冬至の朝、起きて外に出てみると穏やかな良い天気。
日差しは強いけれど、爽やかな風が吹いてて気持ち良いです。
前から見たかったある花が咲いてるとの情報があったので
山に行くことにしました。
ここはお馴染みの旭山
南の島とは言え、だいぶ涼しくなってきたせいか
鬱蒼としていた山道も下草がなくなり
なんだかスッキリとした感じです。
目的の花が咲いてる場所は
旭山山頂ではなくて、旭山南峰になります。
石段を上がって行くと…
明るい尾根に出ます。
少し強い風が枯れ草をなびかせています。
汗ばんだ体に風が気持ちいい。
正面に見えるのが旭山山頂…
久し振りに見る山からの青い空と海です。
南峰の先端までやってきました。
ゴツゴツとしたガレ場です。
その花は南峰に咲いているとのことでしたが
どんな場所に咲いているのかは分かりません。
でも舞鶴でもよく見かけた花の形をしてますから
探せば分かるはず…
あっ、ありました!!
でも、花は咲いてなかったです。
また今度かな…
ちょっと残念でしたが
咲くであろう場所が分かっただけでも良かったです。
帰る途中にも尾根の横が
さっき見つけたようなガレ場になってます。
試しに探してみると…
目的の花を見つけました~
ムニンタイトゴメ(ベンケイソウ科マンネングサ属)
マンネングサにそっくりの花でしょう?
でも、れっきとした小笠原固有種になります。
こんなガレ場の、しかも北向きの斜面に咲いてます。
限られた場所でしか育たないので、絶滅危惧種に指定されてます。
小さくても、過酷な環境にちゃんと順応して
星形の綺麗な花を咲かせているのですね。
まだお昼までには、時間があります。
次はどこに行こうかな。
おまけ
陽が沈んで直ぐに今日登った旭山から月が昇ってきてました。
今年最後の満月はとっても綺麗でした。