My ordinary days

ようこそいらっしゃいました!
ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

地区役員決め

2010-01-31 22:04:31 | 日記
来年度の小学校地区役員決めの集会があり、出席してきました。

地区役員さんの仕事は
資源回収
地区パトロール
登下校班
立哨当番 の管理と、
地区の夏祭りや学校行事のお手伝いが主なもので、まあ一度は誰もがやるものです。

私は長男くんが四年の時に一度やっているので、もう免除、かなあ。
みち家の子らが通う小学校は児童数が少ないので、逆に?みんな「一度はお役が回ってくる」覚悟ができているようで、“静まり返った辛い次期役員決め集会”になったことはありません。

学校の役員は子ども1人に付き一度がお約束なので、まだ偽双子どちらでも受けていない私は来年度はなにか役員を受けるつもりです。

長男くん小2の時は役員をくじ引きで引いてしまい、当時3歳くんと2歳ちゃんを連れながらでバッタバタでしたが
子どものための活動、のはずだしその時よりは身軽なので
できることをやればいいかな~と思っています。


…とはいえ、来年度は忙しくなってしまうだろうなあ
体力つけとかないと

大沢在昌「狼花・新宿鮫Ⅸ」

2010-01-30 12:19:18 | 読書
前作からどれくらいたっているのか、前の「風化水脈」は読売(?)の夕刊で連載していたのを読んだけど

久しぶりに読みました。新宿鮫シリーズ。警察小説、というのですか?
主人公の鮫島サンは国家公務員上級試験を受かっているキャリアなのだけど、とある事件で上層部に睨まれて警視庁公安から新宿署生活安全課に厄介払いされています。

現場警察官の一人としての誇りをもち、同期のエリートに
「理想を頭にもたない警察官など、ただの権力者だ。」といい放つ新宿鮫。

(この「新宿鮫」ってあだ名がなんかもう。音もなく近づいて不意に襲い掛かるから、だって。初めてこれを見たとき、「黒豹シリーズ」を思い出してワラタ)
↑この黒木豹介さんも凄かった。美人秘書も。

今回は盗品を売買する市場を舞台に、その市場を秘密裏に回している元公安の男とパートナーの中国人女性、その女性と恋仲となる暴力団幹部、外国人犯罪組織撲滅のために暴力団と手を組もうとする鮫島と同期のキャリア・・・の皆さんがあれやこれやと物語を動かしていきます。

シリーズの初めからでている鮫島サンの彼女、ロックシンガーの晶も少しだけ出演。
ハードボイルドな主役には色っぽいオトナな恋人・・・という定番を破って、はねっかえりの女の子がヒロインとなっていて、ちょとコトバ使いが悪いのがアレですが元気が良くてかわいくて、うーん、この二人にはハッピーエンドがほしいのだけど、なかなか現状では難しいみたい。

鮫島サンがはっきりしてやらないと
と、本筋より気になっていたりして。

ピアノの試験

2010-01-29 10:25:59 | 日記
偽双子が先日ピアノ教室のグレードテストを受けてきました。

全国展開しているピアノ教室なので何級、という独自のグレードがあり、受けても受けなくてもよいのですが小3ちゃんが受けるといい(受かれば小4くんとグレードが並ぶ)、小4くんは同じグレードに並ばれては困る?ので受けるといい

~~さてどこの教室か?
映画「デトロイトメタルシティ」で松山ケンイチくん扮するクラウザーさんが、好きな女の子を追いかけるも追いつかずガラスをばんばん叩いていた内側でレッスンしていたピアノ教室です・・・
(この間テレビでやっていましたね。期待せずに観ていたらおもしろかった。ジーン・シモンズが出ていてびっくり というか笑った)

そんなわけで二人とも受験。

小3ちゃんは緊張するタイプで、待っている間すごく顔がコワイ。
小4くんは一見平気そうなのだけど、多分緊張はしていて、2曲弾くのだけど決まった順番と逆から弾いているし。(音が少しだけ漏れてくるのでワカル)


どうしても受けなくてはいけない試験ではないですが、目標をもって練習して試験や発表のときの緊張を体験するのもよいかな、と思っています。


二人とも合格して 良かった

ニュースより 西武有楽町店閉店。

2010-01-27 12:49:36 | 日記
有楽町マリオン。よくある待ち合わせ場所の一つです。
映画を観るついでに百貨店に寄ったりもしました。阪急よりは、やっぱり西武を見たな。

なくなってしまうんですねー、有楽町西武。

最近銀座にも出ていませんが、どんどん変わっていきますね。

学生の頃、銀座三越のライオンちゃんの横で外国人観光客相手に漢字がプリントされたTシャツを売るバイトをしたことがあります。私も、大きく「一番」とか入ってるシャツ着せられてちょと恥ずかしかったり
バイト帰りにプランタンふらふらしたり、お茶したりしましたが、なくなっているお店も多いのでしょうね。


めったに行く場所でもないけど、少し残念。


(そういえば、池袋の三越も残念でした・・・)


咲くやこの花

2010-01-26 11:26:08 | 日記
古今集の仮名序で紀貫之が2首をあげて(下に貼ってあります。現代語訳はたくさんでていますが、コトバがうつくしいのでそのまま原文のみ)
「歌の父母」
とよんだ歌のひとつが:

難波津(なにはづ)に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花

天皇の即位を祝って詠まれた歌だそうです。

成海璃子ちゃん主演の「咲くやこの花」というNHKの土曜時代劇のタイトルはこの歌からきているんですね~。百人一首カルタに挑む多感な町娘の青春モノドラマ。

百人一首ちっとも暗唱できませんが、和歌自体が好きで、いや、ことばの流れが好きなのかなぁ。和語、とてもきれいだと思います。

難波津の歌も、声に出してみるとその良さがさらにわかる。
古語の知識も歴史の知識も中途半端ですが、そんなわたしの耳にもかろやかに聞こえてきます。

さて、璃子ちゃん演じる町娘こいちゃんは、百人一首カルタがとても得意で、その腕を見込まれてステキな浪人様にカルタの御前試合にでるように頼まれます。その浪人様に恋心を抱くこいちゃんなのですが、実はその浪人様はあだ討ちを画策していて・・・

と第3回まで終了してそんな感じのお話か。

ストーリーの中にはそう和歌はからんでこないのだけど、見るのが楽しみなドラマの一つです。

以下、古今集序:


やまとうたは 人のこころをたねとしてよろづのことのはとなれりける
世の中にある人ことわざしげきものなれば 心におもふことを見るものきくものにつけていいだせるなり

花になくうぐひす 水にすむかはづのこゑをきけば いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける

ちからもいれずしてあめつちをうごかし めに見えぬおに神をもあはれとおもはせ
をとこをむなのなかをもやはらげ たけきもののふの心をもなぐさむるは
うたなり

このうた あめつちのひらけはじまりける時よりいできにけり
しかあれども 世につたはることことは ひさかたのあめにしてはしたてるひめにはじまり
あらがねのつちにしてはすさのをのみことよりぞおこりける

ちはやぶる神世にはうたのもじもさだまらず すなほにして事の心わきがたかりけらし

ひとの世となりてすさのをのみことよりぞ みそもじあまりひともじはよみける

かくてぞ 花をめで とりをうらやみ かすみをあはれび つゆをかなしぶ
心ことばおほくさまざまになりにける

とほき所もいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり たかき山もふもとのちりひじなりて
あまぐももたなびくまでおひのぼれるごとくに このうたもかくのごとくなるべし

なにはづのうたは みかどのおほむはじめなり
あさか山のことばは うねめのたはぶれよりよみて
このふたうたは うたのちちははのやうにてぞ 手ならふ人のはじめにもしける



またいつか、あさかやま~の歌も・・・。