2月の最終週に、ういろうとポー(セキセイインコ)の雛がうまれた。
3月、小中学校卒業式の日に震災。
その4日後に本島で合格発表。
その頃海が時化て、島に戻れず。戻った日に雛を親から引き継ぐ。
日本は通常の体制ではないけれど、
それでも時間は正確に確実に流れる。
春休みも残り少なくなった日に子どもと夕日を見た。
まだ挿し餌は続けているけれど、ここ数日でかなり飛べるようになった、
向かって右のソラは健康優良児。
左側のカイは引き継いだ時から体も小さく脚も内側に曲がっている。
羽もなんだかボロボロでまだ飛べない、それでも彼なりに大きくなった。
・・・いつの日かきっと飛べる・・・ってお母さんは信じてるよ。
雛たちが巣立ちを迎えようとしている今
娘も本島での生活へと出発した。
上の子たちもそれぞれの場所へと戻っていった。
夫婦2人の洗濯物の量の少なさに初めて実感の湧いた今日だった。