演劇知

劇的考察譚

18演技と7理論とは

2012-05-22 23:26:48 | Weblog




火曜



相変わらずの燃焼っぷり。今日は特に体力を使い果たした感がある。微笑ましく見守る、真摯に向き合う、本音を言う、感情忙しく4時間を過ごすとこういうことが起きる。それだけ濃密な時間であり、とても有意義である。



前半は18本の論述文とサイレントを観る。記述に関しては初めてということもありどうなるかと心配していたが、皆真摯に向き合ってくれた。とても嬉しい。意図を理解し、わたしとペーパー上で会話してくれる子もチラホラ。「やるな」と思わずニンマリ。嬉しい限りである。そして怒涛の18サイレントエチュード。人数が多いだけあって、リアル、SF、時代物とネタが豊富であり、見ていて飽きない内容ばかりだった。そして稽古中の指摘を克服してきた子や、圧倒的な想像力で訴えてくる子もいて、これもまた嬉しい限りだ。

個々でこれだけやってくれるのだから団体になったらどうなるか。早くも上演について考える次第である。




後半は7本の論文について各人と討論。芸術家として、こちらも真摯に向き合う。今年は人数的に本当にやりたかったことが出来た。一人凡そ20分取れたがそれでも足りないくらいである。

改めて一人一人と話をして、演劇の話もそうだが、その演劇を考えるに当たっての「人間性」を含めた話も出来たことが何よりの収穫であった。そして論理的に芸術の話を展開し、それを笑いながら話せることがこれほどまでに楽しいとは、予想を超えるわたしのはしゃぎっぷりだ。

表現の解釈というものは答えの無い、まるで宙を掴むような話なのだが、それについて他者を納得させることが出来る弁を持ちたいと思うし、子どもたちにもそれを持ってわたしと話して欲しいと思う。


それにしても今日は本当に良く喋った。若干サービスして普段言わないようなことも言ったつもりだ。


絵はわたしらしい。わたしのイデア。イデア裕之


最新の画像もっと見る

コメントを投稿