がん検診のエビデンス評価には臨床研究が必要

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は晴れ。気温は32度と真夏日です。今朝の新聞報道によると、郵便配達が土曜日もお休みになるそうです。ていうか、土曜日も配達していたのかと逆に驚きました。色々な意味でまだまだ後進国、日本。では、本題へ。

 

 

 

 

　日本では歴史的に、がん検診のエビデンスを確立させるための無作為化比較臨床試験はほとんど行われたことがありません。

 

 

 

　そのために、PET-CT検査やCEAなどの腫瘍マーカーによる検査が人間ドックのメニューに含まれるようになりました。

 

 

 

　人間ドックというシステムは日本特有のものです。

 

 

　症状のない人々に多数の検査を行うといくつかの異常結果をみることがほとんどです。

 

 

 

　もちろん、血圧の測定などのように、エビデンスのある検査項目もあります。

 

 

　大切なのは、一つ一つの項目にエビデンスがあるかどうかなのです。

 

 

 

とあるビーチサイドの風景

 

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