総合診療医からの健康アドバイス

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寝たきりの原因となる骨粗しょう症

2016-07-17 08:37:44 | 養生訓

 本日も始まりました、総合診療医からの健康アドバイスです、まずはこちらから

 

 男子ゴルフの全英オープンが始まりましたが、期待の松山選手をはじめとする日本人選手はことごとく予選落ちしました、首位のミケルソンはアンダー10ですよ、この差はなんでしょうか、集中力でしょうか、日本人選手のメジャー勝利は中々難しそうですね、では本題です

 

 骨密度が低くなり、折れやすくなるのが骨粗しょう症です。

 

 骨粗しょう症はご老人に多く、骨折の主な原因です。

 

 代表的な骨折に脊椎圧迫骨折、股関節近くの大腿骨頚部骨折、手首のトウ骨遠位端骨折などがあります。

 

 骨粗しょう症は、骨折を起こすまでは無症状です。

 

 骨折を起こしても自覚症状がみられないこともありますが、身長の低下、背中・腰がまるくなる(亀背)、背中や腰の痛みなどがみられることがあります。

 

 背中・腰がまるくなると、呼吸機能障害や胃食道逆流症などを引き起こすこともあります。

 

 また、骨粗しょう症による骨折は、寝たきりの大きな原因のひとつでもあります。

 

 大腿骨頚部骨折を起こした高齢者のうち約30%の人々が骨折後一年以内になんらかの原因で死亡するリスクがあります。

 

 寝たきりになり、食事摂取が不良になるか、肺炎を含む感染症、床ずれなど、さまざまな合併症をきたすからです。

 

 

 今回は以上です、では次回に。

 

 

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