まず最初に、奄美地方の豪雨災害にお見舞い申し上げます。
(以下は私見ですので、間違いがあるかも知れません。なお携帯電話は考慮していません)
さて、災害による停電時に使えない電話機が増えています。
「ひかり電話」「IP電話」など家庭内のモデムやルーターを経由する電話回線は、モデムやルーターに電気が供給されない停電時には使えません。もちろん無停電装置などで電源を確保できる場合は使えますが、一般家庭で無停電装置を設置してある家庭は希でしょう。
「なんの、昔の黒電話で使えたのだから、最新型の電話機が使えないハズはなかろ」(注:熊本弁)と言われそうですが、使えません(笑)。
「ひかり電話」に契約すると、テレビが安くなったりパソコンが安くなったりするのに、僕が「ひかり電話」に切り替えられない理由の1つです。
ADSLは旧来の電話線を利用するので、停電時でも使える電話機を確保しておけば(モジュラーが使えるようにしておけば黒電話機でも可)、電柱が倒れたりして断線しない限りは使用できる可能性があります。断線の復旧にしても単純な電話線の方が早いと思います。
時流に乗る事も大事ですが、インターネット使用率の低い家庭までを「ひかり電話」や「IP電話」に切り替える事には慎重であるべきだと思います。そもそも停電時に使用できない事を知っているのか疑わしい。
なんにしても、「・・・ばっかり」になることは危険だ!という話でした(笑)。