ＰＳ）

WEBマンガ情報をおひとつ。
コミックデイズというマンガサイトで、
ＳＦマンガの金字塔「サイボーグ００９」を閲覧することが出来ます。
そして今まさに、最高エピソードのひとつとして名高い
「地下帝国ヨミ編」が無料で読めちまうんです！(34～37部)

（追記 2021/5/12　無料更新は終了したみたいです・・・残念。）

ただし一度に読めるのは2回分で、毎週月曜日に更新されるそうです。
（古いものから読めなくなるのでご注意！）
今、読める部分は話の途中ではありますが、
ここから読んでも充分理解できて、
どんどん面白くなっていく場面なのです。
（2021/4/16時点で、34部-(3)から読めます）
ブラウザで閲覧可能で、アプリをダウンロードする必要もないので、
興味のある方はぜひぜひチェックしてみてください。
下の動画↓にビビッと来た方には、超おススメです！