河野友見 *Y’z diary*

お仕事記録など

サンクトペテルブルクへの道のり。

2008-01-20 | 海外と旅。
Amazonで旅行ガイドget!

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


世界の三大美術館というと、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館、フランス・パリのルーブル美術館、そしてロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館です。
(ロンドンの大英博物館は“博物館”部門なんです・・)

ロシア事情に詳しいH町さんから、『エルミタージュを知らなければヨーロッパの美術は語れない!』と再三せっつかれている私は、未だサンクトペテルブルクを訪れたことはありません。

サンクトペテルブルクに行くには、これまで欧州系もしくはアジア系航空会社で乗り継ぎ便を利用するしか方法がありませんでした。
一番近い道のりと言えばアエロフロート・ロシア航空で国内のモスクワ乗り継ぎ。

アエロフロートは航空券も安いし財布に優しいのは間違いないのですが、古い、座席ボロイ、落ちる危険確率低くなしという三大拒否事項に加え、ハブであるモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港が暗い、寒い、ロシア兵怖いというたたみかけにて、私はずっと避けてきました。
(本当にこの空港は暗~い雰囲気です。明かりも乏しいし、ロシアの首都の空港とは思えません。ツンドラの雪原の中にあって、地の果てに降ろされた心地がします・・)


でも今やスカイ・チームに加盟したアエロフロートは、マイルのたまるお得な航空会社として認知されるようになりましたし、更に共同運航のJAL便のハブはドモジェドヴォ空港に切り替えられ(ボロくて暗いのが不評だった為)、日本からの搭乗客も比較的増えているようです。

昨年フィンランドに行った時に、ヘルシンキから列車で3時間でサンクトペテルブルクに行ける為、エルミタージュに行こうかどうしようか迷って、結局やめました。
しかしJAL便でマイルを貯める気のさらさら無い私は共同運航JAL便は使用するつもりはありませんし、アエロフロート自体にもあまり乗り気(まさに言葉通り)ではないので、やっぱりサンクトペテルブルクに3時間かけて行っとけばよかった、と思っていたところ・・・。


航空業界のニュースで、ちょっと嬉しい知らせがありました。

来る4月24日より、成田からロシアの第二都市、サンクトペテルブルグへの直行便就航が始まります。
航空会社はトランスアエロ航空。
アエロフロートの子会社です。しかも子会社分なのに、ハブ空港がボロくないドモジェドヴォ。

ということで、機体は古い・ボロイ・落ちないのかどうかの不安・・・は変わりませんが、まさに日本からサンクトペテルブルクがグッと距離が縮まった、ということです。
遠いエルミタージュが、少し近くなった気がします。(でも言う割にはまだ行く気はないあまのじゃくな私)


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



SOHO業者に発注 @SOHO