My ordinary days

ようこそいらっしゃいました!
ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

今週末、待ちに待ったライブ、でやってほしい曲のひとつ

2016-07-11 10:06:59 | 音楽
アルバムをあまり聴いてない・・・!ので、聞きこんでライブに備えないといけないぜ。

パレード by 藤原基央

映画「寄生獣」前編のテーマ曲ですね。

現実から、日常から離脱していかざるを得ない主人公の感覚が歌詞によく表れています。

映画のラストで、母親の体に寄生しているモノと戦うことになるのですが、最後危うし!!
というところで、母親の体が動いて主人公を助けるのです。もう死んでいるのに、体は寄生されているだけなのに。。。。泣けるシーンです。(気持ち悪いけど)

「パレード」とは人生全般の行程をさしているのだと思う。

自分はいつまで自分のままなのか、 宇宙からの寄生生物に体を乗っ取られるまでもなく、私たちは日々変化していきます。映画の主人公の高校生なんかとくにね~そういう時期よね~。

記憶は揺れ、いまここに見えるはずの景色すらわからなくなる
そして見たくもない傷だけが見えてくる・・・

今までの自分が変わっていき、でも心に残る灯り、なくなることが決まっているけれど、
消せない灯り。

灯り、人によってそれぞれあると思うけれど 親の愛情、大切な友、別れた恋人、
そうしたものを自分の内界に留めている限り、決定的に自分が変わってしまうことはないのです。

覚えている言葉、思い出せる温度、それらはいくら自分が変わっていっても、いつまでも残り、自分を灯し、温めてくれるのです。