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またまたすっかり更新が遅れました。
書きたいことは色々あるのですが・・
さて、今公開中の「ナルニア国物語第2章~カスピアン王子の角笛」を観に行きました。
古い英国童話や物語は様々に読んできた私ですが、この「ナルニア国物語」シリーズは原作を読んでおりません。
それでも第1作目に他の物語にはない“目新しさ”を感じたので、今回も楽しみにしていました。
話の内容は公開中なので置いておきまして。
この作品、「現実の世界」なるロンドンの古い町並みが出てくるのですが、街中を再現したセットや旧式のダブルデッカーに私の目は釘付け。
中でも、1940年代のチューブ(地下鉄)の駅が今と何も変わっていないところに感慨を覚えました。
シャーロック・ホームズの地元としてお馴染みのベイカー・ストリート駅も、駅構内が100年近く変わっていない“そのままアンティーク駅”ですが、日本だったら重要文化財になりそうなところが未だに公共の場所として普通にサラッとフル稼働しているなんて、本当に脱帽です。
そういうのが、何というかヨーロッパ諸国特有の「時代とともに生きる」クールさだな~と思います。
それはさておき、そのチューブの駅のホームで、電車が入ってきたと同時に4人の兄弟姉妹がナルニア国へ入り込むのですが、その「国」の入り口となった駅は、「Strand」という駅でした。
地下鉄の入り口でその名前を見た瞬間、Strandという通りがHolbornの近く(大英博物館の近く)にあった事を思い出したのですが、その駅名を知りませんでした。
「そんな地下鉄の駅、あったっけ?」と思い、その後家でロンドンの地下鉄マップを見たのですが、無いのです。
他の本やLONDON AZ(ロンドン中のどんな小さな路地をも網羅した地図本)でも調べたのですが、やはりそんな駅はありませんでした。
そこでインターネットで調べたら、出ました。
1907年(日本は明治時代)に2つの地下鉄路線が重なるところにあった古い駅でしたが、その後閉鎖された駅でした。
↓現在も残るStrand駅の入り口。
民俗文化の遺跡たる廃墟が街中に堂々と残されているのも、イギリスっぽいです。
閉じられていたら入りたくなるなぁ・・・なんて廃墟荒らしのタマシイがむくむくと沸き起こります(笑)
わざわざ作中に出したのがこの今はなきStrand駅というのは、ロンドンの人たちにとってはある種のノスタルジーや、在りし日の「見たことのない地元」に対する感慨を生む存在であると思われます。
また、それを意図してこの駅を「ナルニア国への入り口」としたのも、なるほどなと頷けるわけです。
だって、普通に稼動していていつも大混雑のOxford Street駅なんかがナルニア国の入り口だなんて言われても、現実感がありすぎてイマジネーションの世界に引き込んでくれなさそうですもんね。。
そんなわけで、このStrand駅がこうして魔法の国への入り口として映画の中で蘇ったところに、私としましては「うまい!」という一言で感動してしまったのでした。
それにしても、この閉鎖されたままのStrand駅、是非次回探してみたい場所です。
・・・廃線マニアが放っとけないでしょうねえ。。誰か忍び込んだ人、いるのかなあ。(凄く気になる)
↑この上の写真、駅建物の上の方の窓ガラスが開いてるじゃないですか・・・・すごーく、気になる・・・
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書きたいことは色々あるのですが・・
さて、今公開中の「ナルニア国物語第2章~カスピアン王子の角笛」を観に行きました。
古い英国童話や物語は様々に読んできた私ですが、この「ナルニア国物語」シリーズは原作を読んでおりません。
それでも第1作目に他の物語にはない“目新しさ”を感じたので、今回も楽しみにしていました。
話の内容は公開中なので置いておきまして。
この作品、「現実の世界」なるロンドンの古い町並みが出てくるのですが、街中を再現したセットや旧式のダブルデッカーに私の目は釘付け。
中でも、1940年代のチューブ(地下鉄)の駅が今と何も変わっていないところに感慨を覚えました。
シャーロック・ホームズの地元としてお馴染みのベイカー・ストリート駅も、駅構内が100年近く変わっていない“そのままアンティーク駅”ですが、日本だったら重要文化財になりそうなところが未だに公共の場所として普通にサラッとフル稼働しているなんて、本当に脱帽です。
そういうのが、何というかヨーロッパ諸国特有の「時代とともに生きる」クールさだな~と思います。
それはさておき、そのチューブの駅のホームで、電車が入ってきたと同時に4人の兄弟姉妹がナルニア国へ入り込むのですが、その「国」の入り口となった駅は、「Strand」という駅でした。
地下鉄の入り口でその名前を見た瞬間、Strandという通りがHolbornの近く(大英博物館の近く)にあった事を思い出したのですが、その駅名を知りませんでした。
「そんな地下鉄の駅、あったっけ?」と思い、その後家でロンドンの地下鉄マップを見たのですが、無いのです。
他の本やLONDON AZ(ロンドン中のどんな小さな路地をも網羅した地図本)でも調べたのですが、やはりそんな駅はありませんでした。
そこでインターネットで調べたら、出ました。
1907年(日本は明治時代)に2つの地下鉄路線が重なるところにあった古い駅でしたが、その後閉鎖された駅でした。
↓現在も残るStrand駅の入り口。
民俗文化の遺跡たる廃墟が街中に堂々と残されているのも、イギリスっぽいです。
閉じられていたら入りたくなるなぁ・・・なんて廃墟荒らしのタマシイがむくむくと沸き起こります(笑)
わざわざ作中に出したのがこの今はなきStrand駅というのは、ロンドンの人たちにとってはある種のノスタルジーや、在りし日の「見たことのない地元」に対する感慨を生む存在であると思われます。
また、それを意図してこの駅を「ナルニア国への入り口」としたのも、なるほどなと頷けるわけです。
だって、普通に稼動していていつも大混雑のOxford Street駅なんかがナルニア国の入り口だなんて言われても、現実感がありすぎてイマジネーションの世界に引き込んでくれなさそうですもんね。。
そんなわけで、このStrand駅がこうして魔法の国への入り口として映画の中で蘇ったところに、私としましては「うまい!」という一言で感動してしまったのでした。
それにしても、この閉鎖されたままのStrand駅、是非次回探してみたい場所です。
・・・廃線マニアが放っとけないでしょうねえ。。誰か忍び込んだ人、いるのかなあ。(凄く気になる)
↑この上の写真、駅建物の上の方の窓ガラスが開いてるじゃないですか・・・・すごーく、気になる・・・
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