演劇知

劇的考察譚

本番当日にて

2009-05-30 04:05:22 | Weblog
小屋入り前にパソコンに向かっております渡辺です。早く寝なければ。

いよいよ本日本番です。雨が気になりますが、皆意欲的にやっています。是非お越し下さい。


演劇の魅力は生の体感にあります。「何」と説明出来ないのですが、役者から発せられる声と肉体の刹那的な波動、そんなものを感じて頂ければと。

写真はそんな刹那の瞬間。何の芝居なのか、それは劇場で。

作業に追われて

2009-05-29 10:37:01 | Weblog
怒涛の作業量となっています。企画公演ですからそこは責任を持ってやっていまして、故にどうしても日常生活が疎かになってしまいます。この更新も久しぶりになります。
この企画公演を通し、制作のスタッフワークが如何に大変か、分かっていたはずが、改めて思い知らされる事に。


明日からいよいよ本番です。ご予約いただいた皆様ありがとうございます!ありがたいことにどの回もほぼキャンセル待ち状態に近い状況になっております。当日券は厳しいかもしれません。ご来場の方で当日券をお考えの皆様、必ずご一報下さい。


さて、この期間にも考査が行われました。

「美」について考え、13本の論文を読みました。皆、オリジナルに良く考えています。学んだ知識を自分の形として再構築し伝えられる形にするという作業は、他の時間ではなかなかすることがないのでは、故に楽しさがそこにあるのでは、とも思います。稽古場でも元生徒さんたちに軽く聞いてみましたが、皆興味深く聞いたり、発言したりしてくれています。
分けると「DNA論」「無意識論」「本能論」「美はない論」「均衡論」「主観客観論」等、様々な角度から考えてくれています。

生徒さんもそうですが、わたし自身も良く考えさせられ、有意義な時間を過ごせました。わたし素晴らしく感心する論文を書いた生徒さんもいらっしゃり、次の論文も楽しみです。



作業しながらオーストラリア「ハミルトン島」の番組を見ました。

The Best Job in the World
“世界で一番いい仕事”をしませんか?

の言葉で、島の管理人を募集していましたが、今回の企画を運営するスタッフTシャツにもやはり「The Best Job in the World」の文字が。
その番組の結論としては「今回のプロジェクトには、『楽しんで仕事しよう!』というメッセージが隠されていた」となっていました。

少なくとも学校では出来ているように思えます。


今回の渡辺企画も一同がそんな気持ちで取り組めたらなと思います。今から考えるだけでも苦労満載の当日スタッフのことを考えながら…わたしも相当頑張ります。

小屋見学にて

2009-05-23 18:59:59 | Weblog
先日改めて劇場見学に行きました。

写真は照明チェックをする酒井さん。渡辺は客席チェックをしております。

さて今回の企画公演、ありがたいことに土曜日がほぼ完売、また日曜12時も満席間近です。観劇は日曜15、18時に是非!

この劇場がお客様、そして役者で満席になることを考えますと、オーガナイザー渡邉としては非常に嬉しくなります。

本番までちょうどあと一週間です!

演出日記にて

2009-05-18 23:59:47 | Weblog
読み合わせする岩倉さん、波野平君。世代、環境の全く違う二人が読み合わせするのは非常に刺激的だと思います。

さて、岩倉さんが活躍するこの作品は、昔大学時代に「サイコロジカルブルーチーズ」という、学生時代の全てを詰め込んだ作品の続編です。


あの頃の主人公「私」が年月を経た作品です。


どうも、昨年一年でわたし、人が若干変わったようで、モヤモヤ作品から明るい作品傾向になっていきました。過ごした環境でしょうね。それだけ賑やかだったのです。


なので、ここで一度原点に立ち戻ってみまして、再びモヤモヤしたいと思います。初めての人も、サイコロジカルを知っている人もどちらも楽しめる作品です。しっとりとした、多少婦人では書かない作品となっています。是非是非。

大変ありがたいことに土曜日の回が残り僅かになってきました。日曜の回、余裕あります。

多少動画をアップして

2009-05-14 22:51:01 | Weblog
続けて多少婦人動画をアップします。相変わらずのアイキャッチ、豪華6本立ての総集編になっています。

http://www.youtube.com/watch?v=NcTm4qDO7T4

明大劇研、9期、10期、11期、12期、多少

と全員では無いですが、多くの出演者に参加してもらえております。

本日木曜クラスは授業が潰れないので、エクストラ稽古ということで、これまでやってこなかった新たなエチュードをやりました。

色々な工程過程があり、結果


1、午後三時彼の腕の中でOLが課長のかつらを気持ちよくなるために流した


2、打ち上げの時トイレで若音稚児(若い芸を嗜む小坊主)が苦しくなったので赤ん坊を産んだ


3、ある昼下がり、馬小屋で身ごもった女が日頃の恨みを晴らす為にガマの油をちらつかせた

というとんでもない話になりました。

特に三話目。ナンセンスにも程があります。が、それを迫真性を持ちやるところに、意義があります。舞台上に瞬間に生きるその感情は真実でありそれをしっかりと感じ、またその真実を真実として表現するところがエチュード(即興芝居)の大切な部分であると思います。

今日は笑って出来なかった演技も次にはこなせて、披露出来るレヴェルに達することが出来ればいいと思いました。


第二陣客演を更新して

2009-05-14 08:41:36 | Weblog
客演紹介、第ニ陣をホームページにアップしました。

32名、素晴らしく多い人数です。

顔だけ切り取ったアンドロイドを見ているといろんなことが分かります。

似ている顔、顔の傾向、目の傾向があるということ。カードゲームの神経衰弱みたいです。

アンドロイドには肌白で髪は明るい方が似合うということ。ハリウッド映画の影響でしょうか?

写真は遠藤さん。諸所の都合により今回土曜ステージでの参加です。ファンの方、是非、土曜日の回にお越し下さい。

エチュードとイデアを考えて

2009-05-12 21:58:05 | Weblog
「わーるいてーきをやっつけろー」と高らかに叫ぶ応援団団長を誉めて誉めての渡辺です。六団ありましたが、どの団よりも声が出ていて、また存在感抜群でした。そして何よりも終わった直後の「やってやったぜ」的な喜びが観ていて本当に気持ち良かったです。

そしてまた、ダンス構成した子とお話をしましたが、まあ色々思うところあるようでこちらも非常に興味を持ちました。「集団」について改めて考え、これからのテーマになりそうです。

演劇1はエチュード二本立ての内容でした。如何にリアルに、または如何に「劇的に」出来るか、生徒さんの反応よく、こちらも来週のフリーが楽しみです。


理論は毎年恒例ミメーシス・イデアです。四年目は、昨年までの時間掛けようとは変わり、かなりのハイスピードですぎていきました。理解良いか、はたまた呆然か、はたまた体育祭の疲れか。こちらも要確認です。

応援合戦を観に行って

2009-05-11 21:37:12 | Weblog
浅い短い眠りも早々に、応援団、応援合戦を観に行きました。今度共演する子が頑張ります。「是非観たい!」と言う尾崎君も連れ、様子を観に行きました。

会場ではこれまたやはり共演します織田さんもいらっしゃり、なんだか稽古の延長上です。

昨年も書きましたが、若い人たちが集団で集まり「イエーイ」と叫ぶ姿はなんとも微笑ましく面白いのです。何故でしょう?この笑いは一体何から発生するのでしょうか。


スペースレンジャーやライダーや、水兵やら、衣装凝っており、また何十人もの人間のマスゲーム的な動きは面白いです。ダンス技をきれいに決めるよりも、スピーディーにエネルギッシュな動きの方が好みです。そして各団団長のグルーヴィンな動きが凄い!四肢フル活用です。



隣で仮面ライダーテーマを熱唱するなんともな尾崎君がおりました。

稽古後の渡辺家にて

2009-05-11 21:26:32 | Weblog
稽古後、相変わらずの玄人メンバーは飲みます。住吉にあります、黄金バットなる不思議な飲み屋で飲んだ帰り、終電ギリギリメンバーの圧力に負け、客演尾崎君と岩倉さんを渡辺家に連れて行きました。



ベタを熱演する尾崎君、ベタとご対面。



そして「新世紀オザンゲリオン」として高らかに叫ぶ彼。深夜の素晴らしく嫌なテンションです。

砂街銀座アディババにて

2009-05-11 21:19:19 | Weblog
電夏の名優にて盟友のなしお成とお話しましたが、13時間稽古ムチャクチャと言われました渡辺です。役者は入れ替わり立ち替わりですが、わたしはいつもそこにおります。
しかし、これで出来たらばなかなかの効率の良さではないかななんて思うわけです。

そんなわけで稽古休憩は気を抜くチャンスなわけです。

稽古場近く、砂街銀座近くで見つけたカレー屋。時間無くまさかの五分カレー食い。ナンが熱い熱い。千切っては投げ千切っては投げ。

しかし、チキンカレー食べたのですがなかなかに美味しかったです。次は落ち着いていきます。