戦後のお話ですね・・戦後と言っても中国と中国以外のアジア圏の国々との戦争の後のお話、アメリカは勝ったのか負けたのか分かりませんが、中国領日本からは手を引いているようです。大国同士の戦争というと核戦争と考えてしまいますが、この戦争は他国の環境を破壊し、国力が落ちてきた頃に人造人間や歩兵を送り込んで制圧、その後に中国領アジアの色々な民族を大量に送り込み中国領アジアの周辺地域として中国に同化してしまう、占領地の文化や伝統を完全に破壊する戦術のようです。
その戦後のトーキョーに住む「おれ」が謎の「雲去」と共に、高額で売れるという「ひとつ目女」を連れて、捜索を依頼された「らくだ」を牽いて旅に出る、と言うお話。
宇宙戦艦ヤマトが窮地に陥った時の真田技師が、ドラえもんの四次元ポケットように「行き当たりばったりの秘密兵器」を取り出す事に何の不思議も感じない程のお馬鹿なSF好きの僕には「なんとなく面白い本」でした。
僕はお馬鹿なので漢字にルビをふって欲しかったですね、難しい漢字は「なんとなく分かる」で読み飛ばしてしまいました(笑)
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