演劇知

劇的考察譚

劇団東京 伝波時計『3r~ビギニング~』とは

2011-05-06 23:49:44 | Weblog
芝居になかなかいけない環境になりまして、特に自身の公演期間中には動けないのですが、明大劇研の後輩村上俊哉君がどうしてもと、本当にどうしてもという切なる願いを受け、池袋シアターグリーンに行きました。

SF芝居。村上君はアンサンブルでした。正規の劇団員としてもっと使ってあげて欲しいなと思いました。




この公演を観ていて同じ大人SF芝居の伝説劇団「惑星ピスタチオ」と何が違うのだろうと考えていました。結果はツーマンセル、スリーマンセルにならない物語の展開、奥行きを使った3D舞台、想像力を観客に与える余地、SFを脱力しながらも真剣に演じる能力、そういったものが出てきました。が、やはり「想像力」が何よりも必要なのでしょう。説明台詞で延々とでは、何を伝えたいのかが今ひとつピンと来ません。


がっつりSF芝居はかつて自分もやっておりました。ひとのふりみてわがふりなおせですね。


あと、芝居はジャンルによっては役者の顔が大事です。

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