総合診療医からの健康アドバイス

健康や医療に関する情報をわかりやすくお届け致します
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クリニックと在宅医療の機能の将来

2018-11-28 08:47:20 | 医療情報
 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 今日の沖縄は晴れています。天気予報では、曇りと言ってますが、晴れています。それよりプロ野球の年間MVPが発表され、セリーグは二年連続で広島の丸選手。そして、パリーグは県出身の西武、山川選手でした。沖縄からMVPは初めての選出となりました。来年も頑張れ山川。では、本題へ。
 
 
 
 クリニックや在宅医療のテクノロジーが発達すると大病院に行く必要がなくなります。
 
 
 
 ポータブルエコー機器や迅速血液検査キットがめざましく発達してきています。
 
 
 バイオセンサーやアプリの開発も急速に進んでいます。
 
 
 
 例えば、避妊用のピルを飲む必要のない月経モニターアプリも開発されております。
 
 
 ピルは不要になるかもしれませんね。
 
 
 
 アルツハイマー型認知症やパーキンソン病の早期診断もアプリで可能になるかもしれません。
 


 将来は、検査や薬をもらう目的で大きな病院に受診する必要性が減っていくことでしょう。



 昔、「脱病院化時代」という本が出版されました(注1)。


 これは哲学者のイワン・イリッチが書いたもので、病院に行くと不要な検査や治療を受けるために健康が逆に害されるリスクが高くなるので、なるべく病院に行かずに健康を守っていく必要があるだろうという予言書でした。


 その予言が当たる可能性が出てきました。


注1:Medical Nemesis (1975) ISBN 0-394-71245-5

 

 

波もおだやか

 

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