My ordinary days

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ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

時代もの1

2009-07-28 21:42:39 | 読書
女性にとっつきやすい?ところで、
平岩弓枝さん「御宿かわせみ」シリーズ。

八丁堀の同心を父に持つ「かわせみ」の女主人るい と幼なじみの神林東吾を主人公にした連作小説でなんと30年以上続いてる作品です。

幕末のお話で、近年では主人公が代替わりし、るいと東吾の子供たちが活躍するお話「新・御宿~」に。

新シリーズは読んでいないのですが、

人情捕り物帳というのでしょうか、短いお話が何編か入りつつ、登場人物が動いていく。起こる事件もおもしろいのだけど、やはり
「るいと東吾はどうなるの!?」的な読み方ができてとてもよろしい


るいが東吾よりも一つ年上で、そんなビミョーなとこを気にしていたりするのが、それこそ時代を感じます。


かわせみの使用人や東吾の家族など、たくさんの登場人物の細かな描写を読むのも楽しく、次々に読めていく作品です。