演劇知

劇的考察譚

五月公演のアイキャッチをアップして

2009-05-09 02:34:43 | Weblog
兄さん劇団に負けてられません。毎回恒例公演アイキャッチを編集してアップしました。

http://www.youtube.com/watch?v=2bUrZkfqWmE

または多少婦人ホームページ「project」の多少動画にて。

大学生チームが頑張ってくれています。多少勢にはない肌のツヤ、テンションの若さを感じます。いや、切実に。

他の人間のアイキャッチもアップしていきます。イケメン、イケガールを是非見つけてみてください。

電動夏子安直システムを観て

2009-05-09 01:38:41 | Weblog
兄さん劇団の芝居を観に池袋シアターグリーンBox in Box THEATERに行きました。

ロジカルコメディをスタイルとする劇団、今回も見事なロジカルコメディでした。能動的に観ないといけない、そんな芝居です。そして作品「PerfomenⅣ~Inferno~」は、わたし渡辺もⅢに出演させて頂き何かと思い入れ強い作品です。

作品は鉄板ネタも込みの、新規お客様にも「パフォ-メンはこういう作品なんだよ」という提示をした舞台であったと思います。続編もある予定のようで、東洋思想から西洋思想に移ったテイストがどう発展していくか、非常に楽しみでもあります。

大人数の芝居でして、五月末に30人芝居を控えている渡辺も、非常に参考に、そしてためになりました。「速い三拍子は美しい」という新たな考えにも気づく事が出来ましたし。


飲みにも参加させていただきました。Ⅲで共演しましたなしおさん、鹿さん、美弥子さん、はづきさんともお話できました。はづきさんとはⅢの「父」と「セガレ」の関係からⅣの「カレ」の話も出来、時間を越えたとても貴重な体験が出来ました。「セガレ」も悩みます。そんな「カレ」を舞台下から観て嬉しくもあり少し歯がゆくもあります。

そして小劇場界の大先生ともお話出来る機会を持て、本当に良い時間が過ごせました。




内容について
「自己の生存意義」から「自己の存在意義」に拡大されながらも、Ⅳでの結論はⅢの自己の置き方を復習する形を取り、前述したロジカルコメディ…論理的喜劇…要素以上の劇作家竹田さんのフィロソフィトラジティー…哲学的悲劇…世界観芝居…?…を観ることが出来、頭でっかちの渡辺にはそちらの方が興味深い内容でした。それまでのパフォーメンシリーズよりも、よりネタシーンが隔離され、ドラマシーンの展開が問答的に下に下に沈みこむのです。それこそ地獄に落ちるように。



なんのことだと思われるかもしれませんが、是非観て頂きたい作品です。若い世代が観たらどう思うか、是非聞いてみたいです。

虹が出て

2009-05-08 18:53:37 | Weblog
雨が降ったり晴れたりで「これは虹が出るな」と思っていましたら、街行く人が天を仰ぎ携帯をかざしていまして、何かと思っていましたら案の定虹が出ました。

かく言うわたしも人に紛れ録画。二重に掛かる虹であっというまに消えていきました。一瞬の煌めき、一回性の奇跡を考え、携帯をかざす群衆の姿はは、なんだか呪術的だなと思えました。
演劇の起源は呪術的祭祀であり、時が経ってもその根源にある心の在り方は変わらないのだなと思いました。

一回性の奇跡を自分だけの形で留める行為は、留めたものの価値は分かりませんが、その行為自体に非常に快楽性があると思います。

虹は見たが留めた虹は見ないと思うのです。



きっと未確認飛行物体やアルマゲドン的な隕石が天にその姿を現しても、我々は生命を脅かされるその脅威の対象をカメラをかざし、ただ無心に撮影するのだろうなと思います。
素晴らしく内在的にドラマティックだなと思います。

同窓会にて

2009-05-07 00:27:41 | Weblog
明治大学演劇研究部の同窓会がありまして行ってきました。

若い世代の集まりでしたが、幸運にも呼んで頂けました。ありがたい。


実際一緒に芝居したメンツあまりいないのですが、それでも皆が皆を知っている状況に、嬉しく思いました。


写真は盛り上げ担当の瀬尾君、白川君。

ホームページの画像更新をして

2009-05-05 21:43:22 | Weblog
大学時代の愛すべき先輩がイスタンブールから無事帰国しました。てっきり強制送還かと思っていたので、良かったです。
そしてこのトラブルでいったイスタンブールの旅で、逆にイスタンブールの魅力の虜となっていました。

そういうこと、あります。大学時代にいった鴨川にある謎のペンション「真珠の庭」がわたしのトラブルツアーの救いとなったように。




さて、多少婦人ホームページの客演紹介欄をアップしました。

少し手を加えまして、32人、壮大にアップ…とはいかず、稽古不参加、早退遅刻メンバーは次回のお楽しみになりました。

写真加工していまして、改めて人の顔は違うんだなと思いました。

写真は羅夢駝&朱鷺からお借りしております波君です。女子が数多いらっしゃる今回の現場で、ピカリ光る演技をしてくれております。



稽古場日誌の更新、これまでの公演よりも遥かに盛んになっています。32人もキャストがいますから、色んなコメントがもらえます。
是非是非観て、どんな様子か、どんな空気で行われているか伝われば幸いです。

初日稽古が終わって

2009-05-02 23:31:44 | Weblog
5月公演初日稽古が終わりました。

入れ替わり立ち替わりの役者、気がつけばあっという間の12時間でした。
というか稽古時間として12時間は若干長いかなと思うわけです。多少婦人の最長が8時間ですから。

しかし、そんな過酷な状況でも不平不満を吐かない役者たちに心から敬意と尊敬のの念をこめて「凄い!」と言いたいです。


久々の生徒さんの演技、懐かしいとも思い、また進化、成長したなとも思い。演出の目もそうですが、もはや親心です。



写真は稽古初日飲み。お付き合い頂いた岩倉さん、オザケン、波君、遊哲君、そして相変わらずの酒井さん。明日も朝から稽古だというのに。そして12時間だというのに…



かんばりましょう。

企画公演の宣伝をして

2009-05-01 20:29:12 | Weblog
といわけで今月末に行われる企画の宣伝です。
これまでの演劇観を徹底して詰め込んでいます。また、多くの人間が参加することで、新たな価値観、刺激し合い、価値の逆転が行われれば幸いです。


演劇ユニット「多少婦人」Presents
WATANABE-Solo-Works 「lab~report01~」企画書

■企画・劇作・演出
渡邉ヒロユキ

■出演
遠藤夏子 國枝陽子 石井千里 酒井雅史(以上 演劇ユニット「多少婦人」)
畔田幸恵 犬井のぞみ 武政由香(劇団くるめるシアター) ㈱ゆとり 吉田有里
北浦舞 杉田里美 すはらゆうこ 曽我明希(劇団羅夢駝&朱鷺) 高岩翔子(HOMEBASE) 和田春波
青木恵 小澤瑞季 織田恵未 菊地祥子 小林知未 佐々木麻美 萩原亜衣 森島縁
尾崎健太郎(明治大学演劇研究部) 山村遊哲(明治大学演劇研究部) 川崎美波
針生桐子(Yes! This Cakes!!) 宮崎紗蘭(Yes! This Cakes!!) 
森美咲(Yes! This Cakes!!) 波野平遼(劇団羅夢駝&朱鷺)
岩倉葉子(電脳式熊猫~ELECTRO PANDA~) 樋口義也(四角シャボン)  

以上32名

■タイムテーブル
2009年5月30(土)~31(日)
30日(土) 19:00
31日(日) 12:00 15:00 18:00

■場所
レンタルスペースJOY JOY STATION
〒176-0002東京都練馬区桜台1-2-8 桜台マンションB1
070-6550-5941(担当:千葉)

■チケット 1,200円  
日時指定・全席自由 1ドリンク付
発売:5月2日(土)~
受付:mail@tashoufujin.com


lab(演習)と銘打ち8本の実験的な上演を行います。また、大人数だからこそ出来ること、若い世代だからこそ出来ることを実験的に行う予定です。稽古状況、作品内容は今後演劇ユニット「多少婦人」ホームページ内稽古場日誌、及び掲示板に更新予定!
ご予約は是非お早めに!