演劇知

劇的考察譚

ニュースから~見物客ら345人死亡=「水祭り」でパニック―カンボジア~

2010-11-23 09:05:05 | Weblog
【バンコク時事】AFP通信によると、カンボジアの首都プノンペンで22日夜、年中行事「水祭り」に集まった見物客がメコン川に架かる橋の上で折り重なるように倒れ、少なくとも345人が死亡、400人以上が負傷した。外国人が巻き込まれたとの情報はまだない。
 フン・セン首相がテレビを通じて発表、「(人口の4分の1が死亡した)ポル・ポト派時代以来の最悪の悲劇だ」と述べ、25日を追悼の日にするとした。事故の原因究明のための委員会も立ち上げる。
 詳しい事故原因は不明だが、AFPは政府報道官の話として、犠牲者のほとんどは窒息と内臓の損傷が死因だと伝えた。報道官は、見物客の間に橋が壊れそうだとのうわさが広まり、逃げ場のない混雑した場所でパニックになったとの見方を示した。
 目撃者によると、市街地と川の中州ダイヤモンド島を結ぶ狭い橋の上で、見物客の中で押し合いが始まった。川に飛び込む人も多かったという。 (時事通信)







半年間世界をまたに駆けたバックパッカー、act orch参加者尾崎健太郎が巻き込まれそうな事件。巻き込まれなくて良かったです。そして被害に合われた方には心からお悔やみ申し上げます。


日本でも花火大会の時にドミノ倒しが発生し多くの死者が出た明石花火大会を思い出します。また、長野の御柱祭でも死者が発生し、またスペインの牛追い祭りでも死者が出ています。

バンコクの事件や明石の事故はその質が違いますが、祭りには死傷の危険、何かしらのリスクが伴います。しかし、参加者は無意識的にもそれを承知の上で祭りに参加します。祭りにはそれだけ魂や精神を向上させるものがあるのでしょう。参加者にとってはそれはメリットです。演劇もその起源は呪術的祭祀でして、やはり演劇を行うものは何かしらのリスクを背負って演劇を行います。魂や精神を向上させるものがあるのでしょう。これが行う側だけでなく観ている側でも起これば最高です。小劇場界の課題でしょう。先日、嵐のライブに行きました同僚の陶酔振りを見ますと、ジャニーズの公演はまさに会場一体の熱気です。素晴らしい。



しかし何はともあれ事故には気をつけたい。魂高める祭りで怪我をしては元も子もない。その昔、田楽という芸能があり、やはり観客席が崩壊する事件が起こりました。このような事故はいつなっても起こるのです。




改めて振りかって観ると祭りの参加者は確かに呪術にかかったかのような気迫がありました。稽古期間中、祭り期間と丁度かぶってしまった時の、act orch参加者曽我明希の目の色は尋常ではありません。ギラギラです。そしてお囃子の話になった時のこれまたact orch参加者菊地祥子の目の輝きもわたしは見逃しません。


彼女達の目はact orchHPで確認出来ます。

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2 コメント

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Unknown (目久尻)
2010-11-24 12:54:55
祭最高!!
嵐最高!!!
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目久尻様へ (わたなべ)
2010-11-25 10:50:42
嵐紅白司会決定!中川と喜んで下さいまし。
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