写真散歩

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ゆるゆると 2

2019年03月10日 | 京都の思い出
ゆるゆるとした固有種巡りは続きます…
そう言えば、この付近には時期外れだけど、もう一種類固有種の木の花が見れるはず…

ちょうど道の傍にいたイソヒヨさんに聞いてみましょう。
「そこのイケメンのイソヒヨさん、この辺に固有種の木の花があると聞いたのですが、どこにあるかしりませんか?」
「イケメンなんて本当のこと言われたら照れるやんけ、わしは知らんけど、メジロなら知っとると思うで」

「ありがとうございます。」
メジロさんはいるかな…いたいた
「メジロさん、メジロさん」
「は~忙し なんやの?」

「ここらに固有種の木の花が咲いてると聞いたんですが、どこか分かりますか」
「それだったら、あにさんの後ろの林の中にありまっせ、すぐそこや」

「ありがとうございます。

林の中を少し入ると…
ありました。ありました。
ナガバキブシが植栽されてます。

今年は天候不順だった上に、花季(1月)をだいぶ過ぎてるので、花を付けてる株が見つけられません。
やっぱり遅かったか~ と、帰ろうとしたら…
かろうじてありました!!
ナガバキブシ(キブシ科キブシ属)
キブシは変異が多様で、このナガバキブシもナンバンキブシの変種という説もありますが、今は固有種です。
2メートル程になる常緑の小低木で、最初の写真のとおり葉が長いのが特徴です。

小さな小さな緑色の花♪

ちなみにこの近くには、国立天文台VERA小笠原局の大きなパラボラアンテナがあります。

グルグルと動いてますが、このアンテナを使って銀河系の3次元立体地図を作る計画なんだそうです。壮大な計画ですね。

大きなパラボラの下では、タンポポの花がパラボラのように開いて空を見上げてました。


小出しにしながら固有種の花巡りは、まだまだ続きます。