演劇知

劇的考察譚

東京アニメーションカレッジ専門学校に行って

2009-03-01 23:34:41 | Weblog
週末は作業と観劇に追われました。2月、3月と芝居多いです。

卒業生さんが東京アニメーションカレッジ声優学科に進学され、修了公演に出演されるとのことで、拝見しに高田馬場に行きました。

東京アニメーションカレッジ専門学校は、夏の朗読コンクールでお世話になりました学校です。縁があるようで。

LAND-SIDE/SEA-SIDE

なる作品でした。タイトルからも分かるように冒険ものでした。ダブルキャストの2チームという、同じ役を演じる人間が四人もいるという、なんとも演出が大変そう、もとい非常にやりがいのある構成です。

卒業生さんは、主役の勇気が欲しい結婚間近の青年を好演されてました。

若い人がやるものですから、当然若い芝居でしたが、せっかくの修了公演なのですから、出演者皆にそれぞれ見せ場(皆主役ということではなく)、またはクリアすべき目標を設定出来れば良かったなと思います。

目立つというわけではなく、輝る、そんなワンシーンがあれば。

当然卒業してからの現場は大変厳しく、そういった意味では甘いかも知れませんが、しかし、何年後かした後、何かにつまずいた時に、思い返せるような良い経験に、または原点になるようなものになれば良いなと思うわけです。


卒業生さんにとってそんな公演になっていたのならば、と思います。

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2 コメント

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Unknown (イセビ)
2009-03-03 09:05:28
ご来場いただき、ありがとうございました!

結婚間近な青年というのは、女である私にとって気持ちがなかなかわかりにくい役でしたが、周りに助けられながらなんとかお見せ出来る舞台になったかと思います。
本当にいい経験をした舞台でした。

お忙しい中、本当にありがとうございました。
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イセビ様へ (わたなべ)
2009-03-08 23:37:02
書き込みありがとうございます。

異性をやる時は、変に作らずに心情をいかに表現するか、後は衣装、見た目をどう作り込むかに限ります。そういった意味ではナチュラルに出来ていたのではないでしょうか。

芝居はチームワークですから、その意味では良い公演だったのではないかと思います。お疲れ様でした。
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