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[オスロ 25日 ロイター] ノルウェーの首都オスロで25日、爆破・銃乱射事件の犠牲者を悼む集会が開かれ、少なくとも10万人が参加。赤や白のバラなどを手にし、犠牲者を哀悼した。
集会に参加したホーコン皇太子は「今夜、通りは愛で満たされている」と群衆に語りかけた。また、ストルテンベルグ首相は「悪は1人の人間を殺すことができるかもしれないが、国民全体を打ち負かすことはできない」と訴えた。追悼集会は同日、ノルウェー国内各地で行われた。
22日に首都オスロとウトヤ島で起きた2つの事件では、76人が犠牲になった。当初、93人が死亡したとされていたが、警察当局によって25日、オスロでの死者が7人から8人に、ウトヤ島での死者が86人から68人にそれぞれ修正された。
芝居は現実で起こりえないことを表現することで、その表現から現実に還元する何かがあり、我々演劇人はそれを提供しなければならないと常々思っています。
が、こうも現実で起こり得る範囲を越えてしまうとどう言っていいか分からなくなります。事実は小説よりも奇なり。
しかし思うところがあるこの事件の思うところを時間掛けて考えて吐ければと思います。
それにあたり、この事件を「社会が産んだ闇の部分が表層化した」という単純且つステレオタイプ的なある種の「美談」的なレベルで考えたくはありません。犯人は一線を越えて引き金を引いたのです。そこには明確に分けなければいけない何かがあり、社会の産んだ闇というぼんやりとしたレベルで考えたくはありません。秋葉原事件でも考えたことです。
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